沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1360]

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「ワシントコポスト」2011年04月21日[No.1360]号

募金で被災者支援を
 3月11日に起きた東関東大震災の報道を見て、予想以上の被害の大きさにショックでテレビから目が離せません。
 行方不明や死者の数がどんどん増えていく中で、着の身着のまま逃げてきた被災地の方々の精神的、肉体的な苦痛を考えると胸がしめつけられます。
 現在、衣食住に不自由なく当たり前の生活をしている私達。その一方で自然現象とはいえ、予測不可能な環境の中にいる私達ですが、常に危機感をもって日々を過ごさなければいけないと感じました。
 今、テレビ報道での様子を見守ることしかできませんが、被災地の早い復興を切に願うと共に募金活動等があれば協力して少しでも役にたちたいです。
    (沖縄市 ぱんぷきん)
(編コメ)国民みんなで、被災者に必需品の物資や心ある温かい支援をしなければなりません。新聞も希望などを与える報道をしています。雨ニモマケズ、大震災にも負けず―。
子どもの自立を喜ぶ
 久しぶりに仕事が落ち着き、学校の休みに合わせ5連休して家族サービスをあれこれ計画していた夫です。
 連休3日め、「明日はどこに行きたい?お父さんと何して遊ぶ?」と、はりきっている父とは逆に、1年生の息子は「お父さんさ、そろそろお仕事行ったら? オレは早く友達とサッカーがしたい」と、予想もしなかった冷たい返事が…。
 父より友達…?と寂しげな表情の夫。末っ子で親と何処へでも必ずついてまわっていた子も最近は友達が増え、楽しそうです。
 子どもが小さいうちは一緒に遊ぶ事も体力的に大変ですが、だからこそ親子の時間を密に過ごせたら寂しい思いはしないのかな、と感じました。しかし親として子どもの自立は喜ぶべき事ですね!
    (沖縄市 花びら~)
(編コメ)どの子どもさんもたどる成長の過程。息子さんは大きくなりながら、スー(お父さん)に感謝し、話し相手にもなりますよ。
ハムスターで勘違い
 家にペットのハムスターがいます。私はハムスターが大の苦手で、飼うのをためらったんですが、子供達にお願いされ、渋々飼う事に。意外と可愛いく、世話していくうちに、私が仕事から帰ってくると、2本足で立ってお出迎え。
 「やっぱ世話してくれる人、分かるんだな~」って思い、ハムスターの世話。なぜか土・日は、なかなか顔出さず、無理に小屋を空け覗きます。どうしてって考えると、私の仕事が飲食関係で、仕込みをしてるので、野菜の匂いがしみついてるらしく、ハムスターは、鼻をヒクヒクさせてただけだったんです。
 私は道を歩いていても、犬や猫が時々寄ってくるので「あれ! こんなに動物に好かれてるんだ~」って思ってたのも実は食べ物だったのね、と勘違いが分かりました~。
     (宜野湾市 ブー部)
(編コメ)動物は嗅覚が発達しています。さわやかな匂いのブー部さんは動物からも好かれる良い人だと思います。さらにハムスターをかわいがって下さいよー。
お母さんの袖に…
 ある日、私の仕事が終わる頃、お母さんが待っていました。近付いていくと袖に何か付いていて…。確認するとなんと袖にメモした紙を2~3枚洗濯バサミで挟んでたんです。
 私に教えられお母さんもビックリ! 忘れないように近くに干してあったシャツに洗濯バサミでメモを付けていたら、そのメモが付いてる事を忘れ、普通に着て家から出てきたそうです。
 私が気付く前にお母さんは何人の人に袖を見られたのか…恥ずかしい。何年か前にも似たような事が。外出先から帰ってくると服に何か付いていて…。確認すると「MMMMMM」とMサイズを表示する長いシールが服に付いていたんです。今、思い出しても笑える話です。
    (那覇市 まぁちゃん)
