沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1409]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2012年03月29日[No.1409]号

優しい長男
 わが家の長男は、わが子ながらとても気持ちの優しい思いやりのある子に育っています。ママやパパが体調を崩していると寝るときに「自分と手つないだらすぐに治るよ」と手をつないでくれます。
 のどが痛いと話すと、すぐにのど飴を口に運んでくれます。弁当会の帰りには「ママ、弁当ありがとうね。とってもおいしかったよ」と礼を言ってくれます。
 先日、「何でもできるね~。さすがお兄ちゃんだね」と弟の前で頑張る長男を褒めたら「だって、もう次は、きりん組になってお兄ちゃんになるんだのに」と。
 もうこんなに成長したんだと、うれしいようないつまでもそのままの赤ちゃんでいて欲しいと寂しいような複雑な心境になり、パパに「こんなに急いでにぃにぃにならなくていいのにね。なんだか寂しいさ」と話しました。
 するとそれを聞いていた長男が「もうきりん組にならないよ。にぃにぃにもならないよ。だって大好きなママが寂しいんでしょ?だからもう大きくならないよ」と…。
 なんてやさいい子なんだ!!思わず涙がチョチョ切れてしましました。慌てて「ママはきりん組になってにぃにぃになってくれたら本当はうれしいんだよ」と訂正。しかし、その日から長男は進級し、きりん組なるとママが寂しがると思ってしまい、いつも気を使いながら「ママも一緒にきりん組になれるか先生に聞いてみるからね」と言ってくれています。
 だれに似たのか?息子よ。そのまま気持ちに優しい大人になってね。子供ながら親にまで気を遣い、もっと子供らしくたまにはわがままも言っていいんだよ。
 (南城市 shimar)
(編コメ)お子さんが優しさ、心配りは、お母さんをはじめ、周りの人々からたくさんの「愛情」を受けている「あかし」だと思います。
大切なダンボール箱
 神奈川県に住んでいる、おばから、子供たちへのプレゼントがたくさん入った大きなダンボール箱が届きました。
 子供たちは配達されて届くお菓子や洋服に大喜び。その後、箱を片付けようとしたら、箱の裏には何と小さな文字が…よくよく見てみると、「恵美子おばさんのようふくいれ」と書かれた小学校時代の私の字。あれから、20年位は月日がたっているのに、そのダンボールを大切にとっていてくれた、おばさんに感謝の気持ちが一気に込み上げてきました。
 あの時の自分自身にタイムスリップしたような気持ちになり、とても不思議な感じでした。叔母からの何気ないサプライズに子供たちのお菓子よりも私の方がうれしかったダンボールでした。これからは私が大切にしたいと思ってます。
 (那覇市 ハンカチ王子)
(編コメ)お菓子と思い出がたくさん詰まった箱にお子さんだけでなく、おばさんもビックリですね。これまで箱を大切に保管してくれた優しい叔母さんに感謝ですね。
ライブのマナー!
 私は生まれて初めてライブに行ってきました。ライブが始まると、なんと私の後ろで見ていた人が一番前に行こうとして皆を押しのけて前にでました。
 前にはスタッフさんが見えないからと、小さい子が最初にいましたが前に無理やり出てきたことで、小さい子が端に寄るしかなく、私はとてもイヤな気分になりました。
 また、1人が前に出るとその子が友達を何人も引っ張ってきて、元々前にいた人がとても迷惑そうでした。楽しいのはわかるけど、高校生ぐらいの人達だったので、ちゃんと考えて行動する事ができるはずです。
 しかし、初めてな事があって大変でしたが、最後には会場の皆と盛り上がれて、とても楽しいライブでした。また次も参加したいと思います!
 (糸満市 ice)
(編コメ)だれもが「近くでみたい」と思うことではありますが、周囲の方の迷惑も考えてほしいです。自分が逆の立場なら、きっと「不愉快」だと感じるかもしれません。
思い出の絵本
 レキオの「思い出の絵本」コーナーが好きです。
 私には4歳、2歳、1歳の子供がいて、毎晩お休み前に布団で絵本の読み聞かせをしています。
 本屋にいくとたくさんの絵本があるので、いつも迷ってしまいます。なのでレキオを参考にしています。 最近の私の趣味となったレキオ投稿で頂いた図書カードは、もちろん子供たちの絵本へとかわります。
 (読谷村 あっきょんあっこ)
(編コメ)就学前のお子さんにとって、お母さんやお父さんからの読み聞かせは「わくわく」と心躍らせていることだと思います。それが子どもの想像力や学ぶ力を育てていくのではと、勝手に思っていますが。
マラソン完走
 10年ぶりにフルマラソンに出場しました。3カ月前からの練習で、ほとんど完走にはほど遠い…と思っていました。が、な、なんと完走してしまいました。
 今回の出場で、新ためてあきらめないことの大切さ。そして何より沿道のみなさまの温かい声援のパス、人の心の温かさをいっぱいいただいたマラソンでした。
 きっと、沿道の声援がなかったら完走は不可能だったに違いありません。この場をかりてお礼をさせて下さい。
 おきなわマラソンを応援して下さったすべての方へ、本当にありがとうございました。そして、大会の関係者のみなさま。ボランティアのみなさまご苦労様でした。
 今回、完走できた事で、自分の中で大きな自信となり、これからの人生においての大きなパワーになると思います。
 (沖縄市 しょおしょお)
(編コメ)強い気持ちがあったからこそ見事完走できたと思います。また、沿道の声援も背中を後押ししていることは間違いないですね。
変身…
