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[No.1507]

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「ワシントコポスト」2014年02月27日[No.1507]号

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夫に感謝

 切迫早産で入院中の妊娠35週を迎える主婦です。先日、突然の高熱にインフルエンザを疑い、救急外来を受診。結果は陰性でしたが、念のため胎児モニターをして帰宅するつもりが想定外! 知らぬ間に切迫早産と即入院。
 それから夫は息子のために勤務時間を調整してもらい、保育園の送迎、息子の世話や家事、病院への手続きなど不慣れながらも頑張っています。
 普段の生活では私任せが多く、「たまには手伝って」と怒ることもありましたが、私のような愚痴も言いません。病室に入るなり、「買ってきたよー」と、私の好きなジュースを差し出す夫。「普段、何もしない分、これでチャラにしてもいいよ」と、素直になれない私の言葉にまた笑って…。
 いつものほほんとしているあなただけど、きっとそんなこともお見通しだよね。かわいい奥さんになれずにごめんよ。本当はとっても感謝しています。ありがとう。


(西原町 てっちゃんの三女)

(編コメ)ダーリンもてっちゃんの三女さんの大変さが身に染みたかもしれませんね。新しい家族が増えたら、お互いに協力して、子育て頑張ってくださいね。

愛する息子へ

 先日、最愛の息子が2歳の誕生日を迎えました。うわさには聞いていましたが、自分の子どもは本当にかわいいですね。まさかこれほどとは。  楽しい時は過ぎるのが早いといいますが、彼が生まれてからの2年間は、まるで光速でした。彼が進学や就職で家を出て行くであろう18歳まであと16年…。あと16年しか一緒に暮らせないのかと思うと、心がギュッと締め付けられます。
 息子と一緒だったら、夕飯の買い物も一大イベントで、一人だったら気にも留めない夕焼けは忘れられない思い出になり…。毎日がうれしすぎてたまりません。
 ちょっと前までバブバブ言って、寝返りもうてなかったのに、今では「おとーしゃん!」と笑顔で走ってきます。つい先日まで、高い所のオモチャが取れないと泣いていたのに、今日は自分の椅子を踏み台にして、涼しい顔で取っています。成長はうれしいはずなのに、そのスピードがあまりにも早すぎて、時には切なさに包まれます。
 息子よ、お父さんは人に自慢できるような容姿や才能は何一つないけれど、君の存在だけは自慢なんだ。君を愛する気持ちだけは、世界中の誰にも負けないんだよ。


(那覇市 芯父)

(編コメ)息子さんへの愛情が行間からあふれていました。こんなに愛されているなんて幸せですね〜。息子さんもパパのこと大好きでしょうね! 時々、「早く息子が20歳にならないかなぁ」なんて思う自分が恥ずかしくなりました…。

愛犬が保育園に入園

 2013年1月17日付、島ネタCHOSA班「犬も保育園に通う?」で紹介されていた「いぬの保育園」。切り抜いて大切に保存していました。
 でも、どこにあるの??? と思っていたところ偶然、掲載から1年後の1月、その保育園を発見!!
 90歳と80歳の老夫婦には、元気のある柴犬(シバイヌ)の朝夕の散歩、ボール投げなどの遊び相手はかなりハードになっていました。
 早速、入園。犬も老夫婦もとてもハッピーになりました。島ネタCHOSA班のおかげです。ありがとう!!

(那覇市 首里のおばあちゃん)

(編コメ)ワンちゃん、元気に通園していますか? 1年前の島ネタが役にたって良かったです。これからも大切にかわいがってくださいね。

懐かしい母のぬくもり

 朝、目が覚めると、ヤーガマ(住宅がススで汚れるため、まきを燃やすかまどは別棟になっていた)に走りました。母はもうすでに起きていて、かまどにまきをくべて芋を炊いていました。
 赤々と燃える火は暖かくて、ホッとしたものでした。起きて来るのを待っていたかのように、火の中から焼き芋や焼けたサトウキビを取り出しては、皮をむいて食べさせてくれました。
 そのままでは冷たかろうと、火にかざして暖かくなった下着に替えてもらい、登校の準備をしたものでした。また、目やにでまぶたがくっついて開かなくなった時には、お湯に浸したタオルで拭いてくれました。
 この時季、電気ストーブの世話になる日が幾日かありました。孫に下着を着せるのに昔を思い出してストーブに下着をかざしてみたのですが、赤々と燃える火にかざした時とは、何となくぬくもりが違っていました。母のぬくもりの違いだと分かってはいるものの、その母はもういない。石に布団は着せられない。



