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[No.1625]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2016年06月16日[No.1625]号

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通帳の整理

 自宅の引き出しから、某銀行の支店違いの通帳が数冊見つかりました。見ると、中には300円しか預けていないところもありました。手続きが面倒で放置していましたが、このままではいけない! と思い、お金を一つの口座にまとめるため、銀行へ行きました。
 ATMにキャッシュカードを入れましたが、暗証番号の入力を何度も間違えてしまい、窓口へ。とても混んでいたので、また次回にしようか…と思いましたが、気持ちを立て直し、雑誌を読みながら待つことにしました。
 結局、持ってきた印鑑が銀行印ではなかったため、やり直すことに。2日間かけてやっと手続きを終え、1冊の通帳にまとめることができました。使っていなかった口座のお金は、なんと総額12000円もありました!
 皆さんも使わずに眠った状態にしている口座の通帳ありませんか? 早めに整理したほうがいいですよ。

(豊見城市 1円玉のたびがらす)

(編コメ)私も昨年、学生時代に作って使っていなかった口座を解約しました。休眠口座になる前に忘れている口座がないかきちんとチェックするべきですね。

快適な家づくり

 幼稚園に通う長男の家庭訪問が4月にありました。そのためにわが家では、年末かというくらい、夫と一緒に掃除を頑張りました。
 家庭訪問当日は、片付けられなかった物を隣の部屋に隠していることを長男が先生にバラすというハプニングはありましたが、きれいになった部屋で先生をお迎えし、無事に済ませることができました。
 物がどんどん増え続けて、収納スペースが足りないわが家。今年の夏には子どもがもう1人増える予定もあり、今回をきっかけに思い切って断捨離をしよう! と夫婦で決意しました。
 いざ片付け始めると、5年くらい使っていない物、あることすら忘れていた物がどんどん出てきました。たくさんの雑誌や本、洋服、家具などをリサイクルショップにも持って行きました。家の中が目に見えて片付いていったのでとても喜んでいたのですが、なぜかもうひと息、というところで作業が止まっています。
 赤ちゃんを迎える前にまた目標を定め、快適な家作りをしていきたいと思います。

(沖縄市 H・N)

(編コメ)まずは赤ちゃんと過ごす部屋から、片付けてみてはいかがでしょう。とはいえ、体に負担をかけ過ぎないように、ゆっくりペースで進めてくださいね。

天然な父

 私は父が大好きです。先日、父が「手のひらが痛い」と言うので理由を聞くと、サボテンが握手を求めてきたので、それに応じたのだそうです。お酒も入っていたので、天然な性格に輪をかけておかしな行動をしてしまったようです。「サボテンが握手してほしそうだったわけよー」、と真面目に話す父に爆笑。それを「ばかじゃないの?!」と冷たく突っ込む母にまた爆笑しました。
 私の結婚式では、夫が私の手を取ろうとする時、父がなかなか手を離してくれないので、私が無理やり手を引き剥がし、父は私たちの後ろを付いてこようとして、母に叱られながら連れていかれ、列席者の爆笑を誘う…ということもありました。
 父のそんな爆笑事件は数えきれないほどあります。狙ってしているわけではなく、本人はいたって真面目。父がいると笑いが絶えません。今は結婚して遠くに住んでいますが、実家に帰った時にまたどんな珍事件が聞けるのか楽しみでなりません。父の日にはおいしい物を持って会いに行くからねぇ。

(本部町 なみっこ)

(編コメ)なんてかわいらしい! お父さんのファンになってしまいました(笑)。面白いエピソード、これからもぜひ送ってくださいね。

初仕事

 最近パート先に、高校を卒業したばかりの男の子が入ってきました。おばちゃんの多い職場で仕事を覚えるのは大変そうですが、それよりも「朝ごはんちゃんと食べた?」「弁当持ってきたね〜?」「バスで通っているの?えらいね」などなど、おばちゃんたちの質問を受け答えしながら、仕事を進めなければならないことのほうが大変そうです(笑)。
 みんな、母親のような気持ちで見守っているのです。その男の子のお母さん、初めての仕事で心配しているようですけど、大丈夫ですよ〜、安心してくださいと言いたいな〜と思うおばさんでした。

(与那原町 ゆったり〜)

(編コメ)アットホームないい職場ですね。私も「彼女いる? どんな子ね?」と話しかけてしまいそう。

おばーと妹へ

 おばーと妹が亡くなって10年が経ちます。
 あの頃は現実を受け入れられなくて、2人はいつか帰ってくるんじゃないかと思っていました。夢にも出てきてくれないので、どうしようもない私に対して、怒っているのかなと思います。夢の中で怒られたら嫌だけど。
 おばーの家へ行くたびに、おしゃべりをしながら黒糖を食べて、さんぴん茶を飲んで、昔話を聞くのが楽しかったです。
 妹には素直に謝りたいです。姉らしいことができなくて、ほんと悪かったね。2人はもう帰ってこないんだと思うと、今でも涙が出そうになるけど、私はここでもう少し頑張るから見守っていてね。
 いつか私が天国へ行けたら、おばーと妹とおしゃべりしたいな。いつも思っているよ。

(浦添市 はなちゃん)

(編コメ)大切な人を亡くした悲しみや心の痛みは、何年経ってもよみがえるものだと思います。はなちゃんさんの思いは、2人にきっと届いていますよ。

母の日

 母の日になると、学校で作ったプレゼントやメッセージカードなどを持ってきてくれる子どもたち。いろいろと趣向が凝らされていて、毎年ひそかに楽しみにしています。準備してくださっている先生方に感謝です。
 小学校に入学した息子は学校から帰ってきた途端、何かを机の中に隠しながら「ママ、あのさ、今は言えないんだけどさ、日曜日にいいことがあるはずだから期待しててね!」と、かわいい予告までしてくれました。
 そして母の日当日。6時前に「ママ、ママ…」と息子に起こされ、メッセージカードをプレゼントされました。まだひらがなも習っていないはずなのに、一生懸命メッセージが書かれていて「うれしい! ありがとう! ママ幸せ」と息子を抱きしめると、隣で寝ていた保育園児も突然むくっと起き上がり、「そうだった。そうだった」と言いながらかばんの中をごそごそ。 寝癖わしゃわしゃの爆発頭でニッコリ笑いながら、手作りマグネットをプレゼントしてくれました。
 予想していた展開ですが、やっぱりうれしくて、朝からご機嫌な1日でした。毎日怒ってばかりいるのに、子どもたちよ、ありがとう! 君たちがカードに書いてくれたように、すてきな笑顔でいられるように頑張るよ〜!

(北谷町 笑顔でいたいママ)

(編コメ)早く渡したくてたまらなかったのでしょうね。笑顔でいたいママさんは、よく怒っていても、子どもたちの前で笑顔もよく見せているのではないかなと思いました。笑顔を心がけて、叱るときは叱って、メリハリをつけてできるといいですね。

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