沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1361]

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「ワシントコポスト」2011年04月28日[No.1361]号

当たりまえの事
私は晴れた日に洗濯物を干すのが大好きです。青い空を見ながら、爽やかな風を感じると何とも言えない穏やかな気持ちになります。
でも、今この同じ空の下で地震や津波、液状化現象、原発事故など、大震災によって大変辛い思いをされている方々が沢山いるという現実に、胸が締め付けられます。
震災はいつどこで起こるかわかりません。今回の事でも自然の力が人間の想像をはるかに上回るものである事をまざまざと見せつけられました。
被災地から遠く離れた私達に出来る事には限りがありますが、今は、それぞれの出来る範囲で募金などの支援に参加したり、日頃から備えをしたり、当たり前に生活出来る事に感謝する事ではないでしょうか。

 (うるま市 晴子)
(編コメ)月並みな言葉ですが災いもなく何事もなく暮らしていることが幸せ。感謝の気持ちを持ち、謙虚であれば、争いもなく人にも優しくなれるのでは。
助け合いの心
最近、あちらこちらで募金箱を見かけます。ニュースでその募金箱が県内7カ所で盗難にあったと聞き、とても残念に思います。
そういう事をする人もいるんだと悲しくなります。
私も色々な所で募金箱を見かけたら 少しですが、募金をさせて貰ってます。しかしこんな所に募金箱?と思う事もあります!
レジから離れた袋詰めをするテーブルに無防備に置かれていたらそこではしません。
何故ならいつ盗難にあっても不思議じゃないからです! トイレに設置されたのを見かけた事もあります。明らかに怪しいです。もう少し配慮をお願いしたいものです。
ゆいまーる精神で、みんなでこれからも 協力したいですね!

 (糸満市 ごんきつね)
(編コメ)大震災で被災された人々のために設けられた募金箱。大勢の人から被災地復興や被災者支援に使ってほしいとの思いがたくさんの善意がつまった大切なお金です。募金をお願いする側もきちんと管理してほしいものです。
自分だけのマイバッグ
 週刊レキオに子供の手作りバッグが載っているのを見て、長男の話を思い出しました。幼稚園に入園の際に、当時大好きだったウルトラマン柄の手提げカバンを作りました。
体育着や水着を入れていつもお気に入りで使っていて使う頻度が高いからか3年生になった頃、端っこが破れて来ましたが自分でホツレを直して使い、小学校卒業まで使っていました。
「物を大切にするのは良いことだね」と褒めると、「大切にしたのは幼稚園の先生に『お母さんにカバン作ってもらって良かったねー上等さー』って言われうれしかったから」と言ってくれました。
先生の言葉のおかげで物を大切にする心ができとても良かったです。
 (南風原町 パプキン)
(編コメ)お金を出せば何でも買える時代に小学生がホツレを直し、それを大切に使うことは驚きです。家庭のしつけや母親の愛情、先生の教えが幼い子どもの心に刻まれていることでしょう。
念願の看護師に
ついに念願の看護師に。看護師を目指して30歳前半で進学を決意し予備校生活を含め、4年間。あっという間でした。看護師を目指してこれまでいろんな事がありましたが、全てがいい思い出ばかりでした。素晴らしい仲間や教員との出会いがあり、また学生実習で受け持たせてもらった患者様方との出会い。本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
去った2月20日に行われた、第100回看護師国家試験に私達沖縄看護専門学校17期生が挑み見事全員合格しました。本当にうれしかったです。これも私達を応援してくれた家族、教員、患者様そのご家族、実習先のスタッフのみなさんのおかげだと感謝しています。
これから医療者として患者様の手となり足となり頑張って行きます。
17期のみんな本当におめでとう。

 (読谷村 おもとっ子)
(編コメ)合格おめでとうございます。30歳を過ぎてから新しい道への挑戦。本当にすごいことだと思います。でもこれからが大変だと思います。「看護師」を目指した気持ちをいつまでも持ち続け、病気やけがで苦しんでいる患者の支えになって下さい。
そのときだけ…
新学期も始まって、子供たちも進級し、新しい先生やお友達に胸がワクワクして楽しそうですが、母親のわたしは、来週からスタートする家庭訪問に向けて、我が家の大そうじをはじめます。
年末の大そうじよりも気合が入り、いつもは、見て見ぬ振りをする庭まで掃除をするので、主人と子供たちは、家庭訪問のときだけきれいだよね?と言います。
 でも、この先子供たちも学校を卒業し家庭訪問がなくなってしまったら、この時期の大そうじもないかもしれないので、我が家にとって、家庭訪問は、大切な季節です…。

 (那覇市、一年に一度)
(編コメ)新しい先生との出会いは子どもだけでなく、親や家族にとっても重要なこと。1年間、お世話になる先生と気持ちよく付き合っていくためにもとても素晴らしいことです。
ささやかな結婚記念日
 今年の結婚記念日は、東日本大震災があったので少しでも多くの募金をしたい事もあり、いつもと違い、夕食時にお互い「ありがとうね これからもよろしくね」と感謝を言い合い、近所の新聞屋のおば様からいただいた菓子を夕食後のデザートとしてお菓子パーティーをしました。
 お菓子は買わない事に決め、思わぬいただき物に感謝でした。子どもたちも大喜び。本来なら外食でもしたかったのですが、被災者や避難所で生活し、今もなお不自由な生活をしている人々の事を考えると、私たちは恵まれ過ぎです。
 この機会に一人でも多くの人が心を一つにして何かできることを見つけ、皆で前進していけることを願っています。
 (浦添市 ハッピーママ)
(編コメ)一人ひとりの小さな思い、行動が大きな広がりにつながっていくことだと思います。被災者を勇気づけ、希望を与えます。
保育園ママデビュー
 4月1日、保育園ママデビューしました。入園式、私と8カ月の息子と初めての大行事。ドキドキでした。でも一番気にしているはパパです。
 「一人で大丈夫か? 一緒に行った方がいいなら仕事休むよ」なんて、笑っちゃいました。
 入園式、私は息子と離れるのが寂しくてうるうる……。息子はわかっていないのでニコニコ。その笑顔にまた胸がキューン。
友達ができるから息子の成長にプラスと、言い聞かせています。
 私も仕事に復帰します。これからの生活が想像つきません。
 先輩ママ、子育て仕事、家事がうまくいく裏ワザ教えて下さい。
(浦添市 保育園ママ)
(編コメ)だれでも最初の保育園は不安です。親が心配しているよりも子どもが、早く環境に慣れると思います。その分、家では愛情をいっぱい注いで下さい。
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