沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1404]

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「ワシントコポスト」2012年02月23日[No.1404]号

心をつなぐかけ橋
 過日、汗びっしょりになって実家の店に一人のお客様がおみえになりましたが、ランチは予約制。しかし、せっかく訪ねていらした方をそのまま帰すのは、しのびなくアイスコーヒーにおしぼり、プルーンを2個お出ししました。
 「涼」をとり、汗もひいたその方は頭を下げてお帰りに。ところが、お客様が去られたテーブルには封筒が…。(中には2000円札が丁寧に包まれていました)
 私の心遣いに感謝したその方の気持ち。正直驚きました。その時、初めて私の心に伝わるものがありました。
 真心を忘れてはいけない。それはいつかは伝わるということを。
 (那覇市 ゆーこママ)
(編コメ)店まで来られたお客さんも「予約制」にはがっかりしたことでしょうが、店の心遣い、対応に「心をうたれた」ことだと思います。初対面同士心が通じ合うって素晴らしいことです。
3回まで許して
 息子がいたずらをして母親の私に怒られました。
 「次同じ事で怒られないようにね。2回目はないからね。」と念押ししながら、やった行動に対して注意しました。
 すると8歳の息子は「お母さん本当にごめんね。けど、先生は3回目まで許すけど、4回目はないからねと言われた。お母さんも3回までは許して。お願いします」と言い訳じみたゴメンネの言葉でした。
 親に注意をされているのにもかかわらず口が達者な息子で、反省しているのかしていないのかいまだに謎です。
 (那覇市 ハンカチ王子)
(編コメ)8歳の息子さんも、なかなかの『強者』ですね。親や先生、周囲とのかかわりを通して知恵や知識(じんぶん)を付けてきているんですね。
事故の後遺症
 私は去年、追突事故に遭いました。赤信号で停車してから、一息ついた時の事故でした。
 私は頚椎(けいつい)捻挫になり、治療に通って症状も良くなりましたが、精神的な恐怖症がまだあります。
 それは、追突された恐怖から運転中、後方の車が猛スピードで走ってきたり、停車時に車間距離が短かったりすると「また追突されるのではないか?」という恐怖心から心臓がキューンと締め付けられる症状がでます。
 特にトラックやバス、タクシーは車間距離を狭くとる傾向にあるように感じます。もっと車間距離をとって欲しいです。事故が起きてからでは遅いです。
 運転は心にゆとりをもって、「安全運転」を心がけることが必要不可欠だと思います。今一度、意識して欲しいと願います。
 (那覇市 スヌーピーちゃん)
(編コメ)一息ついて、後に追突されたのでかなりの衝撃、ショックも大きかったと察します。事故の傷はいずれも完治すると思いますが「精神的な傷」がいえるのはまだまだ時間がかかりそうです。
俺、オレ!?
 学校から帰り、家でゴロゴロしていると、1本の電話がかかってきました。電話に出てみると、「オレ!オレだけど…」というんです。
 私は「オレオレ詐欺だ。どうしよう!電話を切ったほうがいいのかな?」と思い電話を切りました。
 数分後、また電話がかかってきたので、おそるおそる出てみると、「何で電話切ったばー。オレだよ。P子だよ」というのです。
 私の友人に自分のことを「オレ」というP子がいます。私はあーっ「P子だったかー」と思いました。
 (与那原町 ていだ子)
(編コメ)突然のことで「まさかオレオレ詐欺では」と、驚かれたことでしょうね。最近は女性でも自分のことを「俺」とか「僕」という人もいるんですかね。
ハマとんど~
 県外出身者の私は、実家や、離れて暮らす姉たちに荷物を送る事がしばしばありますが、その時はたまたま、荷を包むのにレキオを使用しました。
 後日、荷物が届いた姉から電話が。「ハマとんど~、面白いね」。どうやら、たまたま使った1枚に、「ハマとんど~」のページがあったようで、それを見たのだそうです。
 私自身も、一番のお気に入りは「ハマとんど~」。
 姉も、1回分を見ただけで、本が欲しいという程のお気に入りに。書籍化されていないという事なので、姉にはそれ以来、掲載されたものを数回分まとめて郵送しています。
 あの、なんともいえない味のあるキャラクター。好きです。 書籍化されるのを、私も姉も心待ちにしています。
 (名護市 ナスムスメ)
(編コメ)「ハマとんどー」の書籍化を望む声は、これまでにも多く寄せられています。登場するキャラクターやストーリーに引き付けられます。また「親近感」を感じるのは私だけでしょうか?
息子のふりみて…
 わが家ではいつも、ご飯に集中させるために食事中はテレビを消します。実家や旦那の実家ではテレビをつけたまま食事するため、帰省中は義父母に食事中はテレビを消してと言えず、息子にテレビ見るかご飯食べるかどっちかにしなさいといつも注意していました。
 先日わたしが食後、片付けを済ませテレビを見ながらビールを飲んでいると、4歳の息子に「お母さん、ビール飲むかテレビ見るかどっちかにして」と言われてしまいました。
 ごめんね、息子の気持ちわかりました…けど、許して~(笑)
 (読谷村 ブーゲン)
(編コメ)私も子どものころ母親から「テレビ見ながらご飯食べないで」ときつく言われました。その時は「何でー」と思っていましたが、”大人“になると、親の気持ちが理解できるようになりました。少しは成長したのかなぁー。
大自然の貴重な経験
 1月の後半の日曜日に小学5年生の娘と1年生の次男が祖父母の家の畑に昨年10月ごろに植えたジャガイモの収穫に行きました。
 子供たちはそれぞれクワを持ち自分でジャガイモを掘り起こし収穫。クワの扱いに注意しながら一生懸命に掘ったジャガイモをおすそ分けしてもらって、その場でジャガイモをマキで焼いてバターとお塩をかけ、ホクホクでおいしかったよと、疲れも忘れニコニコ笑顔で帰宅。
 自然の経験と収穫の喜びを教えてもらい食べ物の大切さをさらに強く意識していけたら素晴らしいと思います。
 貴重な経験をさせてくれた祖父母にありがとうの気持ちでいっぱいです。
 (名護市 真大のお母さん)
(編コメ)畑から収穫したばかりの作物をその場で「いただく」。最高の喜びですね。作物へのありがたさ、農家の方への感謝を忘れないでほしいですね。
頑張れ受験生!
 受験の時期がやってきました!私の妹は今回高校受験をします。
 しかし、なかなか勉強をせず、家族ばかりが焦ってしまいどっちが受験生かわかりません(笑)
 ある日、妹と2人で一緒に勉強をしていた時、ふと妹が「姉ちゃんにしか相談できない事がある」というので聞いてみると、友達が親の期待が高くプレッシャーを感じると言う相談をされたそうです。
 私はその事を聞いて、自分の心配をしなさい!と思いましたが、よくよく考えてみると妹は自分の事も重ねて私に相談をしたのかな、と思いました。
 いいアドバイスは出来なかったかもしれないけれど、私は受験のプレッシャーを乗り越えることでまた一つ成長できるのではないかと思います!
 受験の日は仏壇に手を合わせて、ご先祖様に見守ってもらえるようにお祈りをしたいと思います!
 (糸満市 Alice)
(編コメ)受験は本人だけでなく、親やきょうだいなど周りの人も気を使います。また、親として「子どもに期待する」というのは当然のことかもしれません。が、過度の期待は子どもにプレッシャーを与えるだけで、いい効果は得にくいのでは…。
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