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[No.1518]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2014年05月15日[No.1518]号

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近くの友達に感謝

 息子が幼稚園に入園しました。入園式を終えて帰宅後、母子ともに緊張から少し疲れてボーッとしていました。すると近所のおばちゃんがおいしそうな大きな大きなハンバーグを作って、お祝いに持ってきてくれました。
 メッセージ付きでした。ハンバーグの厚さも4㌢以上。とてもとてもおいしくて、息子とパクパク食べて、癒やされました。
 実の両親、祖父母からは何の連絡も、祝福の言葉も一切ありません。でも、いつもこのおばちゃんに励まされ、良くしてもらっています。
 私は、このおばちゃんを「○○子ママ」と呼ぶこともあります。本当に心優しく愛のある行動に癒やされています。70歳を過ぎていらっしゃいますが、これからも元気で長生きしてください。大好きです!!


(浦添市 グレイス)

(編コメ)近所にこのような人がいてくれると心強いですね。県外出身の私も周囲の人に助けられながら子育てしていますよ。つながりを大切にしてください。

サビオさんへ

 4月24日付のサビオさんの「一生忘れない入園式」を読みました。社会でも学校でもいろいろ言う人はいると思います。でも、世の中には、いろいろな人がいるのが当たり前! 言葉の違う人や肌の色が違う人がいるのと変わりません。
 私は隣家に言葉を話せない男の子がいました。でも普通に一緒に遊んで育ちました。障がいがある子を差別すること自体がおかしいと思います。人はお互い助け合って生きています。小さい時から、人に手を貸してあげることが当たり前にできる世の中であってほしいです。
 子どもたちはそこからいろいろな事を学ぶはずです。必ず良かったと思える日が来ると信じて、今は大変だけれど、頑張ってください。応援しています。


(那覇市 ニノラブ)

(編コメ)サビオさんは障がいのある息子さんを地域の幼稚園に入園させるため、自治体と話し合いを重ねてきました。ニノラブさんの言う通り、子どもたちが助け合って園生活を送ってほしいですね。

待ち遠しいなぁ

 最近、めいからハッピーなお知らせメールが届きました。11月に第2子誕生の予定とのこと。めいや婿さんの両家にとって、孫は2歳半のひーろーだけなのできょうだいができるのは大きな喜びです。
 おめでたの兆しもない昨年末ごろ。めいが、ひーろーに尋ねたそうです。「赤ちゃんが生まれるなら、弟がいい? 妹がいい?」と。そしたら「おとーと!」。「じゃあ、名前は何にしようか?」「ちーくー!」。そんなやりとりがあったようです。考える間もなく答える彼に、「よっぽどきょうだいがほしいんだな」と思っていたそうです。念願のおめでた発表。男の子か、女の子か分かる時期ではないけど、どっちに生まれても、ひーろーはかわいがってくれるでしょう。
 皆の前に登場するまで、お母さんのおなかでスクスクと育ってね。それにしても、あなたのことを予言したお兄ちゃん、すごーい!! 元気いっぱいのお兄ちゃんに会う日も楽しみにネ。


(読谷村 H・K)

(編コメ)めいっこさんの2人目の赤ちゃん。待ち遠しいですね〜。お兄ちゃんもうれしいはずです!

思い出したメッセージ

 ただ今、断捨離中です。段ボール箱から高校1年の時の文集を発見、最後の寄せ書きに、K子さんのメッセージを見つけました。「名前が同じだけでも何となく親しみを感じた。入学式の時タクシーに乗せてもらったこと一生忘れない。これからも変わらぬ友情を!!」というものです。「一生忘れない」はオーバーでしょうが、懐かしく思い出しました。
 1969年4月10日の入学式。当日、父と一緒にタクシーで学校に向かう途中、同じ制服姿の急ぎ足の女子を見ました。その場所からは徒歩で20分くらいかかるので、父が声を掛けてタクシーに乗せました。父の優しさを感じ、入学式にも間に合いました。
 離島出身の彼女は、式には一人で出席。間借り生活をするとの話を聞き、同い年なのに親のすねをかじる私は「偉いな〜」と感心するばかりでした。式前に確認すると何と同じ組。しかも同じ名前、出席番号も39番と40番。偶然続きにお互いびっくりしたものです。
 あれから45年。K子さん、覚えているでしょうか。
   

(那覇市 カラ)

(編コメ)ステキな思い出、きっと覚えていますよ。K子さん、レキオを読んでいたら、お便りくださいね〜!

久しぶりの離乳食

 1歳7カ月の赤ちゃんの離乳食作りを手伝っています。私には2人の子どもがいますが、もう大きくなっています。自分の子の離乳食作りの時を思い出しつつ、若いお母さんたちのレシピを取り入れて、毎日栄養バランスと食べやすさを考えています。
 久しぶりの赤ちゃんに私も若返った気分で、気力、体力共に充実しています。先日は、シチューマチのお刺し身をしゃぶしゃぶして食べさせました。するとパクパクとおいしそうに平らげてくれました。
 離乳食を食べるようになって、日々いろいろな味、たくさんの料理に赤ちゃんは目を丸くして、夢中になっているようです。そんな風に食べる姿に、子どもの成長を感じます。そして、この子が健康で幸せに育ってくれるようにと願います。


(那覇市 食育)

(編コメ)知り合いの赤ちゃんなのでしょうか? 赤ちゃんがパクパクと食べてくれたら、すごくうれしい。やる気もアップしますよね。それにしてもシチューマチのしゃぶしゃぶ、おいしそ〜!

奨学金で進学

 わが家の息子はいろいろなところから奨学金を借りて、中学・高校と進学してきました。これからの大学の学費も有利子の奨学金を借りて、何とか経済的なめどを立てています。しかし卒業しても数百万円という金額を返していけるだけの安定した職につけるかとても不安です。特に沖縄は失業率が全国トップで職に就けても低賃金…。厳しいな〜。
 借りたものは返さなければいけないのは十分承知していますが、たくさんの人が返したくても返せない状況にある今の社会をもっと見直さなければいけないのではないかと強く思います。
 日本は資源が乏しい分、優秀な人材を育てていかないといけないはず。経済的な心配をせずに、心置きなく学べる環境を整えていく必要を感じます。


(沖縄市 初雪)

(編コメ)私も学生時代に有利子の奨学金を受けました。卒業後の就職活動中は、返済通知が届くと胃が痛くなりましたよ。経済格差が固定化し、個人の努力では乗り越えられなくなっている現状はなんとかしないといけませんね。

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