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[No.1478]

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「ワシントコポスト」2013年08月01日[No.1478]号

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夫の死、乗り越えて

 7月18日付、那覇市のカナリアさんの「レインボーさんへ」、名護市のレインボー2さんの「心の整理いつ?」の投稿を読み、皆さんのつらい気持ちがよく分かりました。
 私も結婚41年目に夫が帰らぬ人となり、毎日がとてもつらく、思い出の写真や遺品を見ては、涙していました。特に運転中、夫の車と同じ車種がすれ違うと、すぐナンバープレートに目がいってしまいました。孫に「じいちゃんの車に似ているね」と言われ涙ぐむと、「おばあちゃん、何で泣いているの?」と聞かれました。「何でもないよ」と涙を隠すのに一苦労でした。
 先月100日を終え、いつまでも泣いてばかりではいけないなぁと思っていた時、カナリアさんの投稿の中のお坊さんの言葉に出合いました。「100日目を区切りにして、新たな生活をすることが、亡くなった人への供養になる」の言葉に、心の重荷がとれました。
 これからは子どもやかわいい孫のため、健康に留意し、穏やかに歩んで行こうと思いました。

(北谷町 すぅ〜すぅ〜)

(編コメ)那覇市のレインボーさんの投稿をきっかけに、夫を亡くした読者の皆さんからたくさんの声が届きました。皆さん、悲しみを乗り越えて、前を向いて生きていこうと懸命に努力しています。どうか皆さんに心の平穏が訪れますように。

機内の泣き声に…

 先日、大人3人、子ども3人(5歳、4歳、1歳)の6人で、指折り数えて楽しみにしていた石垣島へ行ってきました。
5歳の女の子は、初めての飛行機。どんな表情になるのかと、オバーの私はドキドキ、ワクワク楽しみにしていました。すると、乗り慣れている4歳の女の子が、「耳が痛い」と泣き出し、水を飲ませたり、アメを食べさせたり…。そのうち飛行機が石垣島に到着し、通路に乗客が並びはじめました。
そんな中、60代くらいの男性が私に向かって大きな声で、「泣き声がうるさくて、とても迷惑した。どうしてそんな子どもを乗せるのだ!」と。
 行列が動き出し、やっとお叱りが終わり、フーッとわれに返った時、ワジワジーしてきました。身内びいきなのかもしれませんが、そんなに泣き声は大きくなかったし、時間にしても5〜10分程度です。
その場にいた人や若者たちは、子育てが怖くなったかもしれません。ますます少子化が進まなければいいけど…と痛感した旅でした。


(那覇市 クリスチーヌ)

(編コメ)ヒドイ! 何と心の狭いオジサン!! 私がその場にいたら、「そんなにうるさくなかったですよ〜」と言ったのに…。社会全体で子どもたちを温かく育んでいかないといけないですよね。

ばあちゃんはスゴイ!?

 先日、ばあちゃんの8回忌がありました。私は仕事のため、命日に手を合わせに行くことができませんでした。しかし、とてもビックリしたことがありました。
 その日、私は夜勤で、患者さんのお世話をしていました。仕事も一段落し、80代のおばあちゃんと雑談をしていると、私のばあちゃんと出身が一緒ということが分かりました。
 名前を教えると、「よく分かるよ〜!職場も一緒だったよ〜。あんたのばあちゃんはとっても働き者で、頭も良かったんだよ! みんなからの信頼も厚かったよ〜」と言うので、ビックリしてしまいました。
 残念ながらもう亡くなっていて、しかも今日が命日であることを伝えると、「あいっ、いつ亡くなったの? 私は線香もあげに行けなくてゴメンネ」と謝られてしまいました。
 その後も、「本当にあんたのばあちゃんは、偉い人だったよ〜」とたくさんうれしい話が聞けました。命日にばあちゃんが何か巡り合わせたのかな!? と思ってしまいました。それにしても、沖縄は狭いですね。

