沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1386]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2011年10月20日[No.1386]号

福山雅治さん沖縄ライブ!
 待望の福山雅治さん初の沖縄公演が、西原マリンパークで開催されました。直前まで沖縄に接近していた二つの台風をかなたへ追いやる福山パワーで見事なまでの快晴。
 会場は福山さん一色で入口には福山神社まで!午後2時の会場を待つ圧倒的人数の女性ファンはTシャツやタオル等、福山グッズに身を包み、容赦ない陽差しを浴びながらも、いとしい福山さんのためなら日焼けも全然、平気といった感じです。
 会場には熱中症予防のテントが設営されていたのが救いで、開演まで心地よく過ごす事ができ、県外のファンも沖縄の日陰の涼しさに感激したはず。スタッフ、ありがとう!そして期待と熱狂の中で遂に開演!突然、客席後方より福山さんが登場。ギター弾きっぱなしで歌い、パフォーマンスし、サプライズも満載で、ライブは3時間を越えました。心の底から音楽が大好きな福山さんの思いが伝わりました。
 冒頭では、東日本大震災で犠牲に遭われた方々へ、一分間の黙とうが会場にいたすべての人々より捧げられました。ただ楽しいだけじゃない。
 今、一番苦しんでいる人を忘れてはいけない。最後に有終の美を飾った夜空の花火に、誰もが復興への思いを強くしたはず。福山さん、素敵な夏を、ありがとう!
 (宜野座村 兄貴に一本)
(編コメ)福山雅治さんの沖縄初ライブ。今年の夏を彩るビッグイベントで、来県をまちかんてぃーした大勢のファンが訪れました。すごくよかったと聞いています。
将来はアナウンサー?
 電話に出たのは4歳のめいっ子です。相手が私だとわかると「あのさ~○○おばちゃん、今日幼稚園でさ~ふぅん、オヤツの時間にさ~ふぅん」と、おしゃべりを始めました。
 ひとしきり話したあとしばしの沈黙…。そして「あのさ~もう電話終わりしていい?」と切ろうとするのです(笑)。
 姉への用事がまだだったので(それどころか声も聞いていない)かわってもらいました。日に日におしゃべりが上手になっていくめいに「将来は女性アナウンサーか?」と勝手に期待しているおばバカな私です。
 (南風原町 とまと大好き)
(編コメ)女の子は好奇心がおう盛で、同じ年ごろの男の子よりおしゃべりで「吸収」も早い?
ママは75歳なの!?
 ある日、夫と2歳の息子が新聞を見ていると、夫が大爆笑。何事かと聞いてみると、「この写真見て、お母さんって言ってるぜ」っと夫。
 見ると、その写真は、75歳のおばあちゃん! 確かに、そのおばあちゃんの格好は、私が普段よく着ている服に色やスタイルが似ているし、メガネの色や形も似ている。
 でもさ、このおばあちゃん75歳って書いてあるし、私は、いくらヤンママではなくても、30代よ。悲しすぎる。
 再確認のため、私も息子に、写真を指差して、「これ誰?」と聞くと、やっぱり息子の答えは「お母さん」って。
 母としては、悲しいけど、かなり爆笑させてもらったから許すことにします。 そして、その写真は、思い出話としていつか使うため、切り抜いてとっておいてます。
(浦添市 キャット)
(編コメ)子どもの表現は「ストレート」「正直」?と言われています。が、30代のママが「75歳」に見えますかね?2歳の息子さんは服の色など外形で判断したかもしれません。
神様のカルテ見て
 映画「神様のカルテ」見てきました。私はシングルマザーをしながら看護師として働いています。看護師をしながらシングルマザーをしています?どっちだ?(笑)今から見る方のために内容は伏せておきますが、自分がひとりの人間としてどう生きるべきかを考えるいい機会となりました。
 看護師として働いている時の私はどんな人間なんだろう。患者さんに優しく接することができても仕事が終わり帰宅すると、子供たちに「早く宿題しなさい!おもちゃ片付けて!」って怒ってる私。
 子供たちにとってどんな母親なんだろう。子供たちの毎日の出来事にはちゃんと手を止めて耳を傾けるよう心がけている。そして時には父親にもなり、それぞれの年齢に合わせた友達になり体いっぱい使って遊ぶ私。
 ひとりの時間も大切だと思うから平日の休みにはひとりでゆっくりカフェでランチしたり、どこにも行かず部屋でのんびりしたりしてリフレッシュ。
 映画の登場人物それぞれの生き方を見ながら、私自身として、ひとりの母親として、ひとりの看護師として、子供たちとの接し方、患者さんとの接し方を深く考えるいい機会になりました。
 あんまり映画館には行かない私ですが、これをきっかけに時々は映画館の大画面で映画を見ようと思います!そして、宮 あおいさんみたいに穏やかな女性になれるように自分磨きを頑張ろうと思います。
 (沖縄市 ローズ)
(編コメ)「自分磨き」、最も大切なことではないでしょうか。こころが豊かになり、人間的にも幅が広がるのでは。
書籍化をのぞむ
 9月8日号に「はまとんどー書籍化希望」の意見がありましたが、私も同じことを思っています!
