沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1373]

  • (金)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2011年07月21日[No.1373]号

孫のひと言にウルウル
 久しぶりに、夕食に沖縄そばを出した時のこと。小学1年生の孫がいきなり「ばあちゃんのそば、おそば屋さんのよりおいしいね」と言ったのです。考えてもいなかったセリフにびっくりするやら、うれしいやら。思わず「ありがとう!」って叫んでしまいました。
 娘が看護学校に通っているため、孫2人と娘が我が家で夕食をとるようになってから、1年ほどになります。これまでも「おいしい」と言ってくれたことはありましたが、まさか、こんなことを言ってくれるとは。普段は、兄弟ともにとってもうーまくー。2人の憎まれ口についつい大声を出したりしている私ですが、この時ばかりは、ついウルルン。「今日はおそばで、手抜きしてしまったかな~」なんて思っていただけに、余計に感激しました。
 「孫は可愛いけど、たまに来るからいいのよね~」なんて娘に皮肉も言っていた私ですが、考え直しました。2人からいやしをもらっているのは、私かもしれません。
(那覇市 もうすぐ還暦の若いおばあちゃん)
(編コメ)子供って、そんなとこありますよね。普段は生意気で、いうことも聞かないのに、思わず「ほろり」とさせるようなひと言を発したり。でも、お孫さんの言葉は本音だと思います。もっともっと、おいしいものを作ってあげてください。
初めての入院
 この世に生を受けて約半世紀。初めて入院することになりました。
 先日、受診した人間ドックで「再検査」と通告されました。その時は「また」と思ったのですが、今回は医師の説明内容がいつもと違う。「もしかして」と複雑な思いで紹介状を携えて専門病院を訪れました。
 そこでは疑いのある箇所を中心とした詳細な検査の結果。医師は「より精密な検査が必要なので、日程を調整して3日ほど入院して下さい」と事務的な口調で告げました。
 正直、初診の段階から「今回はこれまでと違うな」と思いがあったので、検査結果を素直に受け入れる気持ちでいました。
 予想していたとはいえ、「入院」といわれ何だか不思議な心境でした。
 振り返れば、5年ほど前から人間ドックを受診するたびに、「再検査」の通知を受けていた。これまで放置していた「ツケ」が回ってきたのかもしれません。
 小学生のころは骨折や縫合・切開手術。昨年は腰ヘルニアを患い、寝起きや歩行困難な時期がありました。
 とはいえ、どちらかというと外科的要因で、大病大けがではない。点滴の経験すらない私にとって検査とはいえ「入院」は…他人事のような気がします。
 今回の入院を肝に銘じ、健康に留意していこうと反省しています
 (那覇市 中年の嘆き)
(編コメ)ほとんどの方が「まさか自分は」と思い、面倒なことは後回しにしているのでは。やはりタイムリーな時期ってありますよね。健康は一生の宝。健康な体は自分だけでなく家族にとっても大切です。
妹よ、ありがとう
 姉妹ってありがたいね~。8月で94歳になる母は6月8日から肺炎のため入院中です。年齢が年齢だけにすぐに三重県に嫁いだ妹へ連絡を入れると翌日には夫婦で来てくれました。
 妹の旦那は10日間滞在、妹は仕事も忙しい中、約40日間の休みを取り母の看病に実家と病院の往復に頑張ってくれて本当に助かり感謝です。
 姉妹ってありがたいなぁ~と思いましたね~。お陰様で母親もだいぶ元気になり食欲も旺盛で先生方もびっくりです。
 退院したら母ちゃん大好きなカラオケ行こうね~。綺麗好きで部屋の模様替え大好きな妹、常に動きまわり実家も見違える程、綺麗に模様替えされて今年の旧盆は大掃除なしで軽く拭き掃除で済みそうです(笑)。
 妹よ、ありがとうね~感謝、感謝です。
 (南城市 TC)
(編コメ)困っているときに頼りになるのは家族。妹さんと姉さんの献身的介護でお母さんも間もなく退院できそうですね。聞くところによると、「兄弟」よりも「姉妹」が晩年まで仲良く過ごせるそうです。詳しい理由は分かりません。
新人ナースファイト
 学校を卒業して、臨床にて勤務し3カ月が経過しました。あっという間でした。私自身もですが、臨時雇用期間から正職員となりました。
 他の病院の新人ナースも正職員になった人が大勢いる事でしょう。おめでとうございます。患者さんにありがとうと言われ癒され、先輩Nからカツを入れられ凹む日々…。みんな私達を大きく成
長させる糧となっているのも事実です
ね…。
 さぁー新人ナース軍団!臨時から正職員となった今~これからが本当の戦いが始まるぜ!職場は違えど、心境は皆一緒。沖縄各地で働く新人ナースに幸あれ。
 がんばろー!
