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[No.1584]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2015年8月27日[No.1584]号

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私も2人目が欲しい…

 7月30日付のなみっこさんの「2人目妊娠にドキドキ」を読んで、共感できる部分がありました。
私も2人目が欲しくて不妊治療を始めてから4年目。いわゆる2人目不妊です。7歳になる一人っ子の娘をふびんに思うこともしばしば。なみっこさんの息子さんと同じように「なんで◯◯は1人なの⁉ みんなきょうだいがいるのに。妹や弟が欲しい〜!」と大泣きされたことがあります。その言葉が心にグサリと刺さり、「ママだって頑張っているんだよ。そんなふうに言われたら悲しい〜」と2人で大泣きをしたことを思い出しました。そして、私以外にも子どもに同じことを言われた親がいたんだな〜と少しホッとしました。
沖縄の出生率は全国1位ですが、その陰で不妊症に悩んでいる夫婦が多いのも事実。不妊症に理解のない年配の方たちが多く、心ない言葉に傷付いている人がどれだけいるかご存じですか?
不妊症は生活習慣病の一種だともいわれています。子宮や卵管、ホルモンの異常、男性側の要因なら、治療すれば良いのでまだマシです。原因不明の不妊もあります。私は、自分の生殖機能に異常があるのかも分からず、いちるの望みを託して手術までしました。結局、機能的な異常は見つからず、無駄に異常のない体にメスを入れただけとなってしまいました。術後の妊娠率が高いということも聞いてはいましたが、あれから4カ月、まだ妊娠に至っていません。友達は3人目、4人目と次々に妊娠するのに…。ポジティブな私も素直に「おめでとう」と祝福できなくなっています。
 早く妊娠したいからと自然妊娠を試みず、すぐに人工授精を受けた知人にも腹が立ちました。私は数えきれないくらい人工授精を受けているのに、なかなか子どもを授かることができません。4人の子どもを持つ友達からは「体外受精したらいいさ〜」と言われ、とても傷つきました。体外受精の経済的負担、肉体的・精神的苦痛がどれだけのものか…。
 不妊といっても、人それぞれ背景や病態などが違うので悩みを分かち合うことはできません。「1人いるからいいさ〜」と言われるのも辛いです。相談相手は主人だけ。不妊治療はとても孤独です…。
こんな私ですが、なみっこさんの投稿は励みになりました。私もあやかりたいと思います。なみっこさん、2人目のお子さまを大切になさってくださいね。

(うるま市 匿名)

(編コメ)妊娠、出産の問題は、„産む性“である女性の方が何かと周囲から言われることが多いと感じます。とてもつらい状況を投稿していただきありがとうございました。このお便りもまた、同じように悩む人の励みになるはずです。匿名さんの願いがかなうようお祈りしています。

化粧品のサンプル

 7月30日付「物産展にて」を読んでお便りします。私も似たようなことがありました。
 私は化粧品売り場に行くのが好きで、よく大型スーパーへ出掛けます。少し高額な化粧品を買うときなどはサンプルをもらい試してみて良かったら買う、迷ったらもう一度もらい、気に入ったら買うし、買わないときもあります。最初は販売員さんも丁寧に接してくれるのですが、2〜3回行きサンプルだけもらっていると、ほかに客がいなくても声を掛けてもくれません。
 先日は化粧品を買いに行きましたが、私が「すみません」と声を掛けるまで販売員さんはぜんぜんこちらへ来てくれませんでした。「これください」と言うと、「サンプル良かったですか?」と面倒くさそうに言われたので、嫌な思いをしました。
 化粧品の販売員さんに聞きたいです。サンプルは化粧品を買う客だけのものですか? また、サンプルは何と言ってもらったらいいのですか? 販売員さんの意見も聞きたいです。

(すっぴんメイク)

物産展の試食

 7月30日付「物産展にて」の試食の記事を拝読しました。私は、学生時代に知人の紹介で物産展の店員としてアルバイトをしていました。
 毎回試食品の数も多く、そのおいしさを求めてたくさんの人でにぎわいますよね。おいしい品物を少しでもお客さんの手元に届けるため、たくさんの試食品を切ったり、品物をきれいに並べたりして忙しかったものです。上司からは「本当においしいということを伝えるように、きちんとお客さんの目を見て試食させなさい」と指導されました。K.Mさんのときも、店員さんは試食品を食べる旦那さんの表情を見るために「1人1個です」と言ったのだと思いますよ。
 働くうちに、お客さんがつまようじで試食品を取るときの感覚や、試食したときの表情からアルバイトの楽しさを実感していました。「おいしいさー」と笑顔で言われるとなおさらそう感じました。
 今は別の仕事をしていますが、物産展があると家族で出掛けておいしそうな食品を試食したり、買ったりしています。K.Mさんも、これから物産展に足を運んでおいしい物に出合えると良いですね。

(豊見城市 バイト万歳)

(編コメ)K.Mさん、その後ご主人と物産展に出掛けていますか? 以前のように楽しんでいるといいのですが。化粧品のサンプルについては、購入前に利用できたらうれしいですよね。でも1回試しただけでは、自分の肌に合うのか分からないことも。化粧品販売の方のご意見をお待ちしています。

変な癖

 私は読書をするとき、必ず登場人物を実際の人に当てはめて読む癖があります。外見、雰囲気、言葉遣いなどある程度把握したら、さて誰が当てはまるかな? と思いをめぐらせます。
 「この女性、きれいで控えめ。じゃあ、あの女優さんがいいな」などと想像しながら読書を楽しんでいます。 先日、ミステリーを読んでいると登場人物の男が、私が通っているジムのスタッフさんにピッタリ! と思い、珍しく芸能人じゃない彼に配役を決定したのです。しかし、本を読み進めていくうちにミステリーにありがちな良くない事が彼の身に降りかかり…。慌てた私は、すぐに芸能人に配役を変えたのですが、なかなか彼の顔が消えません。
 それから数日間はジムで彼に会うたびにドキッとし、元気な様子を見てホッとする私。冷や汗ものでした。やっぱり、配役を決めるときは実際に知っている人ではなく芸能人オンリーにしよう、と思いました。

(沖縄市 セビョク)

(編コメ)小説などを読んでいると、登場人物のイメージが自然と頭に浮かんでくるものです。キャスティングを変更できるのは想像の世界だからこそ。これも読書の楽しみ方の一つですね。

サシバ飛来


 しばらく見えなかったのですが、昨年、久しぶりにうちの庭にサシバが飛来しました。ある日、父が庭仕事をしていると、すぐ近くの松の木に止まりネズミを食べていたそうです。恐る恐る近づいてスマホのカメラを構えましたが、サシバは逃げずに1メートルくらいの距離まで近づいて写真を撮ることができたそうです。これからも毎年飛んできてほしいです。

(座間味村 ナナス)

(編コメ)ナイスショット!  今年も来てくれるといいですね。

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