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[No.1505]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2014年02月13日[No.1505]号

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豪華弁当の中身は…

 あっちこっちで桜がキレイに咲いてますね〜。先日、天気も良く、「これは花見がてらに公園でランチしよう」と大奮発して、弁当屋でスペシャル弁当を買いました。一番見事な桜の木のそばのベンチでルンルン♪ 上等のスペシャルランチを開けたら…。なんと、揚げ物のオンパレードだったのです。あチャ〜。いつもの450円くらいの弁当の方がヘルシーだったのに…。
 1000円。お茶も入れたら1150円。私にとっては大奮発だったので、ショック! 野菜がない!! しかし1000円だ。頑張って食べよう。
 桜もキレイだし、天気も良いし、気を取り直して、テンションアゲアゲで、鶏のから揚げ、魚のフライ、スパゲティ、あげシューマイ、ギョーザ、ウインナー、天ぷら…。県内の弁当屋のオーナーさん、メタボのことを少しは頭に入れて弁当を作ってください! まぁメニューも見ずに値段で決めた私も反省。
 しかし、良い天気の中、桜に囲まれていい気分でしたよ〜ん!! 次は自分でおにぎりを作って行こう!


(那覇市 ミク・ママ)

(編コメ)あらら、メニューを読んだだけで胸焼けしそう…。1000円の弁当なんて、大・大奮発ですよ。煮物や野菜もバランス良く入っていてほしいなぁ。とはいえ野菜は高いし…。やっぱり自分でおにぎりを作るのが一番!?

歩き始めた孫

 10カ月になったばかりの孫が、最近歩き始めたのです。私にとって3人目の孫です。
 普通は1歳の誕生日を終えたころに歩き出すものと思っていたので、「いいのかしら?」「早くない?」など何とか言いながらも、「ハイ、あと一歩!!」「もう少し!!」「頑張れ!!」とはやしたて、歩数を増やして喜んでいるバーバーたちです。
 これっていけなくないですよね!? 今、娘が初シューズを物色中です。


(沖縄市 かーずー)

(編コメ)今が一番かわいい時期でしょうね〜。かーずーさんに向かって歩いてきたら、うれしくてたまらないでしょうね。

4歳の息子の優しさ

 私がうれしかった息子の優しさについて書かせてください。
 私は結婚して5年になります。夫はとても年上でいろいろなことにうとく、プロポーズ、結婚式、結婚指輪…何一つありませんでした。
 先日、デパートへ3人で出掛け、ジュエリーショップの前を通ったので、何気なく、「買って〜、キラキラした指輪買って」と夫へちくり。もちろん夫は聞こえないふり。毎回のことなので、私も気にしていませんでした。
 息子が「トイレ」と言うので、2人でトイレに向かって歩いていると、ジュエリーショップの前を通りました。すると4歳の息子が真剣な顔をして、「大きくなったら野球選手になって指輪を買ってあげるから、ママ待っててよ」と。
 ビックリしたのとうれしいのと、何気ない会話を聞いて思ってくれる息子の優しい気持ちに成長を感じました。パパなんかより、ず〜っと頼もしい男になるはずです。

(那覇市 青森リンゴ)

(編コメ)息子さん優しい&頼もしい!! 本物の指輪なんかより、その優しい言葉だけで幸せな気持ちになれます。でもキラキラした指輪、ダーリンからもらいたいですよね〜。4歳児に負けてるぞ、パパ!!

お年頃の十三祝い

 先日、娘の十三祝いの写真撮影に出掛けました。私たちの時代とは違い、とてもステキなかわいい衣装が選び放題。髪型もお化粧もスタッフのマジックでステキに変身させてくれます。
 「今の子はいいねぇ。お姫さまみたいだね」と感心する私のそばで、当の本人は乗り気じゃない様子。
 実は、写真撮影に消極的だった娘。初めは「あんまりやりたくない。撮らないでいいよ〜」と言っていました。普段クールなタイプなので、「ドレスなんてやだ!」と言う娘。
 けれど表情を見ていると、「本当はドレスが着たい。でも似合わないはず…」という本心がすぐ読み取れたので、「本当に後悔しない? 本当は着てみたいんじゃない?」と聞くと、「ドレスを着たいけど似合わないはずだから恥ずかしい」という本心を話してくれ、撮影に応じてくれたのでした。
 当日、撮影が始まると、とてもかわいくしてもらった娘は、大満足でずっとニコニコ。着物、ドレスの両方を着て、楽しい撮影になりました。
 帰りの車中や家に着いてからもずっと、「お母さん本当にありがとうね。あんなにキレイにしてもらえたし、とっても楽しかった」と感謝の言葉を連発していました。七五三の時まではずっとドレスが大好きで、鏡の前でポーズをとっては「かわいいでしょー?」と言っていたのに…。お年頃なんだなぁと成長を感じた一日でした。


(沖縄市 セビョク)

(編コメ)セビョクさん、娘さんの本心を引き出すのが上手ですね〜。娘さんも大満足でき、いい思い出になって良かったです。女の子はみんな、ドレスが似合いますよ!

天国へ逝った父

 人は永遠ではないので尊く、永遠でないので今を大切にすることができるのだと思います。悲しみ、つらさも、過ぎてしまえば全て自分の成長につながります。
 父が2013年12月27日に膵臓(すいぞう)ガンで亡くなりました。くしくもその日は妻の誕生日でした。これからは妻の誕生祝いに父の思い出話を子どもと懐かしみ、生きた証しを残していきたいと思います。
 父は病気と懸命に闘いました。愚痴一つ言わずにあの世へと旅立ちました。ここ3年間は、三男(小学3年)と長女(小学1年)の送迎を一生懸命にやってくれました。
 1年前、私がたまたま早めに帰宅した際、父が子どもたちの送迎後、だるそうに寝込んでいました。あの時、なぜ父の異変に気付いてやれなかったのかと悔やまれます。それから半年後、膵臓ガンと診断。診断後、半年であの世へと旅立ちました。「孫たちともっともっと遊びたかった」と繰り返しよく言っていました。
 父はいつでも自分のことより自分以外の人のことを心配していました。理想の父親像には遠い私ですが、父に少しでも近づけたらと思います。



(沖縄市 たつしパパ)

(編コメ)とっても優しいお父さまだったのでしょうね。子どもたちにもぜひおじいちゃんの思い出話をたくさん聞かせてあげてくださいね。これからは天国で優しく見守っていると思いますよ。

ハンカチありがとう

 1月24日午前、某スーパーで買い物中、4歳の息子が、いきなり吐いてしまいました。息子と同じ年頃の女の子を連れたお母さん(!?)らしき人がそばを通り過ぎ、私の様子に気付いてきれいな紅型のハンカチを差し出してくれました。
私はきれいなハンカチなので断りました。しかしその女性は、「偶然、カバンに入っていたので使って」と。私は「お金を払います」と言ったのですが、その女性は「いいよ」と述べ、従業員を呼んできてくださり、その場を後にしました。
 今年は年の初めから病に伏せていましたが、その女性のおかげで心の良い宝をいただきました。
ワシントコの紙面を借りて感謝申し上げます。きれいなハンカチと心遣い、ありがとうございました。
  

(沖縄市 子持ち同士心遣いに感謝)

(編コメ)とてもステキな女性ですね。私も見習おうとカバンの中を見たら、グチャグチャのハンドタオルが…。最近はアイロンがけが面倒くさく、ハンカチを持つ機会が激減。さりげなく紅型のハンカチを差し出せるって、素直にスゴイと思いました。

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