沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1466]

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「ワシントコポスト」2013年05月09日[No.1466]号

理想のお嫁さん

 わが家には、4人の子どもがいます。毎日ケンカしたり、末っ子が泣き出したりで騒がしい家です。
 一番上の長男は、中学3年生。受験生になりました(なんて早い!!)。長男はきょうだいの中で一番のおしゃべり! 夕食時間はほとんど長男のトークショー状態。
 先日のトークショーでは、「自分の嫁さん」について語っていました。自分が結婚する人は、㈰しっかりしている㈪片付け・掃除ができる㈫料理が上手—の3つを兼ね備えた人だそうです。
 「どれも私にあてはまらないな〜」と思った私。…ゴメンね、こんな母ちゃんでと思うのでした。

(那覇市 デカパンママ)

(編コメ)その3つの条件を満たす男性がいたら、私が結婚したいなぁ(笑)

思いやりの心

 僕は自営業をしている20代、2児のパパです。スーパーの店先を貸してもらい、天ぷらの販売をしています。
 そのスーパーに、毎日のように買い物に来る60代くらいの目の不自由なお客さんがいます。毎日、小学生に手を引いてもらって、幸せそうな顔をして来店します。その光景を見た時、ものすごく感動して、温かい気持ちになりました。
 店内まで案内すると、スーパーの店員さんが手を引いて、最後まで買い物の手伝いをし、安全な歩道まで連れて行ってくれます。店長さんの社員教育が見えるようです。「お客さま一人一人を大切に」の心でしょうね。
 CMで流れている、おもいやり算そのものです。
 「+=助ける」(小学生がおじさんを連れて来る)
 「−=引き受ける」(スーパーの店員さんが荷物を持って買い物のお手伝い)
 「×=声をかける」(僕は小学生に「えらいなー」「おりこうさんだな」と声をかけ、天ぷらを食べさせています)
 おりこうさんの小学生たち。いつまでも今の気持ちを忘れずに大人になってほしいと思います。

(那覇市 U)

(編コメ)みんなの優しい気持ちが一つになっていいですね。これからもおりこうな小学生たちを見守ってあげてください。

愛猫が行方不明

 最近、おばあちゃん家で飼っていた猫がいなくなっちゃいました。
 家族全員で歩いて近所をまわったり、車でも捜していますが、見つかりません。悲しくて、私もお母さんも、いとこたちもみんなショックを受けています。
 同じような体験をした人で、「こうしたら見つかったよ!」というのがあれば、ぜひ教えてほしいです。
 早く帰ってきて〜。

(豊見城市 サスケ)

(編コメ)大切な猫ちゃんがいなくなって、おばあちゃんも寂しい思いをしているでしょうね。一日も早く見つかることを祈っています。

タバコのポイ捨て

 私たちが住むアパートの隣のお子さん、まだ赤ちゃんだと思っていたら、いつの間にか走り回っています。「ママ〜、ママ〜」と呼ぶ声がかわいくてかわいくて、毎日、癒やされています。隣の夫婦も気持ち良くあいさつしてくださり、とても感じの良い人です。
 しかし左隣のお子さんは、部屋の前に菓子の包装紙を捨てたり、その子の親なのかタバコの吸い殻を捨てたりと、ちょっと疑ってしまうような行動で戸惑っています。訪ねてくる人も、「ここのアパートの階段、汚いね」と言うので、そのたびに清掃しています。アパートって一応共同生活なんだし、みんなが気持ち良く暮らせるようにしないと…と思うのは私だけなんでしょうか?
 私たちに子どもはいませんが、私が小さい頃は道端にゴミを捨てようもんなら、親から厳しく叱られました。「そんなことしたらバチあたるよ。地獄に行くよ〜」と、よく驚かされたものです。
 昔は近所の人が「○○ちゃん、そんなことしたらダメだよ〜」と注意しても当たり前でした。しかし最近は、注意もできない世の中になってしまい、部屋の前にゴミを捨てられるのを我慢するしかないのかな〜と思う毎日です。
 親が平気な顔をして踊り場や階段にタバコを捨てるところを、子どもはしっかり見ていますよね。子どもも平気で菓子の包装紙を捨てています。ワジワジーするよりも今はあきれ果てています。

(糸満市 おつぼねさま)

(編コメ)以前、私が住んでいたアパートは、管理する不動産会社がタバコのポイ捨てに注意喚起を促す張り紙を張っていましたよ。隣人との関係もあるので、不動産会社に相談してみてはどうでしょうか。やっぱり気持ち良く暮らしたいですよね!

自然治癒力に驚き

 私のピアノの先生は昨年末、初産で4000g超えのビッグな男の子を出産しました。
 しかし、片肺の機能がまひし、呼吸に障害が…。病院でも初めての症例で、治療法がないとのこと。医者からは5カ月の外出禁止を言い渡され、百日祝いの写真も撮りに行けなかった赤ちゃん。先生はとても心配な日々を過ごしていました。
 ところが、検診で「念のためにレントゲンで肺がどうなっているか診てみましょう」と言われ、撮ってみたら、なんと、肺がきれいに戻っていたそうです。まひもなくなっていて、普通に呼吸をし、医者も驚いていたそうです。
 先生は大喜び。生命の不思議、自然治癒力のすごさにビックリです。これからも健やかに育ってくれることを祈ります。

(那覇市 K・S)

(編コメ)生命の不思議を感じますね。元気になった赤ちゃん、これからも健康に育ってほしいです。

習慣化したお手伝い

 わが家の4人の子どもたち。最初はお小遣いほしさに始めたお手伝い。親にうまくだまされ(笑)、当番制になり、怠けようとすると、「小遣いがなくなるよ!」と脅しました。
 その結果、お手伝いが習慣化し、最近は兄弟同士で「お前、今日は洗い物当番だろ!」と声をかけたり、中学1年の長男は部活で疲れた時に「今日は代わって〜」と交渉したり、親の予想以上に自分たちの役割をうまくこなしています。
 小学1年の三男の当番の時は、やり直しで余計に時間がかかりますが(涙)、小遣いの後の週末は、兄弟で財布を片手に菓子や文具など自分のお金で支払いするのが楽しみのようです。お金の大切さも少しは感じているかな?
 でも、小遣いを全部使ってしまうので、貯金箱にお金がたまることはまだないようですが、頑張ってくれている子どもたちに感謝です。

(うるま市 ワッツの母)

(編コメ)小さなことでも手伝ってくれると親は助かります。料理や洗濯、アイロンがけ…少しずつ手伝いの幅が広がるといいですね。

30歳年下の友

 英語のサークルで知り合った30歳年下のエイちゃんは、私の子どもたちともとても仲良し。
 先日、小学生の下の子のベビーシッターを頼むと、快く引き受けてくれました。
 お礼に気持ちの分、お金を渡したら、「私たちの友情にヒビが入るので、金銭の授与はやめてください」と律義なことを言ってどうしても受け取りませんでした。
 30歳年下の友人は、私よりもずっと大人です。

(那覇市 友チョコ)

(編コメ)エイちゃんに子どもができたら、友チョコさんがベビーシッターするといいですね。世代を超えた友情、これからも大切にしてください。

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