沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1537]

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「ワシントコポスト」2014年09月25日[No.1537]号

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三越閉店に思う

 沖縄三越が閉店しましたねぇ。57年もの歴史には感慨深いものがあります。私は沖縄に来て6年ですが、三越の名前が懐かしく、本土を思ってよく通いました。入り口のいすに座っている沖縄のおばぁたちを見るのが好きでした。
 2013年6月7日の暑い日、私もそこで一休みして、買ったばかりの白いズボンと蜂蜜を置き忘れてしまいました。家に帰ってもしやと電話をすると、何と届いていました。届けてくださった方、今さらですがありがとうございました。本当にうれしいです。
 東京なら忘れ物が届くなんてあまりないですよ。私はバスに帽子を忘れたり、国際通りの洋服屋の試着室で指輪をなくしたりしたこともあります。みんな戻ってきました。皆さん、忘れ物を見つけたら届けてあげましょうね。毎日まだまだ暑いですが、心和む日々を送りましょう。
 はい、私は忘れ物をしないように気をつけます。

(那覇市 ジュリママ)

(編コメ)沖縄三越の閉店、さびしいですね。それにしてもジュリママさん、いくら戻ってくるといっても忘れ物をしないように気をつけて!

高校生から嫌がらせ

 毎日、バスを利用しています。バスの中で、ある男子高校生たちが、私のことを「あいつ」呼ばわりして干渉してきます。子どもによる大人へのいじめだと思います。
 嫌がらせは、暴言による虐待だと感じます。子どもが大人を虐待するのは、許される行為なのでしょうか? その男子高校生たちの人格を疑います。

(うるま市 残暑)

(編コメ)嫌がらせの内容が分かりませんが、公共交通機関はみんなが気持ち良く利用できるよう、気を配り合いたいですね。

身障者駐車場守って

 4日号の「身障者用駐車場」の投稿を読みました。私は健常者ですが、妊婦の時に身体障がい者用駐車場を2、3度利用したことがあります。
 まだおなかが目立たないころは、普通の駐車スペースに止めていましたが、おなかが大きくなってからは一人で買い物に行く時に利用していました。妊娠中でおなかは大きいですが、歩くことはできます。身障者の人の車いすでの乗り降りは本当に大変だと思います。
 この前も、たまたまある店に入った時、混んでいて駐車場がなく横付けして待っていると、一台の軽自動車が障がい者用駐車場に止まりました。車の人は普通に歩いて店の中に入っていきました。「こういう時に、もし車いすの人が来たら?」と思いました。マナーはちゃんと守ってほしいと思います。

(南城市 4人の子の母)

(編コメ)いつまでも健康でいられると言い切れる人はいませんよね。自分もいつか必要になるかも、それまでは…と思ったらいいのかもしれませんね。

満月を見上げて

 毎年、お盆の時季が終わるとホッとします。夫の実家に行くのは、いろいろ気を使うので、帰ってからどっと疲れが出ます。
 そんな中で、夜空の満月を見上げると、何だかフッと癒やされます。子どものころ、お盆で父方の祖母の家に行った帰り道、車の窓を開けて、ただただ満月と海に映った月明かりを見ては「気持ちがいいな〜」と思った記憶があります。
 満月を見ると、子どものころを思い出しては懐かしくなります。「あのころは悩み事もなくて、楽しい日々だったな〜」などと…。
 だから私は満月を見ると、胸がキュンとします。大人になるといろいろありますが、疲れたらまた夜空の誰かさんを探すでしょう。


(うるま市 島バナナ)

(編コメ)満月からパワーをもらって、また頑張ろうと思えるのですね。

たまさんへ

 11日号に掲載された、たまさんの「価値観押しつけないで」を読みました。私は41歳で独身です。難病を患い、人工肛門になってしまいました。内臓疾患の障がい者になり、先日、障害者手帳を受け取りました。
 見えない障がいなので、友達にも言えずにいます。仕事でも病気のことを隠しています。恋愛には消極的です。たまに好きな人ができても、気持ちを打ち明けることもできずにいます。友達から紹介されても断っています。
 でも、これから私の病気のことを理解してくれる人が現れる日が来ることを信じています。前を向き、病気と仲良く過ごしていきましょう!

(ゆう、きゃん)

(編コメ)住所がありませんでしたが、ぜひ紹介したいと思いました。本当に大変だと思います。体を大切に、前を向いて歩んでください。

わが家の家宝

 京都生まれ京都育ちの私が、ウチナームークになったのは5年前です。
 3歳になる一人息子と家族3人で楽しく過ごしています。そんな私もとうとう三線を購入してしまいました! しかも全くの初心者ですが、とんでもない金額の三線です。
 胴体の皮は一枚張り。さおはヤンバル産のユシ木です。そして糸巻きもさおと同じ材質のユシ木なのです。一番素晴らしかったのが、さおに漆がぬられていないこと。だから一目見て、その職人の仕事が分かるのだそうです。この三線を作れるのは、沖縄で2人しかいないとのこと。そんな職人魂がこもった三線の音色を聞かせてもらったのですが、とても透き通った素晴らしい音でした。1時間迷いましたが、家族で使い続けるなら高くはないと購入。皮を張り替えて使えば200年持つと言われました。
 沖縄に骨を埋める覚悟で住み始めてはや20年。この三線を子どもたちに代々受け継いでもらい、私が沖縄で生きた証しにしてほしいです。

(宜野湾市 りゅうすけ)

(編コメ)三線のことはよく分かりませんが、きっとすごい物なのでしょうね〜。大切にしてください。

子ども注意すべき

 去年、基地内のフェスティバルに行った時のことです。ピョンピョン跳ねる跳躍器具みたいなものに、高くジャンプする遊具があり、4歳の娘と並びました。たくさんの人が並んでいて、一人の遊び時間が決まっているのか、なかなか前に進みませんでした。40分ぐらい並んだと思います。
 前に並んでいたのは、4、5歳ぐらいの女の子と小学生の男の子2人の合計3人で、子どもたちだけでした。子ども同士ふざけて遊んでいて「危ないな、嫌だな」と思っていたら、足を踏まれました。注意したところ、前の人にもぶつかっていましたが、謝りもしません。娘のおでこにも肘をぶつけて、とても嫌な気分になりました。親は遠くに座ってお酒を飲んでいました。こちらに来たと思ったら、子どもたちに「ちゃんと並んで偉いね」と一言。「ちゃんと並べないのなら、親が一緒に並んであげるべきでは?」と思うのと同時に、すごく頭にきました。しっかりと子どもたちを見て、注意してほしいです。

(名護市 キャンキャン)

(編コメ)うちにもウーマクーが3人いるので、うちの子かとドキッとしましたよ〜(笑)。周囲への気配りを学ばせるのも大切ですよね。私も反省します。

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