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[No.1627]

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「ワシントコポスト」2016年06月30日[No.1627]号

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好きなものは好き

 6月2日付、ピカピカさんの「茶色の筆箱」を読んで。
 娘さんの茶色のランドセルや筆箱について、男児から文句を言われたとのこと。気にしていないようでしたら安心しました。周りの目を気にせず、好きなものは好き! と言える素晴らしいお子さんなんだな、と感心しました。
 ピカピカさんは子どもが自分らしくいられるよう、周囲の意識が変わってほしいとおっしゃっていましたが、昔に比べて性別による偏見はなくなってきていると思います。最近は女の子用の黒いランドセルがあるし、女性の服を男の人が着ることもありますね。
 私が小学生だった30年前、絵の具バッグは、男の子は青、女の子は赤と決まっていました。でも、私の親友の女の子は、迷わず青を選びました。女の子で青い絵の具バッグを持っているのは全学年で彼女だけです。周りからじろじろ見られたり、からかわれたりしていたけど、当の本人は「だって青が好きなんだもん」と平然と答えていました。今では彼女も2児の母。その子どもたちもたくましく育っています。
 ピカピカさんは娘さんを心から大事に思っているんですね。娘さんも周りに流されず、たくましく育っていくと思います! 応援しています♪

(那覇市 いとまま)

(編コメ)ピカピカさんのように、子どもの一番の味方となって、その子が自分らしく過ごせるような環境を作っていきたいですね。

「くん」と「ちゃん」

 いつもレキオを楽しみにしています。「イカすベイビー」で、一つ要望があります。この年齢になると、掲載されている赤ちゃんたちの名前と顔を見ても、男の子か女の子か分からないことがよくあります。例えば「涼」という名前でも「涼ちゃん? 涼くん?」という感じです。
 コメントを読んでどちらか分かることもありますが、できれば男の子は「くん」にしてもらえるといいなと思いました。

(那覇市 カメーカメーオバー)

(編コメ)未就学児は基本、「ちゃん」で統一しているんです〜。性別のこと、会議で話し合ってみます。

おばーとまちぐゎー

 最近の那覇は、若い人や外国人の旅行者をよく見かけますね。おばーたちは、手用(ティーヨー)、足用(ヒサヨー)して、ジェスチャーを交えながら商いをしています。「さっきアメリカのお姉さんが買って行きよったさー。台湾の人はまけてちょうだいって言うよー。こっちが、何? 分からん、分からんって言い続けたら、もうその値段でいいって払っていったよー。本当は分かっていたさー。“デイカウント”ていうさーねー」
 おばーのほうが一枚上手なのだ! でも、おばーはこんなことも言っています。「今の那覇は立ち飲み屋が増えて、酔っ払いが昼からいるから好かんさー。あっちこっちで寝ていてみっともない! 外国の人が見たら恥ずかしいね。島んちゅは昔はこんな飲み方しなかった」。おばーの最近の心配事のようです。
 私もこのまちぐゎーのファンで、良い方向に変わっていくことはとてもうれしいです。でも飲み屋が増えるのはちょっと残念だと思います。

(那覇市 ねこまま)

(編コメ)確かに立ち飲み、立ち食いができる店が増えましたね。昼から飲んでも、羽目を外しすぎないように気をつけてほしいですね〜。

4人の息子

 3月に4男が誕生し、息子4人となったわが家。出かけたとき、男の子だけ連れて歩いているお母さんを見かけると、「うちも男だけです。お互いに頑張りましょうね!」と言っています。女の子ばかり連れているお母さんには「にぎやかで、華やかでいいね〜」と話しかけています。
 男の子4人の子育ては、まさに体力勝負です! 反抗期や思春期について考えると、ちょっと不安になりますけど、大人になっても仲良く助け合えるような兄弟になってほしいです。

(沖縄市 3男は最強)

