沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1528]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2014年07月24日[No.1528]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

ゆーこママへ

 3日付の「障害者手帳」を読みました。障害者手帳の取得、おめでとうございます。私も「心の障害者」で、手帳を持ち歩いています。
 医師から病名を告げられた時、「やったー。これで私も障害者だ」と小躍りしました。しばらくして手帳の申請をして手に入れました。まさに、ゆーこママさんのおっしゃる通り「うれしい! これで堂々とお日さまの下を歩ける」でした。
 手帳がないといちいち面倒なこともあります。それに運転免許証を持たない私には、これが唯一の「身分証明書」。とっても助かっています。
 障害のある友達に見せたら「おめでとう。でも写真写りが良すぎる」と言われました。
 障害者市民として、人生を2度楽しめることになりました。「私は障害者です」と自己紹介しています。変に力が入っているわけでもなく、「これが普通の私よ」という意味でもあるのです。
 ただ病気なので症状に苦しむことがあります。「あの人はまともでない」と陰口を言われることもあります。つらい症状には、医師と薬の力を最小限借りて、陰口には「4月から施行されている『共生社会条例』違反だよ」と言い返します。
 ゆーこママさん、「一生懸命、頑張って生きているんだよ」と叫ばなくても、今のあなたのままで十分上等ですよ。

(北谷町 すなべくくる)

(編コメ)手帳が前向きに生きる支えになるのですね。それだけ周囲の無理解があるともいえるのでは…。真の共生社会を目指したいです。それにしても写真写りの良い証明書はうらやましい〜。

見え張る年頃

 わが家の3歳の三男坊についてです。息子は周囲の人に「何歳ね〜?」と聞かれると、自信満々に、指を4本出して「4歳になったぁ!」と見えを張って答えます(笑)。
 保育園の同じクラスの誕生日が早いお友達が、次々と4歳になっていくのがうらやましいのかな…。
 「いえ! まだ3歳です…」と、私はそばから訂正しています。
 母の私の方は、若く言いたいのですがねぇ…。 

(うるま市 みるるん)

(編コメ)早く年をとりたいなんて、何歳まで思っていたかしら…。今は同級生でも誕生日が遅い人をうらやましく思います。私の年を分けてあげたい!

カフェオレ歴2年

 私は今年で36歳、カフェオレ歴2年になりました。実は34歳まで苦くて飲めなかったのです。そこでカフェオレを飲む練習をして、去年くらいからやっと「おいしい」と感じるようになってきました。
 30代になって、のどの粘膜が弱くなり、エビ、イカ、カニ、ネギ、お茶が口にできなくなってしまいました。そして思ったのが、世の中のありとあらゆる場所・場面で飲み物のサービスを受ける時、お茶かコーヒーを選ぶことが多いということです。お代わりもしかり。「お茶を飲めなくなってしまった今、コーヒーくらい飲めないと、これからの人生多少損になるのでは!?」と思ったのです。
 初めはミルクと砂糖たっぷり(カフェオレというよりコーヒー風味のミルク)で、いろいろなお店やメーカーを試して、少しずつコーヒーの味に慣れてきました。今では仕事中の眠気覚ましや友人とのカフェタイムを楽しめるようになりました。

(宜野湾市 ナナス)

(編コメ)食物アレルギー大変ですね。しかも、普段、何も考えずに飲んでいるお茶まで。でも前向きに「ならばコーヒーを」と飲み始めるところがすごいと思います。カフェオレ・タイムを楽しんでください。

大人げない態度

 3日付に「あいさつしない人」という投稿が載っていました。あいさつできない人、意地悪をする人っていますよね。私も3年前にありました。ある集まりに夫婦で出席し、全員がそろうまで他の3人と待っていると、美人な女性がツカツカと来て、私たちの前に座り、頭を垂れ目も合わさずにいました。そして、もう一人の方に「どうして集まりの電話を前日にするの。明日は会社の引っ越しもあるのよ」と顔も上げずに話しました。受け答えもうつむいたままです。
 「この人は誰なのかしら? 何の不満があるのかしら?」などと思いました。
 後で知りましたが、夫の35年前の古い友人でした。結婚して34年、その人と会ったのはその時で2回目。どこかで失礼な事をしたのかと考えましたが、分かりません。大人げない態度が老年期に入る人のすることなのかと思いました。
 教え子たちは「あいさつのできる人」「人を恨まず憎まず」「平和な世界になれるように祈ることができる人」となるよう、育てていきたいです。

(那覇市 ナイスハート)

(編コメ)意地悪をして、怒りのままに振る舞っても自分が惨めなだけ。後悔ばかり残りますよね。年齢を重ねて、そういうことに気付くようになると思うのですが…。ナイスハートさんの怒りはもっともです。でも、もうスッキリ忘れてくださいね。

初めてのハーリー

 この間、初めてハーリーに出場しました! 泳げなくて海が怖い私は、今まで応援ばかり。しかし「今年はメンバーが足りないから…」と、私にも声が掛かりました。
 「転覆したら助けてね」と周りに伝え、いざ本番。
 当日は快晴。青い空に白い雲。仲間と力を合わせて波を進んでいく、この爽快感。転覆することなく、無事にゴールできた達成感!!
 とっても楽しかったです。ゴールの後、「来年も出たい!」って、すぐに言いました(笑)。
 ちなみに、翌日からしばらく背中が筋肉痛でした。

(読谷村 炙り焼き名人)

(編コメ)そして、終わった後のビールがうまい! すごく楽しかったようですね。来年も頑張ってください。

言葉に傷付く

 私は40歳の主婦で、子どもはいません。今年は母が病気を患い、入院、手術、通院で、母に付きっきりの日々を過ごしています。
 先日、久しぶりに会った人に「子どもつくらないの〜? 土台が悪いの〜? 種が悪いの〜?」と笑顔で言われてしまいました。その時、私も笑ってごまかしましたが、あれから2カ月、今も心に深い傷が残っていて、家で一人になると涙があふれてきます。
 私も夫も子どもが大好きで、どれだけ「子どもを授かったら…」と思ったことか。どんなにほしくても、かなわないことだってあります。家庭の環境で、生み育てていくことができない現実もあります。
 心の傷を元に戻すには時間がかかります。私もあまり考えないように、何か気分がまぎれることを見つけたいと思います。

(那覇市 ひまわりの笑顔)

(編コメ)読んでいて涙が出ました。議会のセクハラやじ問題もそうですが、こういう言葉は「親しみを込めて」というものではなく、優位に立つために弱点を狙う暴力です。一人で悩まず誰かに相談してください。ひまわりの笑顔さんに本当の笑顔の花が咲くことを願っています。

>> [No.1528]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>