「ワシントコポスト」2013年04月11日[No.1462]号
私の仕事は、一年に一度、多くの年配者と話をする機会があります。
今年も多くの人とお話をしました。人生の先輩である人たちの話は、いくつものヒントが隠されています。50人いれば50通りの人生があり、少なくとも50個のヒントがあります。
話を聞いた後は、考え方がプラス思考になり、幸せな気分になります。この仕事に出合えて良かったと思います。
(中城村 アイスティー)
(編コメ)どんな仕事でしょうか? ぜひ次は先輩たちのヒントを教えてください。
小学6年の長男、小学2年の次男、幼稚園の長女は、毎日きょうだいげんかをしています。さすがに妻は、「ケンカはやめなさい」と毎日怒ることに疲れ果てています。
少子化の時代、ケンカをあまりせず、大人になる人が多いと思います。私は、ケガをするほどのケンカはやめさせますが、それ以外は我慢するようにしています。
「自分がされて嫌なことは友達にもしない」「ケンカをしても自分が悪いと思ったら、素直に謝る」。この人間にとって大切なことは、ケンカをすることによってしか得られない、大切な宝物だと思います。
(沖縄市 たつ)
(編コメ)家庭は小さな社会。きょうだいげんかもいい勉強です。ケンカできるきょうだいがいるって、ステキなことかもしれませんね。
「チリン、チリン」。遠くから無神経な音がする。歩いていた私は道の端による。自転車はやや蛇行しながら、かなりのスピードで走り去った。後ろ姿を見ながら「やはり、迷惑だ」と思った。
最近、道を歩いていると、こういうおじさんやおばさんに会うことが度々ある。時にはベルを鳴らすだけでなく、「どけ!!」と怒鳴る人もいる。こんなことは、私たちでもしない。いいや、年長者にしかできない。
自分が長く生きているから、自分はえらいと思っているのだろうか。私には不思議に思えてならない。
逆に、自分が歩いていて、そういうことをされたらどう思うのだろうか。絶対に「仕方ない」なんて言葉は出てこないだろう。
こういう人は長い年月を生きてきて、何を学んだのだろうか。また、私たちもこうなってしまうのか。人間、我慢を学ぶことは大切だと思った。
(南風原高校 T・S)
(編コメ)県立南風原高校の幸地育美教諭から、「一年生最後の授業『投書を書こう』で取り組んだ作品です」という手紙が届きました。代表して一つ紹介します。授業だけでなく、プライベートでも投稿してくださいね。
定年〜。夫が定年25日目。今までお気楽主婦をしていたのに、三度、三度のご飯におやつ。HA〜、大変。
おまけにすることなくて、庭いじりをする夫。カマやらスコップやら、枯れ葉のくずの後片付けは私。トイレの電気の消し忘れから、くつの出しっ放し…。何かとだらしない人の後片付けは、ストレスがたまるもの。朝ご飯が終わると、昼ご飯、夕食…。そういったことに振り回され、ストレスになっています。
何の趣味もない人なので、家でダラダラ、テレビの番人。おまけに床がほこりっぽいだの何だのと細かい。
あぁ、私にも定年がほしい。夫も何か趣味をみつけてほしい。「どこかへ出掛けてみては?」と言うと、嫌みに思われるかな?
(那覇市 ネコママ)
(編コメ)あらら、本当に大変! 大きな子どもが一人増えたようですね。想像しただけでぞっとします…。今後のことを考えると、思い切って「出掛けてみたら」と言ってみてもよいのでは?
先日、あるフードコートで若いお母さんがベビーカーを押しながら食事のトレーも持っていました。そのまま外に出ようとしても両手がふさがっていて、なかなかうまく出ることができません。
周囲には食事をしている大人もいる中(私も含め)、小学1年くらいの男の子が近寄って、ドアを開けたんです。大人が押しても重いドアなのに、ビックリしました。
すぐに困っている人を見て動けるなんて、立派な大人になるに違いないと思いました。
(糸満市 優しくなりたい)
(編コメ)思いやりに年齢は関係ないですね。私も困っている人に手を差し伸べられる人になれるよう心掛けたいです。
先日、息子を連れてショッピングモールのゲームセンターに行きました。何かイベントがあるらしく、声をかけました。しかし、ゲームセンターの人たちはとても無愛想で、「仕事中だから声をかけるな」という雰囲気だったので、声をかけづらい! 「ゲームをやる前に声をかけて」「気軽に声をかけて」と書いてあるのに…。
子ども相手の仕事をする人として、こんなんでいいのでしょうか? 私も子どもたちと接する仕事をしていますが、コミュニケーションを大切にし、責任を持って仕事をしています。
ゲームセンターの人たちにも、もう少し自覚を持って仕事に取り組んでもらいたいです。
(那覇市 天使の羽)
(編コメ)忙しいと無愛想になってしまいますが、どんな仕事でもコミュニケーションは大切です。私も気をつけます。
毎日、生後10カ月の娘をお風呂に入れ、眠る前には絵本の読み聞かせをし、かわいがっています。しかし最近、母親の姿が見えなくなると泣くようになりました。
休日は私と二人で公園に行って笑顔で楽しんでいたのに、今では母親にしがみついて、私と二人では遊びに行かなくなりました。
夜、母親がお風呂に入ると、お風呂場に行って、ドアの前で大泣き。なんとトイレにまでついて行く始末。私が抱っこすると、さらに大泣き…。いつまで続くのか、父親離れ。お父さんはとても寂しいぞ。
(沖縄市 父親っこ)
(編コメ)お母さんじゃないとダメな時期がありますよね。でも大丈夫。そのうち、お父さんが大好き♡な時期になりますよ。
先日、娘の中学の入学式で着るスーツを買いに行きました。お店には、パステルカラーの春らしいスーツがたくさんあり、気持ちもワクワク! 早速、試着してみました。すると娘が、「なーんか変。おかしいよ〜」と一言。自分でも鏡を見てしっくりいきませんでした。
しばらくして娘が、「この服、お母さんには大きいみたい」と言うんです。私は当たり前にこのサイズしか頭になかったので、不意をつかれた気がしました。
そして今度は、ワンサイズ小さいスーツを試着してみました。「ピッタリ!」。娘も「そうそう! これだよー。似合っててカワイイ〜!」と褒めてくれました。
予想していなかったサイズダウンにテンションアップです。ダイエットが成功したことを初めて実感した瞬間でした。
毎日、運動を頑張ったかいがあった!と自分を褒めたいと思います。
(うるま市 さち)
(編コメ)うらやましい〜。たくさん自分を褒めてくださいね。でもご褒美スイーツはほどほどに。