(編コメ)あわてもののアンマー(お母さん)みたいですが、Lサイズみたいな心の広い方でしょう。笑い声の絶えないご家族ですね。
旅で知る、ゆったり感
 飛騨高山、白川郷と夢の様な3日間の旅行をしました。初のバスツアーはとてもよかったです。そして、あらためて沖縄は都会と…。
 テレビでまるで田舎の代表のように扱われているけど、とんでもないです。一昔前ニューヨークから来た甥っ子が「沖縄はニューヨークと似てる」と言っていたのが思い出されます。
 飛騨高山と言う言葉の響きにずっと憧れていた私は、行ってみて、ますます好きになりました。
 静の世界、白い世界の中になんだか温かさを感じました。なんなんだろう? 家々を囲む塀というものがまるでない、バスの中からも家の人々の暮らしが見え、お隣とのキョリがすごく近く感じます。
 外は静止画、その中に人々のゆっくりとした動きがファッーと温かさを放つ、そこには生き急いでない人々の姿がありました。
 沖縄に帰ってまた、慌ただしい日々の中にいる私、心だけはゆったりと生き急ぐ必要はない。たまには外から沖縄を、自分自身をみてみるのもいいものだね、と思いました。
  (那覇市 みぃとぅんだ)
(編コメ)旅で心が癒やされて、良い経験もされました。地域にそれぞれの良さがありますが、旅は郷土を見直すキッカケにもなります。
友の手作りプレゼント
 百日を過ぎた次男の出産祝いをしました。家族や友人、知人を招待し、たくさんの人が集まってくれました。
 それだけでも嬉しいのに、友人から思いがけないサプライズプレゼントがありました。
 それは、手作りのスタイです。友人とは、独身時代、よくお酒を飲んで”馬鹿“して遊んでいた中の一人なのですが、まさか手作りをしてくれるとは…と感激で胸がいっぱいに。Hちゃんが一生懸命作ってくれたスタイは息子と大切に使っていきます。ありがとう。
   (那覇市 ハンカチ王子)
(編コメ)ミルクを口から流しても温かいよだれかけで、よごれが少なくなります。ハンカチ王子さん、結婚前、良い”ノミニケーション“をしましたね。子育てしながら、さらに友人と交流を深めてください。
魚拓をとる夢あり
 ”釣り“というとボーッとしている時間が長いのに何が楽しいんだろう…?と疑問だった私です。でも機会あってやってみると、はまってしまいました。
 あのツンツンする感触、あの引いてる感じ…いい!(まだ小魚しか…)。いつの日か大きな魚を釣って魚拓をとることが私の夢です。
 とりあえず今は、みんなにお裾分けできるぐらいの大きさの魚を釣ってみたいです。休日の天気がすご~く気になる今日この頃です。
     (那覇市 チャオ)
(編コメ)夢のあるチャオさん、大きな魚を釣って魚拓をとり太公望になってね。これからも釣りの醍醐味を味わってくださーい。
私のウチナータイム
 生まれも育ちも沖縄ですが、ウチナータイムが好きではありませんでした。
 遊びに行く約束をしても結局1~2時間遅れで、遅れた人も急ぐ気が無いところがあまり好きではなかったです。急いでたけど遅刻なら許すけど、最初から間に合わせる気がないのはどうなんだろう、と思っていました。
 しかし先日、友達と現地集合で待ち合わせをしていたのにも関わらず道に迷ってしまい、1時間以上の遅刻。申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、普通に許してくれたので、ウチナータイムも悪いものじゃないな、と思いました。
 なるべく遅刻はしない方がいいのですが、遅刻する相手に対してももっと心に余裕を持った対応をしたいと思っています。
  (西原町 腹の上のポニョ)
(編コメ)時は金なり、ですので約束は守るべきですが、沖縄の交通渋滞、仕事の事情もあり、時には遅刻する時もあります。許しあうのがドゥシィ(友)の良いところですね。
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