沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。週刊レキオ



[No.1538]

　父は２０１３年１２月に亡くなりました。その父が母へ送った結婚指輪を、母が最近、私の妻にプレゼントしました。指輪の輝きは、仲の良かった父と母が苦労を共に分かち合い、力を合わせて生きてきた人生の重みを感じさせます。つらい時も、悲しい時も４人の子どもを育てるために２人は一生懸命でした。
　ふと「こんなにも貴重な父の形見をなぜ譲ったのだろう」と疑問に思いました。母に聞いたところ「一番大切な物を、あなたたちにいつまでも持っていてほしい」との答え。父の死後、母は急に元気がなくなりました。腰を痛めたり、足が痛くなったりと、これまでとは別人のようです。気丈な母でも、さすがにつらそうです。
　指輪を手放したことが、いつでも父に会いに行けるよう準備をしているかのようで心寂しい。天国の父にお願いしたいです。母に生きる力と活力、喜びを与えてください。命の重さや生きることの大切さを、父が亡くなってから毎日考えています。

（沖縄市　何度海を旅する大船）

（編コメ）お母さまの状態、心配ですね。心の支えになってあげる人が必要なのかもしれません。

　先日、台湾に行きました。飛行機のチケットだけを取り、泊まる所や行き先も決めずに飛行機に飛び込みました。台湾に着いて実感がわくと、急に不安に押しつぶされそうになりました。
　しかし、空港では日本語も通じて、道を聞くとその場所まで案内してくれる優しい台湾人。そして、ご飯までごちそうしてくれる人もいました。たまたま店で会った人は「われわれは日本人を尊敬していて、日本人を目指している」と話してくれました。昔の日本や台湾の話をたくさん聞いて、私は話をしながら涙が止まりませんでした。台湾が大好きになりました。
　沖縄も観光地で、毎日観光客が訪れます。私も台湾人のように親切に接することを心がけたいです。

（宜野湾市　ぼっち）

（編コメ）現地の人と心温まる交流ができ、良い旅になりましたね。それにしても、宿泊場所も決めずに旅立つなんて、すごい勇気！

　今、着物にはまっています。友人たちと「着物を着て出掛けたいね」と常々話していました。それがとうとう実現できそうです。
　友人と着物の古着屋を回りました。色使いや柄を見ているだけでも時間を忘れるほど。着物に魅了されっぱなしでした。選ぶのにずいぶん迷いましたが、それも楽しい時間でした。そのかいあって、とうとう着物を手に入れました。
　近々「女子会」があるので、着物で行く予定です。テンションあがりまくり！　でも慣れない着物なので、ちょっと気恥ずかしいです。当日、着付けの心配もありますが、着物美人を目指して頑張ります。これからももっと着物に慣れ親しんでいきたいと思っています。

（沖縄市　リベラ）

（編コメ）女子会で注目の的ですよ！　カッコイイ！　最初は慣れなくても、何度も着ているうちにピッタリ合うようになるはずですよ！

　運動会の季節ですね。「お弁当は何にしようかな〜」と、あれこれ考えるのと同じくらい頭を使うのが「場所取り」です。毎年クレームやトラブルが発生するようで、先生たちも頭を悩ませている問題の一つのようです。 　娘の通う小学校では「○日前の○時から」と手紙が届きます。でも時間を守らずに、その前から場所を取っている人がいるのです。
　参観日とかＰＴＡ活動の時は父母の参加率は、それほど高くないのに、場所取りの日はすごい人の数。なんかふに落ちません。「ＰＴＡ役員は優先的に場所取りできる」なんて特典があれば、役員を引き受けてくれる人も増えるのでは？　と思ってしまいます。
　皆さんの地域では、どんな場所取り合戦が繰り広げられているのでしょうか？　みんなが納得できるような方法があるのですかね？

（読谷村　かなともほ〜の）

（編コメ）うちの子の小学校は今年から、児童がくじを引いて、運動会前日にその順番で場所取りをすることになりましたよ。でも、どんな方法でも、ルールを破る人がいたらうまくいきませんよね。

　市議選のまっただ中です。候補者のポスターが、あちこちに張られています。電信柱、木の幹、家の外壁など、街の景観を損ねています。皆さんはポスターを見て、「この人に入れよう」と思いますか？　ポスター張りの選挙活動は愚かだと思います。無駄遣いです。条例で禁止されているのに、なぜポスターが放置されているのでしょう？
　私はそれぞれの地方議員の活動を新聞で掲載してほしいと思います。単なる候補者の履歴ではなく、実績を公開してほしいのです。
　最近、現在も議員の候補者が訪ねてきました。握手したものの、後から「この４年間であなたは一体何をやったの？」という疑問がこみ上げてきました。候補者は、実績と身近な存在であることを心がけて頑張ってほしいです。

（うるま市　ハイキー）

（編コメ）選挙の度に違法ポスターが街にあふれます。違法行為をする候補者には投票しないと決めるのも一つの方法かもしれませんね。

　以前投稿した者です。第２子が無事誕生したので報告します。
　妊娠中、おなかの子どもに障がいが見つかり、生まれるまで不安がありました。しかし生まれてきたわが子を見た瞬間、その不安もなくなり、守るべき人がまた一人増えたと、夫と手を握り合いながら感動しました。
　赤ちゃんは落ち着くまで保育器で成長させるため、私は早めに退院して、病院で授乳する毎日でした。早く妹に会いたい２歳になる娘は人形を使って抱っこしたり、おっぱいを与えたりと子守の準備は万端。
　そして赤ちゃんが退院。初めて妹の姿を見た娘は「やったー。お帰りなさい」と笑顔で迎え、そっとほっぺの傷口に触れながら「ここ、血ゴーゴーしたの？　痛い痛いしているね。痛いの飛んでけーして、おねーちゃんが治すからね」と優しいお姉ちゃんぶりを見せてくれました。例え高熱を出しても仕事第一だった夫も育児休暇を取り、積極的に子守をしてイクメン発揮です。
　これから手術が数回控えています。この子のために何が一番大切かを家族で考えながら、また私自身も健康管理に気をつけながら、育児を楽しみたいと思います。

（豊見城市　育児満喫中）

（編コメ）８月７日付で「家族の絆」のタイトルで掲載しました。赤ちゃん誕生の便りを待っていた読者はたくさんいると思います。育児満喫中さん、まだまだ大変だと思いますが、頑張ってください。応援しています。