(編コメ)おいっ子3人と丸1日遊んだら、ひどい筋肉痛に襲われました(笑)。いくつになっても仲良しでいてくれたら親冥利(みょうり)に尽きますね。

姉妹仲良く

 今、第3子を妊娠中です。妊娠する前から、4歳の長女は「さんたさん。クリスマスはひげの生えてない、男の子がほしいです」とか「お菓子とか何にもいらないから、男の子の赤ちゃんがほしい!」と言っていました。すると偶然にも、クリスマスに妊娠が分かり、私と夫は「子どもって妊娠に敏感だから、長女がいうように男の子かもね!」と期待。長女にすてきな報告ができました。
 その日から長女は、赤ちゃんの名前を自分で考えて「○○くーん!」とおなかに呼び掛けるように。私と夫も男の子と信じ、おなかに話しかけていました。
 ところが、病院へ健診に行ったとき、お医者さんから「女の子だね」というまさかの発言。
 私は「先生、きちんと確認してください!」と、再度エコーで確認してもらったのですが、やはり女の子でした。男の子だと思っていた私はびっくり。家に帰り、長女におなかの赤ちゃんが女の子だと報告すると、大泣きしてしまいました。
 「赤ちゃんいらない! 妹はいじわるだから、いやだ!」。どうやら、1歳の妹に毎日おもちゃを取られているので、男の子がいいとのこと。
 あいやなぁ。姉妹げんかは、危険がないか見守りながら勝手にさせていたけど、姉として我慢しなければならなかったのが嫌だったみたいです。これからは、姉妹仲良く遊べるよう、なるべくけんかの仲裁に入ろうと思います。
 男の子だと思って買いそろえた洋服は、次回に使いたいと思います。

(豊見城市 三姉妹ママ)

(編コメ)次女ちゃんはまだ小さいし、今は長女ちゃんの気持ちをしっかりと受け止めてあげてくださいね。出産報告楽しみにしています。

大迷惑

 夜勤を終え、車で帰宅している時にギョッとする光景に遭遇しました。夜11時を過ぎているにも関わらず、ライトをつけずに走っている車があったのです。とにかく驚きました。なぜ、ライトをつけずに走るのか。車の色は赤で、夜は歩行者や別の車から見えにくい色だと思います。この車に気付かず、どこかから別の車が飛び出してきたら?
 歩行者が道を渡りだしたら? 周囲は大迷惑です。こんな運転、やめてほしいです。

(読谷村 葛☆餅)

(編コメ)もしやつけ忘れ? 視界が悪いのによく走れますね…。

天国のコロ

 天国へ行った愛犬コロ。12年生きて、人間だったら100歳でした。よく吠える犬でした。コロは夫の帰宅時間が近づくとそわそわし始めて、いつも走って玄関へ行っていました。まるで人間の子どものようです。私が夫とおしゃべりしていたら、かまってほしいとよくアピールしてきました。
 子どもたちも、コロに癒やされていました。息子2人は県外にいるのですが、コロは久しぶりに帰郷した息子たちを見ると、しっぽを振って喜んでいました。子どもたちに亡くなったことをメールで知らせると、とても悲しんでいました。
 亡くなる3カ月ほど前から、散歩中に何度も倒れることがありました。ある日を境に、食事を取れなくなり、水も飲めなくなってしまいました。でも、肉を少し食べてくれたときがあって、もう大丈夫だろうと安心していたら、翌日様子がおかしくなり、涙を流し始め、それから30分後にコロは亡くなりました。私は「コロさん、ありがとう。天国でゆっくり休んでね。いつまでも忘れないよ」と泣きながら話しかけました。夫と2人、とてもつらい1週間を過ごしました。最近はコロの写真を前にして、夫と毎日思い出話をしています。

(金武町 オレンジおばあさん)

(編コメ)家族全員にずっと愛されて、コロはとっても幸せだと思います。ご冥福をお祈りいたします。

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