沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1546]

  • (金)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2014年11月27日[No.1546]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

継続は力なり

 私の座右の銘は「継続は力なり」です。最近、30代や40代より、50代である今が、メンタル面でも健康面でもとても充実していると感じています。
 振り返ると、今のようになったのは4〜5年前に1年かけて行ったダイエットに成功したことが大きく影響していると思います。ダイエットを始めたきっかけは、前の職場に勤めていた頃、人間ドックをうけたのですが、医師から「今のままだと通風になり、いずれは糖尿病になりますよ」と言われたことでした。
 当時の私はとても太っていて、コレステロール、尿酸、中性脂肪などが標準値よりだいぶオーバーしていました。それから会社を退職し、ダイエットに挑戦。トレーニングジムに通ったり、ウオーキングをしたり。食事療法も行って、1年間必死に継続した結果、目標の数値になりました。
 ダイエット以降、健康に関すること全般に興味を持つようになり、視野も広がって、さまざまなことに挑戦しています。職場への弁当持参、食材の買い物、漬物作り、バナナケーキ作り、献血や清掃活動といったボランティア、ゴルフなど…。
 毎日を健康に充実して過ごすために、運動や食事にも気をつけて、体重を維持していますよ。

(西原町 カメの三郎)

(編コメ)「今が一番楽しい!」という思いを持っている人は、とても輝いて見えます。カメの三郎さんもそうなのでしょうね。目標を持って努力を重ね、自ら日々の暮らしの中で楽しみを増やすことの大切さを教えていただきました。

羽生選手!

 フィギュアスケートに特に興味はなかったのですが、たまたまテレビをつけていた時。羽生結弦選手がけがをした、あの衝撃的なシーンを見てしまいました。
 練習中に中国の選手と激突して、流血。しかし、その後に羽生選手も中国の選手も滑っていましたね。私は心の中で「無理しないでもうやめて〜」と思っていました。でも、羽生選手は最後まで滑って2位に。なぜか喜べない私。羽生選手はまだ19歳。けがの影響は残らないのか。もし、自分の子どもだったらどうするんだろうと、いろいろと考えました。
 けがを負いながらも出場したこと。滑りきったこと。2位になったこと。すべてが素晴らしいことですが、棄権をしていたとしても拍手です。やめるのは、出場するよりも決断がむずかしく、勇気がある行為に思えます。
 羽生選手が帰国後、検査でなにもなく、また次の戦いに向けて挑戦し続けることを心から願います。

(糸満市 羽生ファンになりました)

(編コメ)予定通りに演技を終えた羽生選手に対し、感動したという声と、体調を心配する声がワシントコにもいくつか届いていました。無事を願い、今後の活躍を見守っていきたいですね。

赤ペン店長

 私が勤めている職場には店舗日誌があります。日誌には業務連絡だけではなく、仕事に関係がないことも、皆で記入しています。コミュニケーションがとれるし、交換日記みたいでとても楽しいです。なかでも特に好きなのが、店長がシフトに入るスタッフ全員に、赤ペンで返事を書いてくれることです。赤ペン先生のようで、読んでいると元気とやる気が出ます。
 でも、店長は最近体調をくずしていて、仕事を休んでいます。しばらく赤ペンはお預けですが、一日も早く元気に回復して、仕事に復帰する日を心待ちにしています。赤ペン店長、スタッフみんな待っていますよ!!

(沖縄市 南インター店クルー一同)

(編コメ)業務日誌を通じたコミュニケーションは、スタッフ同士のつながりが深まって良いですね。店長さんの体調が一日でも早く良くなるように願っています。

仲間との別れ

 長年住んでいた石垣島から、生まれ故郷である沖縄本島に移り住んで4年余りが経ちました。右手に軽度の障害がある私は、就職活動に大変な労苦を強いられてきましたが、4年前に一般就労に向けた支援を行う事業所で働くことになり、仲間と楽しく作業してきました。
 ですが、ここはずっと働ける場ではなく、あくまで就労のための訓練をする場。契約満了を迎えた利用者は、就職活動をしなければなりません。
 私も契約期間が終了することになり、事業所で働きながら、就活にも励んでいました。数社に応募し、面接を試みた結果、ようやく一般の職場に就くことが決まり、4年間一緒にいた仲間たちと別れることになりました。喜怒哀楽を共にしてきた仲間と離れるのはとてもつらいのですが、絆や仲間への思いは切れる事はないと、涙ぐみながら、別れを惜しみました。事業所のスタッフの皆さん、ならびに一緒に働いた仲間の皆さん、心から感謝しています。ありがとうございました。
 進む道はそれぞれ違っても、絆は忘れず、自分の胸の中に大事に入れておきます。さようなら。


(浦添市 K)

(編コメ)一緒に働いてきた、気心の知れた仲間と別れるのはとてもさみしいですよね。Kさんの新しい出発を応援しています!

首里城を散策

 私は首里城かいわいの住人です。毎日、首里城を行き交う観光客とすれ違います。外に出るときは、ちょっとだけ「きれいめの服装」をするように心がけています。うちなーんちゅとして、沖縄に遊びに来てくれた皆さんへのちょっとした気配り、のつもりです。
 ある日、いつものAコープで買い物をし、道路を渡っていたときのことです。ゆっくりとした足取りで、周囲をキョロキョロ見ながら首里城へと向かっている新婚さんらしき2人とすれ違いました。すると、急に女性が笑い、男性はにやっとしました。
 2人が見ていた先には、城壁の目印として書かれていた「上の毛」という文字。さて、うちなーんちゅの皆さん、読めますか? そのままがいいのか、ふりがなが必要なのか…。地元である私にも分かりませんが「おもてなし」の心も考慮しないとね。
 県外やインターネットなどでは、うわさされていることなのでしょうか。皆さんも確認がてら、首里城を散策してみませんか。

(那覇市 1キロ減らしておもてなし)

(編コメ)「上の毛」で「ウィーヌモー」ですよね。いや〜、私も読み方も意味も知らず、この単語を見たら笑ってしまいますね(笑)。皆さんも散策がてら、確かめてみてくださいね。

焼きたてパンの朝

 最近、とてもうれしいことがあります。家の近くにパン屋さんがオープンしたんです。朝早くて、7時くらいにはもう開いています。
 私が好きなハード系のパンがあまりないのは残念だけど、食パンやクロワッサン、ミルクパンなどは子どもたちも大好きなので、早くもわが家の定番になりつつあります。しかも「朝、あの店の焼きたてパン食べたくない? 買ってきてくれないかな〜?」と、息子に頼んでみたところ「いいよ〜」とあっさりOK! パンの日は、おつかいをしてくれるようになったのです。
 朝ごはんの準備にかける時間をちょっとだけ短縮できるし、おいしいパンは食べられるし、パン屋さんに感謝の気持ちでいっぱい。末永い付き合いを、よろしくお願いしま〜す(笑)。

(那覇市 Pタイル)

(編コメ)朝から焼きたてのパンが食べられるなんて、うらやましいです〜。子どもたちもきっと、その店のパンが大好きなんですね。

>> [No.1546]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>