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[No.1552]

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「ワシントコポスト」2015年1月15日[No.1552]号

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うれしいお年玉

 新年ですね。わが家では旧盆と正月は、お客さんをもてなすため、3日間も家に缶詰め状態です。毎年、準備の段階からとてもブルーな気持ちになりますが、正月に遊びに来てくれる親戚の小学生が「いつも手作りの料理が出るから楽しみ! 正月に行くおうちの中で、一番おいしいかも」って言ってくれたのです。お世辞でもうれしいよ〜!
 実のところ、家事の中で一番苦手(本当は嫌い)なのが料理。上手じゃないからこそ、あれこれ悩みながら、人の何倍も時間をかけて作り続けてきました。それが伝わっているのかなぁ。お年玉をもらったみたいにうれしいおばちゃんなのでした。正月も接待で忙しかった皆さん、お疲れさまでした。今年も頑張りましょうね!

(中城村 のんびりくんのマァマァ〜)

(編コメ)そう言ってもらえると、努力したかいがありますね! うちは注文したオードブルと寿司をメーンにして乗り切りましたが、くゎっちー作りをもっと頑張ろうと思いました。

名付け親

 ずっと弟を欲しがっていた、めいの息子のひーろー。なんと、まだいない弟に「ちーくー」という名前までつけていました。そうしているうちに、めいが妊娠。それからというもの、めいのおなかの中にいる弟の話を毎日していました。でも、3歳になったばかりのひーろーは、弟に焼きもちをやいたのか、なにかにつけて「かっか(お母さん)と!」「かっかが良い!」と、めいに抱きつくように。私がそれとなく「弟が生まれたら、お母さんは赤ちゃんを抱っこしないといけないから、ひーろーにーにーは自分で歩かないとね」と言うと「ちーくーは歩けるよ。だから、かっかはちーくーを抱っこしないで。ひーろーが手をつないで歩くよ」と答えました。
 かわいい弟でも、お母さんはとられたくないのでしょうね。それでも弟が生まれたら、新生児室のガラスに大好きな車のおもちゃをくっつけて、「一緒に遊ぼう」と話しかけていたそうです。そしてめい夫婦は、息子がつけた呼び名を生かし、音読みで「ち(ー)く(ー)」と読めるような漢字を、次男の名前につけました。生まれる1年前からその名で呼びかけていたので、もうすっかりなじんでいることでしょう。めいの次男誕生の話でした。

(読谷村 宵待草)

(編コメ)実名の記載は控えましたが、弟さんの名付け親がお兄さんだと成長後はその話に花が咲きそうですね。「イカすベイビー」に、写真を送っていただけるとうれしいです。

心の声

 好きだからこそ、相手には言えない本音があると思います。私は高校時代、好きな人がいました。当時、私は太っていたのですが、少しでも彼を振り向かせたくて、頑張ったことがあります。それは卒業式の前から21日間、何も食べないということです。当初、1カ月は食べないつもりが、食欲には勝てず、21日間になりました。その結果、周囲がかわいいと言ってくれるほど痩せることができたのですが、おなかがすいて倒れそうでした(笑)
 彼からは卒業式の後にメールをもらいました。とても優しく、思いやりが伝わるメールでしたが、結ばれることはありませんでした。
 本音を言うと、卒業式の日に、彼からの花束がどうしても欲しかったです。卒業式の前に私の誕生日があったけれど、それを忘れられたことや、バレンタインデーのお返しがなかったのは、やっぱりつらかったです。彼が私を好きではなかったことは分かっています。メールをもらえただけでも、満足しなければいけないですよね。
 どうしても心の声を聞いてほしくて投稿しました。読んでいただき、ありがとうございました。

(那覇市 スター)

(編コメ)21日間も断食なさったのですか! 体調面が真っ先に心配になりましたが、その彼のことをとても好きだったんですね…。これから、スターさんによき出会いがあることを願っています。

美男美女の宝庫

 2014年は沖縄出身の女優さんたちにおめでたい出来事が続けてありましたね。山田優さんの出産をはじめ、仲間由紀恵さんと田中哲司さんの結婚、そして、国仲涼子さんはイケメン俳優の向井理さんと結婚が決まりましたね。うらやましいかぎりです。
 沖縄出身の男性でいうと、かの有名な「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に沖縄初となる西銘駿君が選ばれましたね。つくづく、沖縄は美男美女の宝庫だなぁと思いました。これからも新たな人が発掘され、活躍していくことを楽しみにしています。

(那覇市 マシャコ)

(編コメ)西銘駿さんはまだ高校生らしいですね。私のめいも高校生なのですが「地元も一緒だし、応援する!」と話していました(笑)。これからの活躍が楽しみですね。

公園でのボール遊び

 県外で就職し、5年が経過しました。
 年に4、5回は帰省していて、沖縄の良さや素晴らしさを実感するときもありますが、反面、悪いところにも目がいくようになりました。
 その中でも特に気になるのが、公園での野球やボール遊びについてです。沖縄の公園では、ボール遊びを禁止しているところが少なく、子どもたちが思い切り球技を楽しんでいます。公園の利用者には、幼児や、機敏に動けないお年寄りや妊婦さんも多くいらっしゃいます。そんな中で、力のある子どもが本気で投げたボールが人に当たったらと思うとぞっとします。
 私は現在、大阪に住んでいますが、関西圏ではこのことがテレビで取り上げられていますし、ボール遊びを禁止する方向で自治体も動いています。もちろん賛否両論があり、全面禁止というわけではなく、球技ができる時間を限定している自治体もあります。でも、ボールが幼い子に当たり、死亡したという事故も少なからず起きています。
 公園で遊びたいという子どもたちの気持ちも分かりますが、大きな事故につながる危険性がある以上、規制をしたり、ボール遊びができる施設を利用して遊んだりすべきではないでしょうか。
 小さい子どもがいらっしゃる親御さんは、不安に感じることはないのでしょうか。自治体の皆さんはどう考えているのでしょう。一刻も早く、ボール遊びが規制されるようになってほしいです。

(豊中市 ラ・ファイエット)

(編コメ)スペースの小さな公園で、子どもたちが硬いボールを使って野球を楽しんでいる姿を見たことがあります。皆さんの率直なご意見をお待ちしています。

冬のファッション

 南国・沖縄も、やっと冬らしいファッションを楽しめる時期になりましたね。おしゃれ好きな娘2人は、ファッション雑誌を読んでは「かわいいー!」とため息をもらし、私をちらりと流し目で見て、おねだり。私もこんな子どもだったので、気持ちは痛いほど分かります。4人きょうだいの私は、欲しいものをそんなにたくさん買ってもらえるわけもなく、おしゃれな母からファッションについていろいろと教えてもらったのを思い出し、娘たちにも「持っている服は少なくても、いろんな着こなしができるよ」などと説いて聞かせました。
 物を増やすことも嫌いなので、服は少なくても、おしゃれに着こなして、手持ちのアイテムを大事にする心を忘れないでほしいなと思います。

(沖縄市 セビョク)

(編コメ)冬のコーディネート、楽しいですよね。子どもの頃から、お気に入りの服を輝かせる着まわし力を身に付けておくといいですね。

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