沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1569]

  • (金)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2015年05月14日[No.1569]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

おませなめい

 先日、小学2年生のめいの発言に驚かされました。
 「マシャコは独身でしょ?一生独身なんだからね。私が先に結婚するんだから」と宣言されたのです。あっけにとられましたが、その数日後に「マシャコ、浮気しているでしょ?みんな知っているんだからね」と自慢げに言われました。
 もう大爆笑! 彼氏のいない私がどうやって浮気をするのでしょう。すごくませているなあと思いました。今の子どもたちの会話ってこうなんでしょうかね。恐るべし。
 早く結婚して、めいに自信を持って言い返さなきゃ。皆さんも私の独身脱出を応援してくださいね。

(那覇市 マシャコ)

(編コメ)昼ドラ以上の急展開にびっくりですね! ハッピー報告、お待ちしています。

Uちゃんの思いやり

 20年近く文通しているいとこのUちゃんから、大きな郵便物が届きました。中身は絵手紙など、絵を描くために必要な品々でした。
 私は昨年、10年続けた絵の勉強をもうやめようと決め、道具やこれまで描きためていた作品を処分していました。でもUちゃんへの手紙にそのことははっきりと書かず、「最近断捨離したよ」と明るい感じで伝えていただけでした。
 心の変化が文章の中に見え隠れしていたのかもしれません。プレゼントには「好きなときに、好きなだけ描くといいよ」と、短くも温かい言葉が添えられていました。私は自分の中に「まだ描きたい」という心が残っていることに気付き、Uちゃんに感謝しました。住む場所は離れていても、文通というささやかなやりとりから多くの思いが伝わるものなのですね。
 今年3月、Uちゃんの子どもは中学を卒業します。そのお祝いとして久しぶりに絵手紙を送りました。「ヨンナー、ヨンナー、マイペース。ありがとう」というのが私たちの合言葉。Uちゃん、本当にありがとう。

(うるま市 モグモグ)

(編コメ)メールでやりとりする時代。手紙も大切なコミュニケーションツールですね。よければ「ワシントコポスト」にも絵手紙を送っていただけるとうれしいです。

楽しくダイエット

 私は娘夫婦と3歳の孫と暮らしています。今年、ダイエットしようということになりました。目標は5㌔減!
 晩ごはんは軽めの豆腐料理、朝ごはんはそれまで晩ごはんに食べていたような肉料理にするなど、食べるものを朝と夜で逆にしてみました。すると目標を軽く達成できたのです。
 始めたばかりの頃は、夜におなかが空きっぱなし。炭酸水を飲んだり、ゆで卵を食べたりして我慢していましたが、3カ月も経つとすっかりその生活に慣れることができました。リバウンドもなく、楽しくダイエットを続けています。

(宜野湾市 クック)

(編コメ)朝をしっかりと食べ、夜の食事量を減らすとそんなに良い効果があるのですね。記念品を贈りたいので、ぜひご住所教えてくださいね。

子育てをしていて


 琉球新報本紙3月13日付「ありんくりん」にとても共感できる投稿がありました。子育ての支援も制度も不足しているし、子どもへの虐待を疑われ、通報されることもある。通報するだけが良い方法とは限らない、顔を見て、声をかけてくれたらいいのに…などということが記されていました。
 実は私も3年前に「近所から連絡があった」と、2人の男女がうちに来たことがありました。妹と一緒に楽しそうに遊ぶ娘の姿を見て安心して帰っていったのですが…。
 あの頃、娘は幼稚園の集団生活になじめず、帰ってきたらそのストレスを毎日私にぶつけてきて、大変でした。優しく声をかけても泣きやまず、私も時々疲れて大声で怒鳴ることがありました。その声を聞いて、虐待だと思われたのでしょう。
 夫は「心配して通報してくれるだけでもありがたい」と言っていましたが、すごく悲しかったです。私も精神的にまいって、一緒に泣くこともありました。でも娘にはいつも、抱きしめて「大好きだよ」と声をかけ続けました。そんな娘も今では小学4年生になり、毎日楽しく学校へ通っています。
 今でも大声で怒鳴ってしまうことはありますが、娘が「お母さんはどのお母さんよりも優しいよね」ときょうだいに話していて、とてもうれしく思いました。
 今は4人目にあたる2歳の息子を自宅で見ていますが、一時預かりできる保育園に連絡しても、待機児童が20人近くいて、週1回の利用も難しいといわれました。夫も私も子どもが大好きなので、5人目も考えたりしますが、日中は私1人で見ないといけないので、もうあきらめています。もっとサポートを受けることができればと思いますが、ぜいたくでしょうか。自分一人で育てられる自信がなければ、子どもは生まないほうがよいのでしょうか。

(那覇市 愛がいっぱい)

(編コメ)娘さん、学校を楽しんでいてよかったです。このご時世、周囲の支援なく子どもを育てるのはとても厳しく難しいことだと思います。

貴重な時間大切に

 4月16日付、ちゃらちゃらさんの「分け隔てなく」を読んで。私も母に差別されながら育ちました。私は親を「反面教師」とし、自分が家庭を持ったら絶対に子どもを平等に育てると思っていたし、結婚して子どもができた今、実際にそうしています。
 また、主人の実家に行ったときに差別を受けたこともあります。そういう経験をしたからこそ、息子の嫁には息子以上の気遣いを心がけています。
 ちゅらちゅらさんもとても大変だと思いますが、親を変えることはできません。ある本の中に「生命の時間を不満、不服、憎しみ、怒り、嫉妬に費やして大切な時間をおろそかに使っている。人間だけが持っている煩悩です」とありました。どうかあなたの貴重な時間を、大切に生きてください。

(沖縄市 ワッフルさん)

兄の気持ち

 ちゃらちゃらさんへ。僕は双子で、幼い頃から双子の兄と比べられて育ってきました。兄は勉強もスポーツもでき、成績優秀。学級委員長をして、クラスをまとめていました。
 僕は内弁慶で目立つのが苦手なタイプで、勉強もスポーツも普通レベルでした。両親から「お兄さんはすごいのに、なんであんたはできないのかね?」と言われるのが本当に嫌でした。小さい頃は仲良しでしたが、両親が兄ばかり評価したり、比べられたりするのが嫌で、離れて行動するようになり、学校でも目を合わさない仲になってしまいました。
 大人になって兄も僕も家庭を持ち、妻同士が仲良くなったことから、少しずつ会話をする機会が増えました。ある日、兄が「本当はもっと仲良くしたかった。守れなくて悪かった」と言ってきて、兄なりに悩んでいたことに気付かされ、兄の気持ちを聞けたことから心がすっきりしました。
 ちゅらちゅらさんのお兄さんも、何か思っていることがあるかもしれません。いつか2人で話をして、心が晴れやかになるよう祈っています。

(豊見城市 次男坊)

(編コメ)ワッフルさんも次男坊さんも、辛い経験を乗り越え、今を明るく、前向きに過ごされているように思います。ちゃらちゃらさんにもそういう日々が訪れることを願うばかりです。

>> [No.1569]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>