 たくさん希望が集まれば本になるのでしょうか?「今までのを集めておけばよかった」とさえ思っていました。いつか本になるはずと思っていたので集めてないです。
 おかしくて、時に鋭いネタと味のある絵が大好きです。レキオで作者のガンジー石原さんへのインタビューをやってほしいなとも思っています。
 ぜひ「ハマとんどー」書籍化希望!これからも応援しています。
(編コメ)最近、「ハマとんどー書籍化希望」のお便りが増え、作者をはじめレキオ一同、たいへんうれしく思っています。今後も応援よろしくお願いします。
本物のエコとは?
 母の使っているエアコンはもう18年位前に買入したもので、まだ現役で問題なく使えているのですが、リモコンの液晶表示部に黒い影が出てきて、このままだと文字が見えなくなるので、駄目もとで家電量販店に足を運び注文出来るか聞いたら、やはりもう生産されていないと言われガックリ…当時は高かったエアコンも、今は省エネで比較的安価で買えますが、母はまだまだ使えるからと、買い替えはしないと言ってました。エコではないかもしれませんが、寿命まで使いたいという気持ちは解ります。
 (那覇市 わびさ)
(編コメ)私の家でも30年以上前のエアコンを使っています。電気料金を考えれば買い替えた方がエコなのですが、使えるものを処分することが果たしてエコなのか考えることがあります。
島ぞうり
 この間、3歳になる長男と生後1カ月の次男家族4人で那覇のジャスコに買い物に行きました。
 ちょうど、お昼時と重なり店内は大混雑、さらに2人の息子は昼寝をしており、夫とベビーカー・抱っこ紐を使い人ごみの中をかき分け出産の内祝いを購入。ふとベビーカーに乗っている長男の足を見ると履いていた島ぞうりが片方無くなっている!
 どこかで落としてしまったのだと来た道を戻り探すも見当たらず、店員へ確認するも届けもないと。長男の大好きな新品の島ぞうりをなくしてしまったことに大ショックを受けて落ち込みました。
 諦めかけて帰宅しようとしたときに夫がサービスカウンターに再度、確認すると「あった!」黒い島ぞうりが落し物として届けられていたのです。手元に戻った島ぞうりを見て夫と一緒に感動!
 「この島ぞうりを落し物として届けてくれた人に感謝だよ。世の中、まだまだ捨てたもんじゃない」とウルウルしました。
 疲労と空腹で倒れそうな私たち夫婦は、ぞうりを拾って届けてくれた人の優しさと温かさに感動し帰宅しました。誰かわかりませんが、大事な長男の島ぞうりを届けてくれた方、本当に有難うございました。
 (南城市 shimar)
(編コメ)困っている時に、助けてもらったときのうれしさ、感動は忘れることができません。人の優しさは心の「栄養、ビタミン」ですね。
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