沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。週刊レキオ



[No.1629]

　家のひさしには、高さ40センチくらいあるシーサーが、大きな口を開けてど〜んと座っています。その口の中に、小鳥が2年続けて卵を産みました。たぶん同じ小鳥だと思います。昨年、初めて見た時はびっくりしましたが、一年に一度の出産場所にしてくれていることがとてもうれしく、しっかり巣立ってくれるよう祈るばかりです。
　朝早くから夕方まで、くわえたえさを何度も何度もひなに与えている光景は、何とも言えないほど感動的です。来年また姿を現したとき、どこかのテレビ局に撮影していただけたら、皆さんにも感動を実感してもらえるのでしょうね。
　ちなみに小鳥はメジロくらいの大きさで、目の周りは白く、背中のあたりは黒、おなかはグレーです。

（那覇市　ハッピーシーサー）

（編コメ）鳥に詳しい人に聞いたところ「シジュウカラかも」と話していました。ひなたちの写真はありませんか？　レキオでぜひ取材したいと思います。また姿を見せたらぜひ教えてください。

　5月は妻の誕生日と結婚記念日があります。妻には事前に欲しいものを聞いていたので、あらかじめプレゼントを準備していましたが、４歳の息子も「お母さんに何かプレゼントしたい」と言い出しました。
　2人で誕生日カードを書いて贈ることに決まり、誕生日の前日の夜、夕ご飯を早々に済ませ、妻には適当な言い訳をし、男2人で買い物に出掛けました。
　お店で妻が好きそうなイラスト付きの誕生日カードを見つけましたが、息子は大きなケーキが描いてあるカードじゃないと、誕生日にあげる意味がないと言って譲りません。
　結局、それぞれ別々のカードを贈ることにしました。2枚のカードを息子に渡し、レジに向かおうとすると、息子がひと言。
　「父ちゃん、自分で買うものは自分で持たないとダメなんだよ」。
　さらに精算後、レジの横にも小さなカードがあり、こっちでもよかったな〜と言うと、またまた息子がひと言。
　「父ちゃん、もう買ったでしょ。なんで買わないのに見てるの？　母ちゃんが待ってるから、早く帰るよ」。父ちゃんタジタジでした。
　帰りの車中で「どこに行ってたの？何を持っているの？」と妻に必ず聞かれると思い、何を聞かれても、内緒、秘密と言おう、と2人で練習していました。
　帰宅すると、やはり妻にどこに行っていたのかと質問されました。息子はにこにこ笑いながら「秘密で〜す」と頑張って答えていましたが、その後、「明日ね、父ちゃんと早起きして手紙を書くんだよ。そして、起きてきた母ちゃんに渡すんだよ」と言ったのです！　息子に手紙を書いて渡すことも内緒にしようというのを忘れていました…。
　誕生日前はもうハプニングの連続でした。でも無事にカードを渡せたし、何より息子の成長を感じられたとてもいい記念日になりました。

（宜野湾市　りゅうすけ）

（編コメ）プレゼント作戦はネタバレしちゃったけど、しっかりした息子さんですね。お母さんはさぞうれしかったことでしょう。

　2015年4月23日に投稿させていただいた「療養生活の中で」のチューリップです。
　あれから、日々の生活の中で何かしら感謝することを見つけ、「元気になっている自分」「すてきに働いている自分」を想像しながら治療・療養を続けたかいあって、体調もだいぶよくなり、就職も決まりました。今は仕事と家事を体調に合わせてやっています。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
　元気に働くことができて、仕事の楽しさを日々実感しています。もっと働きたいという欲もありますが、持病があるので無理はできません。葛藤があり、ついつい他人と比べてしまい、自分の魅力ってなんだろう、自分にできることってなんだろうと考えてしまいますが、こんな自分もまた良しとしよう、と希望を持つようにしています。現在、何かの病気で療養生活を余儀なくされ、つらい時間を過ごしている人もいるかと思います。そういう人が、適切な治療を受け、1日も早く元気になることを願うばかりです。

（宜野湾市　チューリップ）

（編コメ）お久しぶりです。働けるくらい体調よくなったのですね。療養中、さまざまな苦労もあったかと思いますが、投稿いただけてうれしく思います。これからも体を大事に、楽しく過ごしてくださいね。

　6月9日付、猫ストレスさんの「ご近所トラブル」を読んで投稿します。　私も一軒家に住んでいます。うちの敷地には野良猫ではなく、近所の飼い猫がトイレをしにやってきます。わが家も家の中で猫を飼っていますが、外に出したことはありません。
　近所のその猫は、何度追い払ってもやってきます。プランターの土を掘り起こされたり、鉢を割られたり、散々な目に遭っています。
　猫ストレスさん同様、これまでいろいろ試しましたが、状況は変わっていません。
　飼い主さんと面識があるので、、「家の中で飼うことはできませんか？」とそれとなく話してみると、「うちがやった証拠はあるのか？　似たような猫はいるんじゃないの？」と耳を疑うような言葉が返ってきて、あっ気に取られてしまい、何も言い返せませんでした。その人とは今でもぎくしゃくした関係が続いています。
　猫ストレスさんも相手と話し合ってみてはいかがでしょうか。「エサを外に置くと、不衛生だしよくないですよ」とか…。一日も早くこの問題が解決され、ストレスのない日々が過ごせるよう祈っています。

（宜野湾市　四つ葉のクローバー）

　猫のふん尿被害で悩んでいるという猫ストレスさんの投稿を読んで、少しでも参考になればと思ってファックスしました。
　私も引っ越して間もない頃、近所の飼い猫のふん被害でいろいろと苦労しました。猫は砂の上や、草（芝生）の上でふんをよくするので、まず庭に砂利を敷き詰め、コンクリートにしました。芝生のある家は憧れでしたが、背に腹は代えられませんでした。
　でもそのおかげで、今はまったくふんの被害はありません。庭には小さな花壇スペースを作ったので、花や野菜を育てて楽しんでいます。

（うるま市　はるもち）

（編コメ）四つ葉のクローバーさんのように直接話しかけるのは、私ならかなりの勇気がいりそうです…。庭を作り替えたはるもちさんの対処法。まさに目からうろこでした。保健所や市役所に連絡しては、という匿名の投稿もありました。早期解決を願うばかりです。

　わが家の末っ子のブームは、選挙のウグイス嬢のまねをすることです。
　選挙カーは、じいちゃんが肥料袋を載せている一輪車。末っ子は自分が乗った一輪車をお姉ちゃんに押してもらいながら「かわいらしい5000円、ありがとうございます！　お手を振っての5000円、ありがとうございます！　○○（自分の名前）をよろしくお願いいたします！　皆さん、5000円ください！」と連呼しています。
　そのおかげでしょうか。近所のおばちゃんから5000円…ではなく、ウサンデーしたあとのまんじゅうやバナナをもらって喜んでいました。選挙運動のご褒美は、みんなでおいしくいただきました〜。

（宜野湾市　どろんこハーリー）

（編コメ）5000円＝ご声援。50円でもいいならすぐあげちゃうかも（笑）。お姉ちゃんも選挙のお手伝い、おつかれさまでした。