「ワシントコポスト」2016年09月22日[No.1639]号
本州にいた頃は月下美人を育てるため、雪が降る日は重い鉢を家の中に引き込み、春から夏にかけてはよく日が当たる場所に鉢を出し、長雨を避け、肥料を切らさないようにしていました。そうやって手をかけても、夏の夜に咲く花は一晩に2つか3つ。それでも満足して、うっとりと眺めていたものです。
10年前、沖縄に引っ越してきたとき、お隣さんから月下美人の葉を数枚いただいたので、パーゴラの横に挿して育てました。すると、3年後には2㍍の高さにまで育ち、一晩で34もの花をつけた日がありました。その咲きっぷりを撮影し、本州の友人たちに写真を送って自慢しました(笑)。
しかしその数年後、大きな台風がきて植物がめちゃくちゃに。残った元気な葉を選んで、玄関前に挿しておいたところ、また昨年から花をつけ、今年の夏は一晩で12もの花が咲いた日もありました。
やっぱり亜熱帯の花なのですね。また30以上の花がつくまで育てて、こちらでできた友人と花を見ながら手作りの梅酒で乾杯しようと思います。
(宜野座村 豆名月)
(編コメ)亜熱帯植物の力強さを見る思いです。月下美人は写真や映像でしか見たことがない、憧れの花の一つです。今度写真も送ってもらえたらうれしいです。
歯の掃除のため、年に1回は歯科を利用する私。最近、引っ越したので家から一番近い医院に通うことにしました。
その歯科は、白を基調とした空間で清潔感があり、スタッフの人たちの対応もとても丁寧。これまで通っていたところに不満を抱いたことはないのですが、まさか歯科に行って、ほっとひと息つける時間が過ごせるなんて驚きでした。
虫歯にならないように気をつけないといけないけど、また歯科に行くのが楽しみという、矛盾した気持ちを抱えるようになりました(笑)。
(沖縄市 みどりのつぼみ)
(編コメ)気持ちよく通える歯科に出合えてよかったですね。歯科を転々としている、いわゆる„歯科難民“なのでうらやましいです〜。
残業が続いてかなり疲れていたある日、たまたま定時に帰ることができました。アパートに着いて部屋の鍵を開けようとしたのですが、何度やっても開きません。初めてのことにプチパニックになってしまいました。夫は夜勤で連絡が取れず、不動産会社に電話をかけたのですが、営業時間外でした。
数分間、オロオロして、遠い距離にある実家に行くか、車で寝泊りしようと思い、駐車場へ戻ろうとしたとき、最上階にいるはずの私の横に、上へと続く階段があることに気がつきました。
一つ下の階にある部屋を開けようとしていたのです。その部屋の住人は留守だったので、後日会ったときに簡単に事情を説明して謝りました。それ以来、鍵を開けるときは部屋の番号を必ずチェックしています。
(中城村 アイスティー)
(編コメ)疲れていると、いつもならしないようなミスをすることがありますね。カップ焼きそばを作っていたとき、お湯とソースを同時に入れてしまったことがあります。煮たら食べられたのでよかったです。
いつも「イカすベイビー」の赤ちゃんたちに癒やされています。一人ひとりの顔を見ていると、私の孫たちもこんなだったなぁ〜と思い、ついニヤニヤしてしまいます。
以前、赤ちゃんたちの性別に関する投稿がありましたが、私は「男の子」か「女の子」か分かるようにしなくてもいいんじゃないかなと思います。その必要を感じないくらい、みんなかわいいです。性別にとらわれることなく、その子らしく伸び伸びと育ってほしいと思います。
(那覇市 シラさん)
(編コメ)赤ちゃんのかわいさは万国共通ですけど、みんなちゃんと個性が出てますよね。ご意見ありがとうございます。
先日、タレントのIMALUちゃんが、2世タレントの苦悩を話していました。IMALUちゃんのお父さんは明石家さんまさん、お母さんは大竹しのぶさんです。
私はデビューしたときから好感を持っていたので、テレビに出るときは必ずチェックしてみていました。しかし、その裏で厳しい意見を受けていたと知り、ビックリしました。心の弱い私ならIMALUちゃんのように絶対頑張れないと思いました。自分のことだったら、娘のことだったらと思うと、テレビを見ながら泣いてしまいました。
心の強いIMALUちゃんが私は大好きです。こういう意見、ファンもたくさんいるということを知ってほしいと思いました。これからも頑張って!
(那覇市 のんたん)
(編コメ)華やかな世界で活躍している人はその分、一般人にはないような苦労やストレスも多く抱えているように感じます。IMALUさんの今後の活躍も楽しみですね。
8月4日付、nmさんの「一周忌」を読んで投稿しました。お父さんとの関係が良好でなかったから後悔の念にさいなまれているのだと思いますが、関係が良かったとしても「ああすればよかった、こうすればよかった」と考えてしまうような気がします。大切な人を失ったことに変わりはないのだと思います。
50歳を過ぎた私も、nmさんと同じように悩みました。だからこそ今、明るく前向きに楽しく生きようと日々過ごしています。お父さんの分まで、今を大切に生きてください。
(匿名希望)
私は幼い頃、両親からさまざまな虐待を受けました。父親からは性的・身体的虐待、母親からは精神的・身体的虐待です。毎日が地獄でした。
今はこんな私のことを心から愛し、支えてくれる夫と出会うことができ、とても幸せです。でも、結婚したばかりの頃は「親と仲良くしなければ」という世間のしがらみに惑わされ、会うことで体調を崩しても、定期的に親に会うようにしていました。
ある日、夫に「会いたくないなら、会わなくてもいいよね」と話したら「そうだよ。体調を崩してまで会わなくてもいい」と言われ、会うのをやめました。それから、日々の体調もよくなり、笑うことが増え、昨年末には完全に縁を切りました。今は着信もメールも拒否。電話帳にも両親の連絡先は載っていないし、老後の面倒も見ません。
「親なんだから」と思われる人もいるかもしれませんが、自分たちの欲望のために子どもを虐げるような人たちと関わらなければいけませんか? と聞きたいです。
私は夫のおかげで、自分が生まれたことに感謝できるようになりました。両親に対し、憎しみも怒りも恨みもありません。ただあるのは「無感情、無関心」。
nmさんへ。お母さまを大切になさってください。お母さまを尊敬できると言えることは、とてもすばらしいと思います。
親から受けた仕打ちに苦しんでいる人へ。今、自分の目の前にいる人々を大切にしてください。あなたは強い! 絶対に大丈夫!
(那覇市 ぽんすけ)
(編コメ)昨年お父さんを亡くしたnmさんの投稿に対し、メッセージが寄せられました。自分の子どもを虐げ、心身を傷付ける人に対し、強い怒りと悲しみをおぼえます。2人の優しく、温かい言葉が同様に苦しんでいる人へ届きますように。ぽんすけさんが幸せに過ごされていることを心からうれしく思います。投稿ありがとうございました。