沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1610]

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「ワシントコポスト」2016年03月03日[No.1610]号

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親不孝娘さんへ

 お父さんは戦地で亡くなられたんですね。女一人で生きていくお母さんは、きっと大変な苦労があったと思いますよ。ましてやあなたたちを育てなくちゃ、と気を張り続けた人生だったと思います。あなたもあの苦労があったから生きている、いいえ、生かされていると思います。
 日々、「楽しい、楽しい」と言えば楽しくなると、ある本に書かれていました。空の上から、いつもあなたのことを見守っていると信じて、前向きに過ごしてください。まだまだ寒いですが、もう少しで春が来ます。持病のぜんそくもよくなるでしょう。笑顔を大切に!

(名護市 みーじゅん)

(編コメ)2月18日付「拝啓 父さん」を読んでの投稿です。前向きな言葉を言ったり笑顔を心掛けていると、気持ちも変わってきますよね。温かいお便りありがとうございます。

子の貧困

 琉球新報の子どもの貧困の記事を読んで疑問に思うことがあります。収入がいくらまでなら貧困なのか、考えてしまいます。
 私たち家族は家を建てました。そのときは夫婦共働きで、安定して返済をしていました。子どもも増え、出費も重なる中、体調を崩してしまい収入は激減。家を手放すまいとどうにかやりくりしていますが、火の車。
 高校受験生ですら、塾には行っていません。お金はどうにかするからと言っていますが、行かずにいます。高校に行くのもどうしようかと考えていたみたいですが、どうにかなるから行けと言っています。さびだらけの自転車、穴だらけの靴。でも、ご飯(米)だけはきちんと食べさせています。冷蔵庫に何もなく、塩ご飯のときもあります。誰も文句は言いません。
 知り合いにひとり親家庭の人がいます。保育料は無料、母子手当てやら何やらたくさん入る、と離婚して喜んでいます。飲みにも出掛けます。外食もよくしています。わが子はそれをうらやましそうに見ています。別の知り合いには生活保護をもらっている人がいます。かわいく着飾ってお出掛けをする姿を見ると、生活保護ってどれだけもらえるの? と思ってしまいます。もちろん、このような人たちはごく一部かもしれません。生活保護費を大切に大切に使っている人もいると思います。
 体調を崩してから、住宅ローンの返済金額などについて相談先に当たりましたが該当しませんでした。医療費控除なども該当しない。医者からは働かない方がいいと言われながら仕事をしていますが、以前のようには働けません。愚痴のようになってしまいますが、貧困と言いながら酒を飲んだり、たばこを吸ったりしている人が多い。その人たちのそのような生活があって、わが子にいろいろと我慢をさせながら、固定資産税をはじめとしたさまざまな税金を払っていると考えると少し悲しくなります。
 琉球新報の「声」の欄に、お金がないなら車をバイクに代えて、駐車場料金やガソリン代を減らしては、との意見がありました。そのように貧困問題を取り上げるならば、お金の使い方も載せてほしいです。
 わが家も周囲からしたら、家があり、ぜいたくな生活をしているように見えると思います。見通しが甘かったと言えば、甘かったと思います。
 貧困問題の記事を読み、投稿せずにはいられませんでした。わが子の「家があることが、一番のぜいたくだよ」の一言に救われ毎日生活しています。

(糸満市 匿名希望)

(編コメ)多くの貧困世帯に支援の手が行き届いていないという現状は確かにあるようです。就学援助なども含め、その制度が認知されていなかったという事実もあります。さまざまな支援の周知をはじめ、匿名希望さんのおっしゃる通り具体的なお金の使い方についても、多くの人が知りたいところでしょう。貴重なご意見ありがとうございます。

施設の対応に変化

以前、施設に入所している寝たきりの祖母がTシャツにおむつ姿の状態で寝かされていると投稿した者です。那覇市のH・Hさん、大変遅くなりましたが、「お腰」にじゅばんはどうか、という貴重なアドバイスをありがとうございました。
 実は、あの後も母が面会に行くと同じようにズボンをはかされていない状態だったそうです。早速、母にお腰の件を話しました。母は施設のスタッフに「お腰ならおむつ交換も楽ですか? 持ってきましょうか?」と問いかけたそうです。そしたらスタッフは驚いた様子で「いえ、大丈夫です」と答え、その後は面会に行くとちゃんとズボンをはかされているそうです。
 H・Hさんのアドバイスをきっかけに、スタッフも気に掛けてくれているようで本当に感謝しています。ありがとうございました。

(宜野湾市 やや子)

(編コメ)12月3日付でややこさんのおばあさんが施設でおむつ姿のまま寝かされているという投稿をいただきました。それに対しH・Hさんから「お腰」にじゅばんなら楽なのでは、との提案がありました。施設の対応が改善されてよかったですね。

見た目が嫌い

 沖縄に来て3年になります。食も気候も合い、楽しく暮らしていますが、どうしても嫌なことがあります。 それはヤモリです!!
 幸い家の中に住み着いているヤモリはいませんが、外壁などで見かけるだけでもゾッとします。ヤモリの声も沖縄に来て初めて知りました。害がないことは分かっていても、あの見た目が嫌いです。
 どなたか家に寄せ付けない方法や、万が一入って来たときの対処法を教えてください。

(那覇市 まる)

(編コメ)沖縄では、家を守ってくれる「家守(やもり)」だといわれたりしますよね。まるさんは家にはいないと思っているかもしれませんが、きっとどこかに潜んでいると思いますよ(笑)。

夢のような時間

「関ジャニ∞大好き」な娘を持つ、ジャニ子です。未知の世界より帰ってきて早1カ月。あれが現実の出来事であったのかと信じられないくらい、娘と2人で夢のような時間を過ごしてきました。
コンサート当日、興奮した娘は夜中3時に起き寝不足のまま大阪ドームへ。チケットに記載されている席を探して進んでいくと、そこはステージ正面の一番前!
 娘は信じられないと大喜び。私は座って見られると大喜び。ですが、開演5分前に照明が落ち、ステージに向かうメンバーの映像が流れた瞬間、スイッチが入っちゃいました。彼らがステージに立った瞬間、立ち上がって手を振る私がいました。
 「関ジャニって本当にいるんだ」と涙ぐむ娘。娘の大好きな大倉くんがステージ前方の端に来たとき、彼のうちわを持った娘に笑顔で手を振ってくれたのです! 夢はかなうんです。夢の実現は小さな一歩から始まるのだと、実感した1日でした。
 やっぱりジャニーズのコンサートはすごかった。歌も踊りもトークも、すべてが輝いていました。皆さんもぜひ一度体験してみてください。またコンサートに行くことを、ここで宣言します!

(糸満市 ジャニ子)

(編コメ)1月21日付で、未知の世界(関ジャニ∞のコンサート)へ行くというジャニ子さんのお便りを掲載しました。幅広い世代に感動を与えてくれるからこそ、アイドルなのですね。輝くステージを存分に楽しんだご様子。うらやましい!

鳥小屋

 板を集めてボロボロの鳥小屋を作ったことがあります。わが家には大きな木があるので、その木の上の方に鳥小屋を設置しました。
 「どんな鳥が来るんだろう?」と楽しみに待っていましたが、一向に鳥が来る様子もなく1年が過ぎました。やはり、鳥も巣を選ぶのかもしれません。中学生のとき技術の成績は3だったと思います。もう少し小屋作りの研究をしたほうが良さそうです。

(沖縄市 さなぎ)

(編コメ)鳥のさえずりで目覚める朝は気持ち良さそうです。鳥が来てくれるような小屋作りのコツや設置場所として良い条件があるのでしょうね。

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