(糸満市 ブヒくんママ)

(編コメ)本当に不思議な巡り合わせですね。天国のおばあちゃんが引き合わせてくれたのかもしれません。ステキな話がたくさん聞けてよかったですね。

風疹予防どうすれば

 夫婦で風疹の予防接種を受けるべきか迷っている時、目に飛び込んできた7月18日付、那覇市のスヌスヌさんの投稿「風疹の予防接種」。内容がとても参考になりました。
 現在、妊娠希望の私。年のせいか、早く子どもを授かりたいと焦る気持ちの中、調べた結果、接種後「2カ月」は、妊娠を避けることが必要だとか…。それよりは抗体検査をし、抗体が無ければ接種しようか、とても迷っています。
 一方、夫の場合はどうでしょう? 妻に抗体があったとして接種せず、夫のみ接種した場合も2カ月間、避妊する必要があるのでしょうか?
 天からの授かりもののBaby。私のところにきてくれる最短の方法は? 悩みます。

(南城市 そわそわ)

(編コメ)悩む気持ち、よ〜く分かります。年齢も気になっているのであれば、なおさらですね。疑問点は、かかりつけ医などに確認したらどうでしょうか。スヌスヌさんの例もあるので、セカンドオピニオンも聞いた方がいいかもしれませんね。

恐ろしいアリ

 暑くなると、アリが家の中に遊びに(?)来て、困ります。食卓や床は、こまめに拭き、清潔にしておくのが一番ですね。
 アリで背筋がゾッとする思い出は、カンボジアのアンコールワットを旅した10年前のこと。宿は高級木材として知られるマホガニーと大理石でできた、築3年のオシャレでピカピカのホテルでした。その4階が私の部屋。
 前日の夕方、近所を散歩したら駄菓子屋があったので、お菓子を1袋購入。言葉の分からないテレビを見ながら夜にお菓子を半分食べ、残りは袋の口を輪ゴムで留めて眠りました。
翌朝、輪ゴムを外して中に手を入れようとしてビックリ!! お菓子は真っ黒なゴマのようにアリにまみれていたのです。思わず「ウワッ」と叫んじゃいました。
テーブルの上にも床にも、アリ1匹見当たりません。一体、どこからどのようにして入り込んだのか、恐ろしくて不思議でした。
 それ以来、袋菓子は輪ゴムできっちり留めて冷蔵庫に入れる習慣が…。

(宜野座村 あかりのバァバ)

(編コメ)アリはどこから侵入してくるか不思議ですよね〜。以前住んでいたアパートで、息子が夜中に使ったほ乳瓶が、朝にはアリで真っ黒になっていたことがあります。あ〜恐ろしい…。

涙の保育参観

 わが家の2歳になる長男は、4月から保育園に通っています。先日、保育参観がありました。息子が保育園でどんな風に過ごしているのかを確認できるので、とても楽しみにしていました。
 行ってみると、目が合った瞬間、息子は泣いてしまい、私たち夫婦のもとに来てしまいました。先生に「頑張ろうね〜」と促されると、息子は肩をヒクヒクさせながら、涙をこらえて先生のもとに戻っていきました。
 その後、先生のピアノに合わせて朝の歌を何曲か歌っていました。しかし、息子はまだ泣きながら、肩を上下にヒクヒクさせ、一生懸命、ピアノに合わせて歌を歌っているのです。そんな後ろ姿を見て、息子なりにとても成長しているんだな〜と感動してしまいました。
 これからもどんどん成長して、あっという間に親元を離れてしまうんだろうな〜。子育ては大変だな〜と思うこともたくさんありますが、今の時間を大切に過ごしたいと思いました。

(沖縄市 貴司ママ)

(編コメ)子どもはあっという間に成長する—。分かってはいるのですが、日々大変なことばかりで「今が貴重な時間」とはなかなか思えないですね〜。お互い頑張りましょう!

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