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[No.1623]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2016年06月02日[No.1623]号

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理想のスタイル

 若い頃は、どんなに寒くてもスタイルをよく見せたくて薄着で出掛け、風邪を引くことがたびたびありました。とはいえ、あの頃は治るのも早かった。体を痛めつけ、不摂生な生活をしても、体はすぐに元通りでした。  今はそうはいきません。体の痛みを改善するために「これがいいよ」と聞けば、何でもやっています! 整体に通ったり、体に電流を流してもらったり、なりふり構わずあがいています。そのかいあって、痛みもだいぶ緩和されました。
 そんな生活の中で、柔軟な体作りが老いに立ち向かう手段なのでは?と思い、ヨガ教室に通い始めました。しかし、体はイメージ通りに動きません。カチカチに凝り固まった体は、不格好な動きになるので、我ながら思わず失笑してしまいました。それでも健康のため、コツコツと続けていこうと思っています。1年後には柔軟で若々しいスタイルを…と想像し、にんまりしている私です。

(沖縄市 HO)

(編コメ)ヨガを3年ほど続けている友人がいますが、姿勢もスタイルも見とれるほど美しく、うらやましく思っていた矢先でした(笑)。これからもぜひ続けてくださいね。

ゴーヤー弁当

 4月14日付、あかりさんの「日傘と比嘉さん」を読んで。
 私は弁当店の店員です。つい先日、パタパタと慌ただしい時間帯に「ゴーヤー頼んでいたのですが…」と、50代くらいの女性が来店しました。電話注文をしていたようで、私はすぐに後ろを振り返り、厨房に向かって「ゴヤさまがお見えでーす」と言いました。すると厨房から「何の注文かねー。名前ないよー」と返事が。私が「お客さま、ご注文の品をお伺い…」と言いかけると、「ゴーヤーを頼んだ大城です!」とお怒りモードのお客さま。よく見ると、大きく名前を書かれたゴーヤー弁当がちゃんとそこにあるではないですか。
 何事も、聞き間違いや早とちりはミスのもとですね。

(那覇市 からし菜子)

(編コメ)気が急いていると、言葉をちゃんと聞き取れないことってありますよね。聞き間違いや早とちりが笑顔を生むこともありますから、気にせずにいきましょう♪

天井からトラウマ

 4月28日付、ヤールー子さんの「ヤールーと季節」を読んで。私のトラウマ事件を報告します。
 私が幼い頃は、水洗トイレではなく、家の外にトイレがある時代でした(年代バレバレですね)。 ただでさえ、夜トイレに行くのがとても怖かったのに、忘れられない出来事が起きました。用を足していると、天井からぽっとん、と何かが落ちてきたのです。見ると、膝の上でモソモソとヤールーが動いていました。口から心臓が飛び出るくらい驚いて、「ギャー!!」と大声で叫びました。母が駆けつけてきて、大泣きしている私に”マブイくみ“をしてくれました。
 それ以来、チビちゃんヤールーを見てもダメ! すぐに涙が出てきてしまいます。私と同じような体験をした方っていませんか? ヤールーは家の守り神だそうですが、このトラウマからは、一生抜け出せそうにもありません。

(浦添市 ももおばさん)

カエルの鳴き声

 ヤールー子さんの投稿を読んで、昔のことを思い出しました。11月頃だったと思います。内地から嫁いできた職場の同僚が、カエルの鳴き声が聞こえたとき、夫に「カエルが鳴いているよね?」と質問したそうです。その会話を聞いた私が「なんで? カエルは年中鳴いているさぁ」と言うと、「カエルは春に鳴くもんだよ。秋には鳴かないよ」と返ってきました。カエルにも鳴く季節があるんだな〜と思いました。 

(南城市 ラジオ大好き)

(編コメ)小学生の頃、ドーベルマンに追いかけられてかまれたことがあります。みなさんの体験談をぜひお寄せください。カエルが春に鳴くなんて、またまた知りませんでした。ほかにもいっぱいいそうですね。

初めての弁護士

 あるトラブルで意味不明な要求をされ、勇気を出して沖縄弁護士会の有料相談を受けました。法的なアドバイスをいろいろといただけて、行って本当によかったです。
 弱みに付け込まれてお金を払っていたり、利用されていたりする人がいましたら、弁護士にぜひ相談してみてください。市町村の無料法律相談や、弁護士費用を支払うのが難しい人向けに「法テラス」という公的機関もあるようです。警察の無料相談窓口もあります。悩んでいる人は勇気を出して、専門家の門を叩いてほしいと思いました。また何をされるか分からないので、住所と氏名は控えます。

(匿名希望)

(編コメ)不当な要求に対処する方法を知るのは、生活する上で大切なことですね。匿名希望さん、お礼の品を差し上げたいので、どうぞ心配せず、編集室までご連絡いただけるとうれしいです。

茶色の筆箱

 小学1年生の娘がいます。模様が入っていない彼女の筆箱を見た男児が「女みたくない」と言ったそうです。わが家では男らしさや女らしさを、女だからピンク、赤。男だから黒や茶色、青というふうに色や服装では判断しません。
 娘は茶色のランドセルを持っています。シックでとてもすてきなランドセルです。男児コーナーに展示されていた物を、娘が自分で選びました。それにも文句を付ける子どもがいます。 他人に迷惑をかけなければ、「好きなものは好きでいい」のではないでしょうか。子どもが自分らしくいられるよう、周囲の意識が変わってほしいです。
 一番大事なことは、他人や自分を認めることだとわが家では教えています。幸いにも娘は、男児から言われた言葉を気にしていないとのこと。これからもしっかりと地に足をつけ、太い根を張ってほしいな。

(那覇市 ピカピカ)

(編コメ)ピカピカさんは普段から娘さんの気持ちをしっかりと受け止めていらっしゃるのでしょうね。子どもの個性を尊重し、他人や自分を認めることの大切さを教えるのは、他人を思いやる心を育む上でも、とても大事なことですね。

衝撃的な光景

 先日、友人お薦めの洗濯槽クリーナーを使って、洗濯槽の掃除をしました。今の洗濯機は2年前に買ったばかり。梅雨前だし、やっとくか〜、という軽い気持ちで、洗濯機を「槽洗浄コース」に設定し、洗濯槽クリーナーを投入。1時間ほど経った頃、何の気なしに洗濯機の中をのぞいてみると、泡立った水に小さな黒いものが大量に浮いていました。衝撃的な光景に「何じゃこりゃー!」と絶叫する私。
 こんな汚い洗濯機を使って「キレイになった♪」と喜んでいたなんて。気付かなかった自分を殴ってやりたいと思いました。その後、標準コースで4回ほど洗濯機を回しましたが、ごみはしつこく浮いてきました。翌日、同じ洗濯槽クリーナーをもう1回使ってみると、やっと水がキレイになり、脱力するほど安心しました。
 新米主婦とはいえ、恥ずかしすぎますね…。普段見えないところも気を付けて掃除しないとダメだな〜と感じた出来事でした。

(浦添市 旦那には内緒)

(編コメ)私も酸素系の洗濯槽クリーナーを初めて使ったときの光景は忘れられません…。キレイになって、気分もすっきりしたのでは♪

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