 (読谷村 三人の父NurseMan)
(編コメ)常に患者と接する看護師。肉体的精神的にもタフなお仕事です。正職員として採用され、「ほっとした」というところが本音でしょうか。これからが正念場です。
主人の手料理
 主人と一緒になって11年になります。お互い共働きなので、家事も育児も一緒にやります。おもに夕飯は、主人が担当してくれています。年々料理の腕もあがり、今では私にとって夕飯時が1日の楽しみです。
 仕事から帰ってきて主人の手料理を食べると疲れを忘れるくらい幸せです。料理に手抜きもなく、見た目も味も最高です。言葉で愛情表現が出来ない主人に
「言葉では無理だけど、態度で示してるつもり」と言われ主人の変わらない愛情に幸せを感じる毎日です。
 (宜野湾市 キラキラ)
(編コメ)夕飯がご主人の手料理ですか。キラキラさん幸せですね。家事、育児分担。本当の夫婦の共同作業ですね。態度も大切ですが、言葉で表すともっと愛情が深まると思います。
息子のひと言
 4歳の息子の発言、私を笑わせてくれたり色んな事を気付かせてくれたりします。
 最近、私の容姿が気になるらしく「ねぇ、ダイエットしたら~?ちょっと足短いよ」、「お母さん、この服で俺の幼稚園行くの?もっとかわいいのがいいんじゃない?早く着替えて!」など生意気な事ばかり言います。
 きっと、幼稚園でいろんなお母さんを見て私に言ってるんだろうなぁ。
 そんな息子が「お母さん、ちゅらって何?」と聞くので「美しい、キレイって意味だよ」と教えると、「じゃあお母さんもちゅらだね」と言ってくれました
(笑)
 いつもガミガミ怒ってばかりだけど「お母さんが一番好き。結婚しようね」と言ってくれています(いつまで言ってくれるかな?)
 息子の人生はまだ始まったばかり!うれしい事も悲しい事もたくさん知って、大きな人になってね!
 (浦添市 レキオファン)
(編コメ)4歳とはいえ、自分のお母さんのことが気になるのですね。これらもお母さんの愛情をいっぱい注いで下さい。
娘の無理な注文
 小学生の娘は、友達にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるとうらやましがります。というのも、娘は兄弟の中で一番年上で、いとこ達の中でもお姉ちゃん的な存在。きっと、お兄ちゃんやお姉ちゃんに甘えたいのでしょう。
 ところが先日娘が、「お母さん、お願いだからお姉ちゃん産んで!!」と、必死に頼んできたんです。私は、「何か日本語おかしい」と思いながら娘に「それをいうなら、妹産んで、でしょ~」と言い返したんです。でも、やっぱり娘の言う通り「お姉ちゃん」を産んでほしいそうです。
 妹なら、可能性があるかもしれませんが…さすがにあなたのお姉ちゃんは産めませ~ん!
 (うるま市 さち)
(編コメ)小学生のころは勉強やスポーツ、遊びなど何でもできる年上は「あこがれの存在」なのでしょうか。娘さんの気持ちも理解できますが、「お姉ちゃん」は難しいですよね。
>> [No.1373]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>