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[No.1595]

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「ワシントコポスト」2015年11月12日[No.1595]号

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スマホ利用の約束事

 中学生になった子どもにスマホを持たせていますが、最初にその利用方法などの約束事をしていませんでした。最近、子どもは遅くまでライン(通信アプリ)やゲームをしたり、友人とのトラブルもあったりしました。反抗期もあって、なかなか私の話を聞こうとしません。使い方の約束をしなかったのが悪かったと反省しています。
 今は、スマホを使っていい時間を決め、家の手伝いをするなど約束事を決めました。皆さんは、子どもの携帯電話使用についてどのような決め事をしていますか?

(那覇市 スマイル)

(編コメ)子どもの場合、スマホの長時間使用は成績に悪影響を及ぼすこともあるようです。大人でもスマホのゲームなどにはまってしまったり、ラインで無駄に時間を費やしたり…。身に覚えのある人は多いと思います。気を付けましょうね。

末吉地域福祉まつり

 10月2日、3日に那覇市末吉老人福祉センターの福祉まつりがありました。私は手芸クラブに入っています。他のクラブに負けじと、毛糸のセーターやカーディガン、帽子などいろいろな手芸品を皆さまに見てもらうためテーブルの上に所狭しと飾りました。また、即売の手芸品もたくさん出しました。大変でしたが楽しかったです。
 職員の皆さま、各クラブの先生はじめ役員の皆さま、本当にお疲れさまでした。これからもよろしくお願い致します。

(那覇市 Y・M)

(編コメ)「末吉地域福祉まつり」情報は、あまくま情報局でも掲載しました。展示販売、舞台発表、保育園児の踊りなど多彩な催しがあったようですね。日ごろの成果を多くの人に見てもらえる機会があると、普段のクラブ活動にも張りが出るのではないでしょうか?

言うべきか?

 専業主婦の私が20年ぶりに働きに出るようになって、仕事と家事に追われイライラする姿を見かねたのか、主人が洗濯を担当してくれるようになりました。
 おかげで、出勤前の貴重な時間を自分の身支度に当てられるようになり随分と楽になりました。ただひとつ困ったことがあります。主人は洗濯機から洗濯物を出して、シワを伸ばさずそのまま干してしまうので、クチャクチャのまま乾いてしまいます。取り込んだ後にアイロンをかけなければならず、手間が増えてしまいました。注意をして洗濯を手伝わなくなったら困るのですが、言うべきか、言わざるべきか悩んでいます。皆さんはどう思いますか?

(那覇市 褒めて伸ばす。)

(編コメ)ペンネーム通り「褒めて伸ばす」作戦はいかがでしょう? まずは「とても助かる! ありがとう」と感謝し、「洗濯上手になってる! 初めのころはクチャクチャだったのに、最近はシワがだんだん減っているよ」などと言ったら、もっときれいな仕上がりにしようと頑張ってくれませんかね〜?

愛犬の死

 生まれたての捨て犬がわが家に来て16年目に亡くなりました。わが家に来た当時は、体は汚れて毛玉だらけ、上目使いでオドオドしていました。さぞ、いじめられていたのでしょう。それが庭を走り回り、チョウを追いかけ、ハイビスカスを食べる元気な犬になるのに時間はかかりませんでした。どんな人にもしっぽを振り、決して吠えず、番犬にはなりませんでした。唯一の仕事は、猫が庭に入ってきたときに昼夜かまわず大声で吠えて追い出すことでした。
 最近、食欲がなく嘔吐(おうと)することが何度かありました。死の前日、近くに住む息子夫婦が県外から帰沖するため、19時前に空港へ迎えに行こうとしたときも少し吐いていました。でも元気に動き回っていたのです。
 20時ごろ帰宅すると、大きな息遣いに嘔吐(おうと)もし、息子の車の下で動けなくなっていました。息子たちは一旦、帰宅。しばらくして様子を見に戻ってきたときには呼吸も少し楽になっていたようだったので、24時すぎにまた帰宅しました。
 早朝、出勤前に息子が来ると昨日の苦しそうな姿がうそのようでした。それでも動くことはできない様子でしたが、しっぽを力強く振っていました。私も用事があって出掛けるのを控えようかと迷いましたが、庭の木陰でスフィンクスのように座っている様子を見て大丈夫だと思い外出しました。
 17時前に帰宅すると、すでに亡くなっていました。「まだ温かい!」。穏やかな顔でした。役所に電話すると”燃えるごみ“扱いというのです。「決してごみではない!」。息子夫婦たちと業者に行き線香をあげてきました。
 以前、このような悲しみを考えて「もう飼わない」と誓ったことがあります。でも今回は私たちの年齢を考えると「飼わない」ではなく「飼えない」と主人と話しました。「犬の一生は短い、欠点はそれだけである」と言った人がいます。この言葉が身に染みています。合掌。

(那覇市 金城)

(編コメ)お便りから、金城さんの愛犬が亡くなるまでの様子が手に取るように分かり胸に迫るものがありました。生き物を飼うということは、このような悲しみに立ち合わなければならないことなのですね。

20年前の紙オムツ

 8月20日付、「私のプチ自慢」を読んで。子どものおねしょを1度も怒ったことがないというのが自慢だというファビィさん、きっと20年後も自慢できますよ。
 私の娘は1歳の誕生日を迎えるころには夜のオムツも取れていたのですが、息子は365日おねしょをしていました。寝る前と夜中にトイレ誘導をしても朝は布団に立派な”地図“が…(苦笑)。
 幼稚園生になっても毎日のことなので、小児科の主治医に相談すると「腎臓の働きが活発過ぎるんですよ。睡眠を妨げるより、しっかり寝かせてあげてください」と言われ、その晩から当時はやっていた紙オムツのお世話になりました。そして小学校に入学するとうそのようにおねしょがなくなりましたよ。
 その息子も25歳。来年の2月にパパになります。先日、20年前の紙オムツが2枚出てきたんです。懐かしくて息子に見せると「毎日おねしょをしてもたったの1度も母さんに怒られたことがなかったよ」と言われてとてもうれしかったです(涙)。

(名護市 オヤスミマンの母)

(編コメ)お母さんの愛情が通じて、息子さんに子どもが生まれたら、きっとおねしょを怒ったりしないパパになるんでしょうね〜。

気付かないうちに

 4歳の三男とスーパーに買い物に行った帰りの車中。「ガム買った〜」と言って見覚えのないガムを息子が持っているんです! 万引きしたのかとビックリしましたが、どうやら私にばれないように買い物かごにそっとしのばせたようです。私は気付かずにそのガムを買っていたんです!
 二度としないようにキツく言い聞かせましたが、ずる賢さにある意味感心させられました。「ガムは店に返してくる」と取り上げ、仕方なく私がかむつもり(笑)。次からは会計の前に、チェックしないと…。恐るべし三男! 

(うるま市 みるるん)

(編コメ)息子さんにとって、お母さんが持つスーパーのかごは何でも手に入る魔法のかごなんでしょうかねぇ。仕方がないですねぇ〜、そのガムはみるるんさんがかんでください(笑)。

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