沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1596]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2015年11月19日[No.1596]号

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赤ちゃん置き去り事件

 うるま市で生まれたばかりの赤ちゃんを捨てた少女が少年院へ送られたと、11月5日付の新聞で読みました。
 複雑な心境です。罪は罪です。でも、少女が苦しい思いをして出産したのです。その少女を手助けできなかった大人には責任はないのか? 赤ちゃんの父親には罪はないのか? いろいろ考えました。身近にいる親が気付けなくても、友達、学校の先生、コンビニのおばちゃんなどの地域の目は…。誰も気付かなかったなんてことはないはずです。
 少年院に行くことになってしまった少女は、偉い。新しい命をおなかで育てて、産んだのです。中絶するわけではなく、何も分からない中で陣痛に耐えて、誰かに助けてもらうわけでもなく自分で産んだのです。少女の気持ち、そのときの状況を想像すると涙が出てきます。生まれた赤ちゃんは今後どのように育てられるかは分かりません。
 世の中には、生まれてこられなかった赤ちゃんもいます。流産や死産してしまうことも。そんな子どもたちの分まで、この赤ちゃんには強く育ってほしいと願います。そして、少年院から出てきた少女には赤ちゃんをギューッと抱っこしてもらいたいです。

(糸満市 4児の母)

(編コメ)衝撃的なニュースでしたね。少女は妊娠していることを母親に相談もできず、どうしたらいいのか分からなかったと供述していたとのこと。少女の様子がおかしいと気付く大人が本当にいなかったのだとしたら、悲しいことです。

人生の選択肢

 人はいろいろな場面で選択肢があります。今年の2月、仕事である選択をしなければいけませんでした。少し考えて答えは決まりましたが、やっぱり不安な気持ちは残ったまま。
 そんなとき、お昼2時から4時まで放送しているラジオ沖縄の「チャットステーションL」に弱気な自分の現状をメールしてみました。パーソナリティーの玉城美香さんに背中を押してもらいたかったのです。
 ラジオを通して10年以上も付き合いのあるような美香さんの言葉は、やはり温かく、まさに背中をポンと押してもらえました。これから先、いろいろな試練や困難があっても、自分が持っている「運」を信じて頑張れます! いや、頑張ります!
 ラジオは笑顔の源です♪ パーソナリティーの皆さんも元気と笑顔を絶やさないように、年末に向けてさらに頑張ってください! そして、いつもありがとうございます!

(ともぶん)

(編コメ)ラジオから聴こえてくる言葉や音楽は映像がない分、より心に響くものがあると思います。パーソナリティーとの距離も近く感じます。玉城美香さんからの励ましの言葉は大きな力になりますね。頑張ってください!

靴店の皆さまに大感謝!!

 以前に購入した靴のサイズが、左右違うことに気が付きました。まだ使用はしていなかったのですが、レシートなし、購入店不明、購入時期もこれまた不明…。
 どうしたら良いか分からず、とりあえず県内の靴店に片っ端から電話をすることしか思い付きませんでした。まず1件目、よく利用する店舗へ連絡をして事情を説明。こんなに面倒くさい内容なのに、そこのスタッフは「店舗内、倉庫を確認後折り返し連絡します」とのことでした。これでどうにかなるかも…と思った私は2件目、3件目、4件目と勢いづいて電話をかけまくりました。
 驚いたのは、どのお店もスタッフが親身になって話を聞いてくれたこと。靴の種類や色、靴の特徴などの確認をした後は「調べて折り返します 」と言ってくれました。そして、とうとう「調べてみたら、店舗に残っていました」というお店があったんですっ!!メーカーも分からない私に皆さんが少しずつヒントをくれたおかげで、無事左右の靴がそろいました。
 この奇跡に驚きましたが、何よりもスタッフの皆さまの対応がとても素晴らしいことに驚き、とても感心しました。感謝、感謝の出来事でした。あのとき関わってくださったスタッフの皆さま、いろいろなお客さまが来店されると思いますが、皆さまのような見事な対応でしたらお客さまはきっと喜ぶと思います。どうか、これからもお仕事頑張ってください!!本当にありがとうございました。

(浦添市 鬼ちゃん)

(編コメ)購入店舗なども不明だったということは、プレゼントされた靴だったのでしょうか? それともだいぶ前に購入されたのでしょうか? いずれにしても、お店の方の対応が良いとそれだけでうれしくなります。自分自身の態度について改めて考えるきっかけにもなりますね。

小さな冒険者

 最近、小学1年生の娘が道草を覚えました。学校から帰ってくるたびに„旅の話“をうれしそうに語ります。「今日はお友達と○○まで行って遊んだよ〜」と。もちろん、そんなに遠い場所ではなく友達の家や僕の実家など近所では 僕も子どものころ、自分のテリトリーが広がるのはうれしかった記憶があります。かわいい子には旅をさせろ…とはよく言ったものですが、残念なことに昔と今では時代が違うように思います。多発する変質者の目撃情報。親としては内心とても心配です。
 とはいえ、子ども同士の近所での冒険を禁じてはいけないと思います。大人が子どもの好奇心をつぶしてはいけない。でも、危険な目には遭わせたくない。とても子どもたちが伸び伸びと遊べる時代ではないかもしれませんが、なるべく温かく見守りたいです。そのために何度も何度も、人が目に付く場所を歩くようにしなさいと言い聞かせています。
 こんな心配などいらぬ世の中はいつやってくるのでしょうか。

(北谷町 コンどぅし)

(編コメ)冒険心は子どもの心を豊かにします。ワクワクする気持ちを大切にしてあげたいですよね。子どもとはいろいろな約束事をしなければいけませんが、その前に子どもだけの行動をどこまで許すかも迷うところ。皆さんはどう思いますか?

読書の秋がやってきた

 私にとって秋といえば、どちらかというと今までは「食欲の秋」でした。
今年は「読書の秋」にしてみようと、久しぶりに図書館へ出掛けました。
 まずは一冊借りて読み切った後に、また読みたくなって3冊借りました。今度は本が欲しくなり、好きな芸人さんでもある又吉直樹さんの話題の「火花」を購入しました。読むのが楽しみです。
 忙しい日々の中に読書を取り入れることでストレス発散にもなっています。

(糸満市 チョコ)

(編コメ)10月29日付では「カフェで楽しむ読書の秋」という特集を組みました。いつもと違う環境で本を読むのもよし、家でゆったりと読むのもよし。少しずつでも読書を楽しむ余裕を持ちたいものです。

味方ができた

 いつもワシントコポストを読ませていただいています。母親と娘の関係で悩んでいる方のお便りを読んで私も胸にぐっとくるものがありました。
 これまでずっと苦しい思いをしています。言葉にしても消化できないことが多々あります。難しい問題ではありますが、同じ悩みを持った人がいてくれてなんだか味方ができたような気がします。

(沖縄市 こころっち)

(編コメ)7月〜8月に母娘の関係で悩んでいる人のお便りを掲載しました。いろいろな思いを抱えている人が、このページで少しでも気持ちが楽になるのであればうれしいです。

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