 30年ぶりに中学校の同期会がありました。みな若々しく、素敵な大人になっていました。そのなかでも中学校当時にアイドル的存在で、女子の憧れだったA君は、当時の面影を残しつつ、貫禄がつき、寡黙だった昔とは、打って変わり、テンションが高く、ものすごい酒豪になっていました。
 おとなしい印象からお笑いキャラに…この30年の間に変身していました。中学校時代の彼は、記憶の中にしまっておきます。
 (那覇市 別彼)
(編コメ)中学校時代の同期会ですか?当時の面影はどのように変わっていましたか…。私は卒業以来、会に参加したことはありません。うらやましいですね。
しまくとぅば
 琉球新報で「しまくとぅば」を継承する大事さが特集されていますね。私は26歳ですが、ほとんどわかりません。
 90歳近くのおばあちゃんは、昔は私がわかるように標準語?を話してくれましたが、歳を重ねるごとに方言しか使わなくなりました。通訳がいないと会話が成り立たないなんて、寂しいですよね。
 もっと会話してわかるようになりたいとは思うのですが、英語を理解するのと同じくらい難しい!ちなみに3歳になったばかりの娘の口癖は「あ~っしゃびよ~もぉ」です(笑) 娘の方が早く「うちなーぐち」理解して話せるかもしれないです。
 (浦添市 苺)
(編コメ)言葉は地域の人にとって、最も大切なアイデンティティだと思っています。祖先から、継承されている文化に自信と誇りを持ち、発展させていきたいですね。
検診
 30代後半にして初めて子宮けいがん、乳がん検診を受けました。20代のころは面倒くさく大丈夫だから関係ないと思ってました。父が大腸検診も受ける事なく半年で他界しました。転移してました。
 まだ子宮けいがん、乳がん検診受けてない方、若い方ぜひ受けて欲しいです。これを読んで1人でも多くの方が検診を受ける事を願ってます。
 (那覇市 検診へGO!)
(編コメ)私もそうでしたが、20代のころは自分が「病気になる」とまったく予期できぬことでした。それが長年たつと、「あの時、受診しておけば」と、思うことがあります。ぜひ機会をつくって受診して下さい。
父の助け
 他界して1年たつのに、夢に1度も出てこない父。きっと安心して成仏してるんだよ。父の会社を主人が引き継いで10年、今までになくピンチがやってきた。
 新しい本土の取引相手が数百万の売掛金を払わず連絡がつかない。このままじゃ、うちは代金を払えず事業を継続する事ができない状況に…心配がつのり、月命日の時に父のお仏壇にお願い。
 「とうちゃん、このままじゃ潰れるよ~助けて~」と拝んだ次の日、突然相手から掛け金の2/3の振り込みが!残りも翌週には払うと約束ができた。
 ほっとした~これって父の助けだよ!同じ取引先の事で主人ともめてると、夢に若い頃の元気な姿でニコニコ笑って「大丈夫だよ」とでも言うように出てきた。
 ありがとう~又助けてくれるんだ~と父にプレッシャーをかけつつ感謝してます。
 (那覇市 うちな~か~ちゃん)
(編コメ)お子さんの「危機」にお父さんは思わず天国から「救いの手」。いつまでも、家族のことを見守っているんですね。ありがたいことです。
成長
 先日、息子の幼稚園の発表会がありました。「ももたろう」役を見事に演じていました。
 ずっと家庭保育だったので、入園して1週間くらいは大泣きしていた息子も、1年でこんなにたくましく成長したんだと思うとジーンときました。
 最近は、同じクラスの子供たちのことも可愛くて仕方ありません!
 (浦添市 さくら)
(編コメ)親にとってお子さんの成長は頼もしくもあり、うれしいことです。これからも愛情いっぱい注いであげて下さい。
息子の決断
 私立中学校に通う息子が、新学年から公立中学校に転校します。小学校5年生の夏休み過ぎから受験を決意し、自らの力で「あこがれの」志望校への入学を勝ち取りました。
 それが、入学からわずか1年で「進路変更」となります。理由は本人の性格的なものや、学力問題を含め、さまざまな要素があります。
 最大の要因は「親の配慮不足」です。これまで、何事も子どもまかせで、真剣に向き合ってこなかったと、反省しきりです。もっと早く状況に気づき、対応しておけば…と、後悔もあります。
 転校を決めるまでには、「紆余曲折」がありました。先生や本人を交えて話し合った後も「転校」「在校」で悩みました。
 息子をはじめ、家族とも、私立での1年は「むだではなかった」と思えるように、気持ちを切り替え、新たな目標・夢を持って突き進んでいこうと思っています。
 今後は息子の希望をくみ取りながら、出来る限りサポートしていきたいと心に誓いました。
 (那覇市 涙の決意)
(編コメ)親子とも、とても悩み苦しい決断されたと、察します。今後は新しい道を定め、しっかり歩んでほしいと思います。前向きに取り組めば道は「きっと」開かれると思います。
もうすぐ…卒園式
 わが家の息子(6歳)4月から新1年生になります!幼稚園生活はとても楽しくて、遠足・運動会・発表会など…先生と子供達で協力し合い、物事を成功させる喜びを実感できたと思います!
 息子は3月に入ってからは「4月から1年生だよ!もう幼稚園生じゃないんだよ」って4歳の妹に威張りながら言います…。
 息子自身「期待と不安」があるのでしょう。私は息子に、1年生になってから出来る楽しいことを教えてあげたいと思います!
 残りの幼稚園生活を楽しく過ごしてほしいです♪
 (那覇市・元祖ちびっこクマ)
(編コメ)「ぴかぴかの1年生」ですね。親子とも新しい学校生活に夢を膨らませているかと思います。6年間は「あっと」いう間ですよ。
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