(宮古島市 アグ)

(編コメ)いつの時代も母の優しいぬくもりと愛情が家族を支えているのですね。孝行をしたい時に親はなし。年に一度の「母の日」だけでなく、日頃から感謝の気持ちを伝えたいなぁとメールを読んで痛感しました。

2歳児の倍返し!

 風が冷たいですね。風にふかれる女子高校生のスカート姿を見て、「フゥー♪」と、うれしそうに叫ぶわが息子(もうすぐ2歳)に戸惑いを隠せない私です。
 そんな彼、昨日、しこたま怒られまして…。普段は温厚な夫にしこたま怒られまして…。泣きながら眠りについた彼。
 翌朝、朝の準備を整え、出勤前にかわいいわが子の顔を見ようと寝床に戻った夫の悲鳴に近い叫び声!
 夫の枕に、ほかほか「う○ち!」。隣には息子の紙おむつと目を腫らした息子のぷりぷりおしり!!
 「すごーい! 自分で紙おむつ脱いだの!?」と叫ぶ私に、「そこじゃないでしょ!」と夫の鋭いツッコミ…。ですよねー(笑)。
 息子のぷりぷりおしりを洗う私に聞こえてきたのは、「確かに昨日、おとーさん怒りすぎたけどさーぁー」という夫のかわいそうな声。息子の顔があの半沢に見えてきました。「やられたらやり返す…倍返しだ!!」


(那覇市 じーぐるーはチャームポイントだと思っています)

(編コメ)スゴイ2歳児!! 昔、飼っていた室内犬のペニーを思い出しました。怒られた後は、わざと床の上におしっこしてましたよ(笑)。息子さん、将来が楽しみですね。

簡単、紅芋ペースト!

 紅芋とシークヮーサーの合体で、なんとステキな紫色になりました。少しお砂糖を加えただけで、ほのかにシークヮーサーの爽やかさが香る、お芋ほくほくのペーストができました。「あなたが思いつくぐらいだから、きっと誰かやってるよ」と言われましたが、皆さんに紹介したくなりました。
 【簡単紅芋ロール】材料/ホットケーキミックスの小袋(水は多めに)、紅芋(焼き芋、ふかし芋。皮をむいて) 500g、砂糖 100g、シークヮーサー液 250mℓ。できれば、読谷名産のポーポーを作る四角いフライパンがあるといいですね。
 作り方は簡単!㈰ホットケーキミックスの材料を混ぜ、フライパンに広げて焦がさないようにぬれ布巾などで調整しながらホットケーキを焼きます㈪フライパンを火から外し、紅芋と砂糖、シークヮーサーを混ぜたペーストを上下2cmくらい残して均等に塗ります㈫手前から向こう側に生地が破れないようにそうっと巻いていきます。
 友達にペーストをあげたら、バターと刻んだ干しぶどうを入れて、ラップで巾着にし、その日のうちにご主人と召し上がったそうです。タルトやアイスクリーム、もちろん大きな紅芋ロールケーキなど、いろいろ作れそうです。
 読谷村の紅芋と大宜味村のシークヮーサー、サトウキビ(砂糖)。沖縄の作物、製品でおいしいものができるなんて、とてもいいことですね。



(北谷町 えみこばあば)

(編コメ)手紙には、おいしそうな紅芋ロールとペーストの写真が同封されていましたよ。紫色がとても鮮やかで上品!ホットケーキに塗って巻くだけなので、不器用な私でも作れそうです。ステキなレシピ、ありがとうございました。

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