沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1475]

  • (木)

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「ワシントコポスト」2013年07月11日[No.1475]号

2歳のジェントルマン

 ただいま妊娠6カ月の私。2歳の息子は妊娠が分かって以来、外出時は私のカバンを率先して持ってくれるようになりました。普段、夫がそういうことをしないので、どこで覚えたのかなと不思議。
 毎日、スーパーに行く際、「ママ、○○がカバン持つからね。ついてきて」と手を差し出すのがお決まりのパターン。今まで男性に引っ張ってもらった経験が少ない私は、息子の行動にキュンキュンしています。
 洗濯物を干す時には、かごから私に洗い物を渡してくれるので、将来、ステキなジェントルマンになるかなぁと楽しみです。お手伝いが終われば、ウーマクーに変身しますが、赤ちゃんが生まれても頼もしいお兄ちゃんがいるので安心です。

(うるま市 ミランダ)

(編コメ)ステキ!! 2歳にして立派な紳士!! 赤ちゃんが生まれたらどんなお兄ちゃんぶりを発揮してくれるのか、楽しみですね。

健康に感謝

 健康に自信のあった私が先日、体調を崩して10日間の入院生活を送りました。
人間って勝手なもので、健康でいることが当たり前だと思ってしまいます。病んではじめて、健康のありがたさを痛感しました。
 以来、「健康は当たり前」と思わず、体への気遣いも忘れずに、感謝の日々を過ごしています。
よ〜んな〜、よ〜んな〜、頑張っています!

(南城市 ラッキー)

(編コメ)健康って本当は有り難いものなんですよね。ついつい忘れてしまいます。無理せず、マイペースで頑張ってくださいね。

命のバトン

 先日、学童の子どもたちを引率して糸満市の平和祈念資料館と平和の礎に行きました。平和の礎では、フィリピンのミンダナオ島で亡くなった祖母の名前を探しましたが、私は学童全体を見守る役目。先頭集団と最後のグループとの調整など、時間がなく、焦っていました。 すると、「みえ先生、どこ探してるの?」と子どもたちに聞かれました。「読谷村喜名」と答えると、子どもたちは、ぱっと散って素早く探しました。
「読谷村、ここ。えっと喜名は…おばあちゃんの名前は?」
「松田ナビ…」
やっと見つけ、目を閉じて手を合わせました。目を開けたら、周囲の子どもたちも皆、小さな手を合わせて祈ってくれていました。
「みんな、ありがとう。このおばあちゃんがいなかったら、みえ先生は生まれていなかったんだよ。おばあちゃんのおかげで、今、みえ先生がここにいるんだよ…」と命のバトンの話をしました。
 みんなが素早く探してくれて、祈ってくれて、心がほっこりした一日でした。
 多くの御霊(みたま)に見守られて私たちは今、この地に生かされているなぁとあらためて実感しています。感謝です。

(浦添市 みーえ)

(編コメ)ナビおばあちゃんもみんなに手を合わせてもらって、うれしかったでしょうね。子どもたちに命のバトンをしっかり引き継いでいきたいですね。

なぜに、そこまで?

 私には4歳になる娘がいます。生まれた頃から今に至るまで、会う人、会う人に、「パーパーそっくりだね〜」と言われています。
 あんなにおなかを痛めて産んだ子なのに、少しは私にも似てるって言ってくれてもいいのに…って寂しく思う時もホントありました。
 そんな娘が、顔だけでなく、やることまで夫に似てるんです(笑)。私といる時間が長いのに…。
 お風呂に入っている時の行動、手の洗い方、走り方、ダラーッとゆっくりしている時の行動、その他いろいろ(笑) 今、2人目がおなかにいます。2人目も「女の子」と言われています。この子も同じようになるのか…。楽しみです。

(南風原町 ドットちゃん)

(編コメ)その気持ちよ〜く分かります! 息子は「手はお母さん似だね」と言われたことがあります(涙)。どっちに似ても大切なわが子。第2子の出産も頑張ってください!

ぬか漬け好きの息子

 わが家では、自家製のぬか床を持っています。毎朝、混ぜ混ぜするのがワタクシの日課。
 そんな中、朝や夜の食事に出てくるぬか漬けを食べたいと言い出した1歳10カ月のわが息子。どうせ嫌な顔をして吐き出すだろうなぁと思いながら、食べさせてみると…。 おいしそうに食べたんです。その光景に夫婦でビックリ! それからというもの、毎回の食事に出てくるぬか漬けが好物になってしまいました。そのおかげか、ぬか漬けを食べる息子はいまだ病気知らず。生きた乳酸菌に感謝です。
 ちなみに、キュウリのぬか漬けが一番好きなようです。

(宜野湾市 りゅうすけ)

(編コメ)息子さん、シブイですね〜。そのうち、パパと一緒に混ぜ混ぜする日がくるかもしれませんね。

島の常識

 島での生活も5年目を迎え、楽しく穏やかに過ごしていますが、まだまだ慣れない点が多々あります。例えば、交通マナーの悪さや店員の雑な対応(接客の仕方)などがそうです。
 先日、人気のレストランへ事前に予約を取って行きました。しかし、席が予約されておらず、食事ができませんでした。もちろん、それは店側のミスで、予約カレンダーに名前が記入されているにもかかわらず、確認を怠ったようでした。謝罪の言葉があったので、そこでは怒らず、別の日に予約をし直し、「次はお願いします」と伝え、別の日にそのレストランへ向かいました。 すると、今度は予約の曜日を書き間違えていて、またもや席が確保されていない状況…。その時はたまたま席が空いていたので、食事をすることができましたが、謝罪の言葉はなく、嫌な気分で食事を済ませました。
 別の店では、ディナーの予約をしたにもかかわらず、店が閉まっていたこともありました。
 今では、「これが島の常識だ」と思うようになり、予約の確認の電話を最低2回は入れるようにしています。
この島には、人情味あふれ、心が温かい人もたくさんいるので、何度でも行きたいと思う店ももちろんあります。しかし、このような島の悪い常識は改善すべきだと思います。
 この島の良さが分かるからこそ、残念でなりません。

(宮古島市 ゴン)

(編コメ)あらら…。島の良さが分かるだけに、残念に思う気持ちが強いのかもしれませんね。だからといって、島を嫌いにはならないでほしいです。

夫へ「ありがとう」

 「オハヨー」とギューッと抱きしめて一日のスタート。
 1歳になる息子は、こどもじてんや本を見ています。言葉はまだ話せません。
 先日、散歩に出掛けたら、知っている工事の車や信号を指さして、「うーうー」と言ってきます。そのたびに、「トラックだね、カーキャリアだね」と答えます。
 最近から、「〜くん」と名前を呼ぶと、「アイ」と返事をし、私たちを笑わせてくれます。日々成長しているなぁと実感。あんなに小さかったのに、今ではあんよをしようとしています。
 1年ってあっという間でした。夫の協力があったから、子育てを楽しめたのだと思います。
子どもが生まれて、私たちの合言葉は、「大事に育てていこうね」です。夫の協力なしでは、そういう言葉はでてきません。いつも私を大事にしてくれているから、子どもに120%の愛を注げるのかもしれません。
 夫へ。何回言ってもまだ足りません。毎日、言うよ。「ありがとう」

(那覇市 希望)

(編コメ)1歳ごろは日々の成長が実感できる時期ですね。毎日の変化を楽しんでくださいね。優しいパートナーと仲良く子育てしてください!

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