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[No.1640]

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「ワシントコポスト」2016年09月29日[No.1640]号

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連鎖を断ち切る

 電化製品が故障すると、他の物も立て続けに故障するという話を聞いたことがありますが、私にも同様のことが起きました。
 まず、ノートパソコンが突然動かなくなりました。その時は8年以上使っていたし、仕方ないとあきらめました。
 次に照明器具です。私の部屋は、ひもを引っ張って電気をつけたり消したりします。ある日、電気を消そうとひもを引っ張ったら、ひもが戻らず電気も消えません。ひもの状態を確認しましたが、自分では直せそうにもなく、これもあきらめました。
 その後も掃除機のバッテリーが切れて使えなくなったり、目覚まし時計が止まって電池を替えても動かなかったり、財布のボタンが壊れて留められなくなったりすることが立て続けに起きました。
 そんな中、洗濯機の脱水もできなくなりました。またか〜、とあきらめかけましたが、あまりに続いているこの連鎖を断ち切るべく、自分で修理してみよう! と思いました。
 インターネットで調べたところ、私と同じ機種で、脱水だけできなかった状態を直したという記事を見つけました。その記事に修理の手順が細かく書かれていたので、洗濯機をひっくり返し、脱水のモーター部分のベルトを締め直すという作業をしてみました。家にある道具だけで事足りたこともラッキーでした。脱水機を回してみると、見事復活! その後も問題なく動いています。
 半年間も続いた物が壊れる連鎖も、ここで断ち切ることができたのか、その後は身の回りの物が壊れることもなくなりました。

(うるま市 にわか修理屋)

(編コメ)流れを変えようと自ら直したにわか修理屋さんはすごい! でも、家電の修理って素人では危険なこともあるでしょうから、取り扱いには十分気をつけてくださいね。

雨傘事件

 あまりにもワジワジーする出来事があったので、メールではなくハガキで投稿します(笑)。
 雨が激しく降っていた8月下旬のことです。小児科へ薬をもらいに行こうと、国際通り近くを歩いていました。すると突然一人の女性が、私の前を歩いていた子どもに近づき、その子が持っていた傘に腰をかがめて入り込んだと思いきや、その傘を奪い取り、子どもの肩を抱いて歩き始めようとしました。突然のことに驚いたその子は、されるがままとなってしまい、土砂降りだったため体の半分がぬれていました。
 それを見た私は怒り爆発! 英語で怒鳴りつけました。その女性はアジア系の観光客。3人グループでしたが、傘を1本しか持っておらず、1人あぶれてしまったため、子どもの傘に入り込もうとしたようです。
 こういう行為を見ると「おもてなし」の気持ちもなくなっちゃいますね。ワジワジー!

(那覇市 ワジワジ)

(編コメ)国際間の認識、文化の違いといえど、理解できない外国人観光客の行動が目に入るようになりましたね。大雨で大変だとしても、人の物を許可なく使って、子どもを雨にぬれさせるなんて、よくないことだと思います。

映画の後に

 先日、仕事で嫌なことがありました。そのまま家に帰るのは嫌だったので、一人で映画館へ行きました。
 映画を見終わり、ふと横にいる人を見ると、学生時代にとあることがきっかけで疎遠になった友だちでした。お互い目が合い「あっ!」「久しぶりだね!」とぎこちない会話をし「じゃあね」と言いましたが、その後すぐに勇気を出し「時間ある? お茶しない?」と誘うと「OK!」の返事。学生時代の話をしていたら、お互い誤解していたことが発覚しました。それから会話が一気に弾み、お茶だけでは時間が足りず、飲みに行きました。
 嫌なことがあったおかげで、昔の友達と和解することができました。たまには映画を見るのもいいもんだな〜と思いました。

(那覇市 あんぱん)

(編コメ)一瞬の出会いを見過ごさずに声をかけ、旧交を温めたあんぱんさんはとてもすてきな人だと思いました。楽しい時間は自分で作っていくことが大切ですね。

父娘日和を読んで

 9月1日付の「父娘日和」で、空手をしている照屋さん親子の記事「沖縄の誇り 拳に込めて」を読みました。 2020年開催の東京オリンピック競技種目に空手が追加されることになり、沖縄の空手界も盛り上がっている中、とてもタイムリーな記事だと思いました。
 国際的な視野で、たゆまぬ努力と挑戦を重ねている父と娘の姿に、心から感心しました。今後も空手に関して知識を広めていきたいと思えた記事でした。

(西原町 K・G)

(編コメ)空手が採用されたことで、4年後がますます楽しみですね。県選手の活躍にも期待したいです。

いくつになっても

 8月4日付、「かわいさの期限」を読んで。今、反抗期真っ最中の長男にも、そんな時期があったことを思い出しました。
 長男が10歳、次男が2歳のときです。夜は私の左側に次男、長男と並び、川の字で寝ていました。ある日、長男が私にくっついてきました。それを嫌がった次男に対し、「お兄ちゃんだって、ママとくっつきたいんだよ」と長男。甘えたい気持ちを我慢していたのです。それを素直に伝えてくれたことに対し、まだまだ甘えたいんだなぁと、とてもかわいく思いました。その日は私が真ん中になって眠りましたが、夜中には2人とも私の足元に転がっていったので、結局一人で寝ているような状態でした(笑)。
 そんな長男ももう15歳。普段は自分の部屋にこもっていて、参観日に私が行っても見て見ぬふり。反抗期でイライラする日もありますが、ときどき私と次男が遊んでいるとリビングに現れ、特に話すわけではないのですが、そばでスマホのゲームをしていることがあります。今日はそばにいたい日なんだねぇ、まだまだかわいいさぁと、心の中でにやけている私です。
 6歳になった次男は、今でも普通に「ママ抱っこ」とくっついてきます。反抗期の子どもたちは、うまく感情をコントロールできず、甘えたい気持ちを素直に出せないこともあるかと思いますが、男の子はいくつになっても甘えん坊でかわいいのだと思います。
 結論。素直で単純な男の子のかわいさに期限はありません♡

(沖縄市 みかんママ)

ヒゲがはえても

 匿名希望さんの「かわいさの期限」を読みました。私にも10歳の息子がいるので、とても同感しました。反抗期に差し掛かって生意気になってきたけど、家では「ぎゅー」を求めて甘えてきます。とてもかわいいです。
 ある日、夫の実家で「わが子ってかわいいですね」と言うと、しゅうとから「そうだね。ヒゲがはえてもかわいいよ」という返事が。私たち夫婦は40代後半。夫はもうすぐ50歳です。いとしいわが子のかわいさに「期限」なんてないのでしょうね。
 それから皆さんに提案です。お母さんのことが好きな子に「マザコン」なんていうの、なしにしませんか…。私は子どもが母親を好きなことは当たり前だし、いいことだと思います。

(那覇市 ひびまま)

(編コメ)母親が子どもをいとしく感じる気持ちに期限はないと思いますが、反抗期は内心こたえますよね。こういうエピソードは、そんな時期を乗り越える元気の源になるなぁと感じました。また「マザコン」という言葉、皆さんはどう思いますか?ご意見・ご感想をお待ちしています。

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